ANAとマイルのパパじゃない

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羽田発成田着ハワイのメリットと特典航空券の押さえ方

パッケージツアーでハワイに行くと、発着空港が同じというのが基本になります。羽田を発ったなら羽田に着くし、成田なら成田です。でも最近、「羽田発、成田着でハワイに行きたい」という要望が増えてるんだそうです。

 

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実際JTBは既に動き出していて、11月からの羽田発成田着ハワイパッケージツアーを売り出しています。いったい何が魅力なんでしょうか? 探ってみましょう。

羽田着は夜22時なので体力的につらい

上図で示されている通り、成田着だとANAは15時到着なので、乗り継ぎで地方に帰る人や、翌日から仕事がある人にとっては、夜22時の羽田着より都合がいいんですね。
 
確かに、羽田に22時着では、都内の人でも自宅に帰れるのは23時過ぎという感じになりますから、多くの人は体を休めるために、帰国日の翌日にも休みをとっているんじゃないでしょうか。これはかなり無駄な感じがします。
 

羽田発成田着ならハワイ滞在を無理なく最大限にできる

極端な例ですが、たとえば土日休みのサラリーマンが、2015年11月9日(月)~13日(金)まで5日間有休が取れるとしましょう。カレンダーを見てください。
 

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 9日から13日まで月金で休めるということは、当然前後に土日があるので、9連休ということになります。この場合、6日金曜日の仕事終わりに羽田発でハワイに行き、14日にホノルルを発って15日昼の成田着にすれば、9連休でも8泊10日という旅程が組めるんです。
 
羽田発着の場合は、翌日がつらいので帰国便を1日早めて13日ホノルル発、14日羽田着となり、7泊9日しか実質できません。
 
成田発着の場合、逆に仕事帰りに行くということができませんから、7日土曜日の出発になり、こちらも7泊9日です。
 

マイル特典航空券なら羽田成田の組み合わせが自由自在

東京ーホノルルのマイル特典航空券は非常に人気のある路線なので、可能な限り早く押さえる必要があります。できれば355日前、特典解放されたその日の内に押さえてしまうのがベストですね。
 
その場合、特典解放日に往路復路を同日にして発券してしまうのがセオリーです。その後、本来の復路希望日が解放される日に、復路の変更手続きを行います。
 
復路変更のとき、元々は羽田着だったものを成田着にすることも可能なので、変更までの数日間、羽田発着のままにするか、羽田発成田着にするかをたっぷり吟味できます。
 
ちなみに東京(羽田・成田)からホノルルまでの特典航空券に必要なマイル数は以下の通り。レギュラーシーズンのエコノミークラス(Yクラス)が4万マイル。ビジネスクラス(Cクラス)が6万5千マイルです。
 
日本⇔ハワイ ローレギュラーハイ
エコノミー 35,000 40,000 43,000
ビジネス 60,000 65,000 68,000
 

羽田発成田着唯一の弱点

羽田発成田着の唯一と言っていいデメリットは、「マイカーで空港に行き、旅行中は空港駐車場に車を置きっぱなしにする」という方法が使えないことです。こればっかりは仕方ありません。
 
せっかくのハワイ旅行ですから、体への負担は最小限にするにしても、できるだけ滞在時間は延ばしたいものです。まだまだパッケージツアーでは少ない羽田発成田着というフライトも、マイルによる特典航空券なら自在に組めます。じっくり検討してみてください。
 

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