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ANAとマイルのパパじゃない

マイレージ、ポイント、クレジットカード、ハワイ、飛行機なんかについての陸マイラーブログ

マイルは買うことができる バイマイルの有効性とマイル価値

最終更新日:2017年2月2日

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外資系のマイレージプログラムでは、マイルを直接購入可能なところがたくさんあります。たとえばデルタ航空なら1マイル=0.035ドル(1ドル120円として、4.2円)。為替相場によっても変動しますし、お得なバイマイルキャンペーンが定期的にあるので、米系エアのマイラーはだいたい1マイル=2〜3円くらいを目安にバイマイル( buy miles )をしているようです。

 

 

マイルの価値は自ら高められる

1マイルを2円や3円で買って元が取れるのでしょうか? これは、取得を予定している特典航空券の路線と搭乗クラス(エコノミーかビジネスクラスか)によります。国際線ビジネスクラスの特典航空券なら、1マイルの価値が3円を超えることもあるからです。計算してみましょう。

 

 航空券を購入する場合

東京ロンドン有償航空券

 

特典航空券を取得する場合

東京ロンドン特典航空券

 

2017年10月4日~11日の、羽田ーロンドンANAビジネスクラス航空券は約547,150円(諸税込み)です。これに対して、同路線の特典航空券はレギュラーシーズンなら90,000マイル+諸税37,150円。計算するとこうですね。

(547,150-37,150)÷90,000=5.66

つまり羽田ーロンドンのANAビジネスクラス特典航空券を取得すると、1マイルの価値を5.66円にすることができるということです。

 

この場合、1マイル=3円と比較的割高なバイマイルを行なったとしても、かかる費用は3×90,000=270,000。27万円と諸税3万7千円ですから、約30万円で済んでしまいます。

 

これならば、正規に航空券を買うより、1マイル=2〜3円で90,000マイルをバイマイルして、特典航空券を取得した方がずっとお得です。逆に言うと、マイル価値が2円を切るような路線、搭乗クラスの特典航空券を狙っているなら、バイマイルはしない方がいいということですね。国際線ビジネスクラスを狙うなら、まずもってマイル価値は2円を遥かに超えますから、この心配は要りません。

 

もちろん、有償航空券と違って、特典航空券は開放される座席の数に限りがありますから、必ず狙った日付で取れるわけではありません。しかし、日程の融通がきくなら、あるいは、ずっと先、たとえば355日先の航空券を格安で押さえたい、ということであれば、バイマイルは非常に有効なのです。

 

ハピタスのコスパ最強バイマイル

残念ながらANAやJALではこのバイマイル制度がありません。しかし、間接的には、マイルを購入する方法がいくつもあります。まず最初は、限界までコストを減らす方法です。ポイントサイトの100%還元商品を使います。例として、ハピタスを使ってみましょう。ハピタスの基本的な使い方は以下の記事に詳しく解説してあります。

 


ハピタスの「ショッピングでためる」から100%バックというリンクを表示します。

 

100%還元案件

 

獲得ポイント順にソートすると、青汁が一番に出てきます。

 

獲得ポイントの多い順でソート

 

商品価格が税抜3,800円。送料が500円。税込4,644円で4,104ポイントが貰えます。これはソラチカルートでマイル化すると、0.9倍に目減りするので、最終的には3,693マイルになります。この場合1マイル購入にかかったコストは、

4,644÷3,693=1.26

1マイルを1.26円で買えた計算です。ここまでで既に1マイル=2円を切っていますから、バイマイルとしては充分合格なんですが、どうせ青汁なんて飲まないんですから、これは売っちゃいましょう。ヤフオクでふるさと青汁30包(+おまけ14包)を出品すれば、最低でも2,000円で売れます。うまくすれば3,000円くらいまで値が上がることもあります。

 

ふるさと青汁のオークション相場

 

もしもヤフオク相場としては最低の2,000円で売れたとしても、実質購入価格は4,644-2,000=2,644円となり、この場合は1マイルを0.72円で買えたことになります。バイマイルとしては文句のつけようがない成績です。1%還元のクレジットカード決済だけで貯めようと思ったら37万円も決済しなければ貯まらないマイルが、たったの2,646円で手に入ったのですから。ただし、この方法にはデメリットも多いんです。

 

