ANA Reproduced goodsのコーナーにおいて、B777のシートベルトバックルを再利用して作られたボディバッグが、先日数量限定200個で発売されました。
ボディバッグはサイトの商品ラインナップから消えているので、どうやらすぐに完売したようですね。ガチの航空ファンがいかに多いかということを実感します。
現在、Reproduced goodsではB767-300の操縦桿を767,000円(!)で抽選販売していますが、これも売れてしまうんでしょうねー。恐ろしい。
ボディバッグ開封の儀
予約購入しておいたボディバッグの方が家に届いたので、商品レビューを少し。
箱も中身も異常に軽いです。思っていたよりもかなり小さい造りでした。「ペラペラ」という感じです。
ボディバッグというより、「ポーチ」と言った方がぴったりくるような外観。ナイロン生地の厚みもあまりなく、実際触ってみるとさらにペラペラ感があります。
裏側というか、体に当たる側です。メッシュ生地で蒸れないようにしてあるところはいい感じですね。そして、なんといってもこの見慣れたバックル。たまりません。無意味にカチカチ付け外しをしてしまいました。というか、全部のボディバッグがこのバックルを装備するべきなんじゃないかというくらいしっくりきます。
細かい傷が結構入っていますが、恐らく機内で使われたモノではなく、ストック部品だと思われます。機内で使っていたらもっと傷だらけですよね。
内側ポケットは、これまたペラッペラのナイロン生地一枚で仕切られたひとつだけ。お世辞にも使い勝手が良さそうとは言えない感じです。
あくまでもコレクターアイテム
実際にワンショルダーで身に着けてみたんですけど、見た目的にかなり切ない感じです(笑)。もうちょっと大ぶりな造りだったらかっこつくかなと思うんですが、スクウェアなデザインとこの小ささがどうにもミスマッチでつらいです。ウェストバッグとして身に着ければ少しはマシかなと思ったんですが、こちらはさらに切ない感じになりました(笑)。
それにしてももったいない。バックル部分は本当にいいんですよ。ストラップを切って、バックルだけ取り外し、吉田カバンにお願いしてポーターのタンカーウェストバッグに付け替えたら最高だと思うんですけどね……。今のままの状態で身に着けるのはかなりな危険行為と思われたので、そっとビニール袋に戻しておきました(笑)。
ちなみにこちらはB787のシートベルトバックルを再利用したワンショルダー。以前発売されて即完売となったものです。これとほぼ同じ形のモノが、B747版でも作られたことがあります。ワンショルダーは見た目ぎりぎりでアリな感じがしますが、今回のボディバッグはちょっと残念な感じになりましたね。でもいいのです。持ってることに意味があるのです(笑)。