読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ANAとマイルのパパじゃない

マイレージ、ポイント、クレジットカード、ハワイ、飛行機なんかについての陸マイラーブログ

2017年JAL初日の出・初富士フライトに乗ってきた!

エアライン コラム

機内に射し込む初日の出の朝日

 

新年明けましておめでとうございます。修行僧たるもの、一日たりとも休む暇などありません。日々是修行。というわけで、新年早々一発目のフライトに行ってきました。初日の出フライトです。

 

今回は写真たっぷりでお届けします。

 

初日の出フライトとは

毎年恒例となっている初日の出フライトは、元旦の日の出前に出発し、初日の出を見て、初富士を見て、出発空港に戻ってくるというものです。ANAとJAL、それにバニラエアなんかもやっているんですね。

 

ANAの2017年初日の出フライト

ANA17回目となる、2017年初日の出フライトは羽田空港発と中部空港発の二つがありました。

 

  • 羽田空港発着
  • B777-200ER型機国際線仕様機(223席:ビジネス70席、プレミアムエコノミー36席、エコノミー117席)。
  • プレミアムエコノミーとエコノミーのみ販売し、プレミアムエコノミーをプレミアム席、エコノミーを普通席として扱う。
  • プレミアムAコース(プレエコ窓際含む 2名 110,000円
  • プレミアムBコース(プレエコ窓際含まない2名 70,000円
  • 普通席Aコース(窓際含む2名 90,000円
  • 普通席Bコース(窓際含まない2名 60,000円

 

  • 中部空港発着
  • B737-800の国内線仕様機(166席:プレミアム8席、普通席158席)
  • 普通席のみ。
  • 普通席利用(窓際含む2名 88,000円

 

いや、それにしてもお値段が高い! 窓際を含まない真ん中席でも2名で最低60,000円。プレエコの窓際含む2名だと110,000円です。せっかくの初日の出ですから、やはり窓際にしたいところ。でもちょっと二の足踏んでしまう値段ですよね。

 

しかし、心配は要りません。迷ってる暇もなく、発売とほぼ同時に売り切れますから(笑)。この値段をポンと出せるスキモノたちによる熾烈な争奪戦が毎年繰り広げられるのです。すごいですねー。

 

ANAの機材はせっかくの国際線仕様なのに、プレエコ止まりなのが気になります。なんでビジネスクラスは開放しないんでしょうか。見にくいのかな。

 

JALの2017年初日の出フライト

JALはANAより初日の出フライトの歴史が浅く、羽田が8回目、成田が9回目となります。

 

  • 羽田発着
  • B777-200型機の国内線仕様機
  • ファーストクラス 窓側含む2名 140,000円
  • ファーストクラス 窓側含まない2名 100,000円
  • クラスJ 窓側含む2名 100,000円
  • クラスJ 窓側含まない1名 35,000円  
  • 普通席 窓側含む2名 83,000円 窓側含む3名 111,000円
  • 普通席 窓側を含まない中央席か窓側列の通路側席 1名 28,000円
  • 普通席 翼上席窓側2名 81,000円 翼上席窓側3名 108,000円
  • 普通席 翼上窓側を含まない中央席か窓側列の通路側席 1名 27,000円

 

  • 成田発着
  • B787-9型機の国際線仕様機「JALスカイスイート787」。ビジネスクラスはJALマイレージバンク(JMB)会員限定販売。プレミアムエコノミー、エコノミーは会員以外も購入可。
  • ビジネスクラス 窓側含む2名 110,000円
  • ビジネスクラス 窓側含まない1名 43,000円  
  • プレミアムエコノミー 窓側含む2名 90,000円
  • プレミアムエコノミー 窓際含まない1名 35,000円
  • エコノミー 窓側含む2名 78,000円
  • エコノミー 窓側を含まない1名 25,000円

 

JALもお値段の高さでは負けていませんが、シートの豪華さではANAより一段上という感じがしますね。特筆すべきは成田発着の初日の出フライトの方です。B787-9の国際線仕様機、JALスカイスイート787で、ビジネスクラスが開放されます。フルフラット機材ですよ! と言っても、せっかくの初日の出を前に眠るわけがありませんから、フルフラットでもあんまり意味ありませんが。

 

羽田の国内線仕様機も、ファーストクラスがあるのがいいですね。JAL国内線ファーストクラスには2016年に何回も乗りましたが、本当に快適です。

 