  • 100%還元商品は初回限定の案件ばかりなので、同じ商品を何度も繰り返すことができない
  • 1万円以下の低額商品が多いので、大量マイルを獲得するにはいくつも案件をこなさないといけない。
  • 目減りの少ないソラチカルートを使う場合、最終的なマイル移行完了までにとんでもなく時間がかかる。最短でも120日。最長で180日。
  • 商品購入はどうしても怪しげな通販業者に個人情報が渡るので、購入後、自宅に郵送されてくるダイレクトメールが鬱陶しい。

 

ドットマネーモールで大量バイマイル

これを踏まえて、今度はドットマネー(スマホ版)の「大量」「即時」案件での間接バイマイルを見てみましょう。なるべく短期間で、一気に大量マイルを間接購入する方法です。

 


ドットマネーに登録したら、スマホで「ドットマネーモール」を閲覧してみてください。

 

ドットマネーの高額スマホ案件

 

画面右下の「広告サービス」をタップし、画面を下の方にスクロールしていくと、「タイムセール」というものが現れます。この案件を利用(月額課金コンテンツを購入)すると、軒並み30,000マネーを超える還元がもらえます。

 

ドットマネーの1マネーは1円の計算です。

 

ドットマネーの高額スマホ案件

 

たとえばこの案件。月額5万円(税抜)の月額会員登録をすれば、50,220マネー(50,220円相当)が即時もらえます。即時ですよ。ドットマネーはソラチカルートでANAマイルに交換することもできますし、銀行振込で現金化することもできます。

 

「こんな馬鹿な話があるの!?」とお思いかもしれませんが、これは「解約のし忘れ」を狙ったコンテンツなのです。月額会員登録した人のうち、必ず何人かは解約をし忘れ、翌月に再び5万円(税抜)を課金されてしまうんですね。そういったうっかりさんを狙い撃ちしているんです。

 

しかし陸マイラーにはそんなうっかりさんはいません。必ず解約し、50,220マネーだけをいただくわけです。コンテンツの内容などこの際関係ありません。ただ、マイルが買えればいいわけですから。

 

さて、50,220マネーはソラチカルートで0.9倍に目減りし、45,198ANAマイルに交換することができます。

54,000÷45,198=1.19

1マイルをなんと1.19円で購入することができました。先ほどの青汁をヤフオクに出さないケースより優秀な成績です。ハピタスと比較してみましょう。

 

  • 初回限定ではない。
  • 数万円レベルの高額案件があるので、大量マイルを買いやすい。逆に言うとキャッシュアウトは大きくなる。
  • マイル移行にかかる日数はソラチカルートを使ってもハピタスより大幅に減らせる。最短で60日ほど。最長で120日。
  • 個人情報が業者に渡るのは同じだが、ネットで完結するので、捨てメアド、捨てクレカで登録すれば実害はそれほどない。
  • 解約を忘れると毎月超高額の課金がある
 
ドットマネーのスマホ案件は解約リスクが非常に高いのがネックです。解約のし忘れには注意してください。 
 
また、ドットマネーはJALマイルに0.52倍で交換することもできますから、このバイマイルはJALマイラーにとっても非常に有効な手法です。
 

バイマイルの期間を短縮する方法

さて、ここまで読んできて「そもそもバイマイルをする時って、切羽詰まっていて、マイル移行に60日も待っていられないんじゃない?」と思われたんじゃないでしょうか。確かにそうです。
 
「たとえ高くついてもいいから、一刻も早くANAマイルを買いたい! そうしないと特典航空券の取得が間に合わない!」という人は、ソラチカルートの代わりにnanacoルートを使えば、移行日数を50日ほど短縮することができます。
 

交換日数の短いnanacoルート

 
最短9日でANAマイル移行が完了します。その代わり、移行率はソラチカルートの0.9倍よりさらに目減りして0.5倍になってしまいます。それでも1マイル=2円での購入という計算になりますから、米系エアのバイマイルと同レベル。狙っている特典航空券のマイル価値が2円を大幅に超えているなら、最後の手段としては大いにアリだと思います。もちろんこのnanacoルートはハピタスの100%還元案件でも使えます。(その場合は限界まで費用を減らすという先ほどの目的からはズレますが)

 

バイマイルは最後の手段

ここまで、ANAマイラーにおける間接的バイマイルの具体例を2つ紹介しました。他にも無数にあります。要は「獲得マイル総数」「バイマイル単価」「移行日数」「移行率」「個人情報リスク」「簡便さ」等を考慮して、自分にとって最もバランスがいい方法を編み出せばいいのです。
 
しかし、いずれにしてもバイマイルは最後の手段。陸マイラーたるもの、一切お金は使わずに大量マイルを手に入れたいものです。
 

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