初日の出フライトは予約ができたらラッキー

2017年初日の出フライトの場合、予約開始はそれぞれ、ANA羽田発着が2016年11月16日10時、中部発着が11月17日10時、JAL羽田発着が11月16日10時半、成田発着が11月17日10時半となっていました。抽選ではなく、電話予約の早い者勝ちです。

 

予約開始日がもろにかぶるんですよね……。「ANAかJAL、どっちかに絞って電話しないとダメかな……」と思いますでしょ? それは違います。

 

もしもあなたが初日の出フライトを狙っているのなら、チャンスは予約開始時間直後のワンコールしかありません。1発目の電話で繋がらなかったら、あとはいくらリダイアルしてもほぼ無理です。あきらめてください。

 

ANAとJALでは予約開始時間が30分ズレていますから、どちらかを狙うのではなく、両方に1回ずつチャンスがあると思っていいんです。

 

もちろん私も、11月16日10時にまずANA羽田を狙い、10時半にJAL羽田を狙いました。どちらも玉砕。全く電話が繋がりません。翌17日、「中部空港まで行くのが大変だな……」と思いつつANA中部を狙い、玉砕。

 

もう無理か……。初日の出フライトは選ばれし者しか乗れないわけか……。と思いつつ、17日10時半きっかりにJAL成田にコール。ここで奇跡が起きました。まさかの1発目で繋がったんです。思わずジャルパックのオペレーターさんに「え!? 繋がったんですか?」とわけのわからないことを言ってしまったくらい舞い上がりました。私、普段はANA派ですが、今回はJALさんにお世話になります。

 

このフライトは、ジャルパックの「旅行商品」という扱いになります。また、特別なフライトなため、マイルやFLY ONポイントは付与されません。純粋に初日の出と初富士だけを楽しむものとなります。

 

    • 出発日 : 2017年1月1日
    • 出発地 : 東京(成田国際空港)
    • 食事 : 朝食付き(おせち風弁当)
    • 募集定員 : 180名(最少催行140名)
    • 添乗員 : 同行いたしませんが、現地係員がご案内いたします

     

    初日の出フライトで使われたE71 JAL SKY SUITE 787

     

    予定されていた飛行経路

     

今回私が乗った成田発着のJAL初日の出フライトの概要、機材、予定航路。実は、航路は予定通りとはなりませんでした。

 

2017年JAL初日の出・初富士フライト当日

空港集合及びチェックインは朝4時半~5時の間に行なわれました。私の家から成田空港までは約1時間かかるので、余裕をもって3時には家を出発しなくてはいけません。そのため、12月31日は19時に寝ました(笑)。大晦日の夜にテレビを一切見ないとか、生まれて初めてじゃないかと思います。しかも30日から31日にかけては大阪に飛んでいたので、寝る時以外、全く切れ目無くフライトしていたという感じです。

 

晴れ着姿のJAL職員さんと記念撮影

 

ドーン。成田空港第2ターミナル国内線チェックインカウンターの前には、振り袖姿のCAさん? GSさん? がいらっしゃいました。記念撮影させていただけます。この方も含め、初日の出フライトにはJAL職員の方がすごい人数乗り合わせます。

 

初日の出フライトのチェックインカウンター

 

カウンターは一応普通席とビジネスクラスで分けられていました。乗客の数がそれほど多くないので、並びはしましたが、あっという間にチェックインが終わります。

 

初日の出フライトの保安検査場

 

保安検査も普通に受けますよー。初日の出フライトでは預け荷物は受け付けていません。全員手荷物のみですね。

 

JL2911便は平成29年1月1日を意味していた

 

JL2911便。平成29年1月1日の特別便ってことですね。ちなみに羽田発着の方は1711便だったそうです。2017年1月1日ってことですね。

 

I搭乗口から

 

I搭乗口から乗ります。搭乗開始は5時半。出発は5時45分。搭乗開始10分前くらいから、もう1番乗り目指して並ぶ人が現れました。出遅れちゃった。

 

搭乗口付近には記念撮影ブースも

 

搭乗口付近にも記念撮影のブースが設けられ、搭乗前にはジャルパックの社長さん? から挨拶の言葉がありました。なんかやっぱり、特別感があふれてますね。こちらの気分もアガってきます!

 

記念の手書きカード

 

搭乗直前に記念の手書きカードもいただきました。日本航空地上係員の皆さんにとっても素敵な1年でありますように!

 

ゲートの係員さんも笑顔

 

ゲート入りまーす! たくさんのJAL職員の方々から、何回挨拶を受けたかわかりません。思わずこっちも笑顔になっちゃいますね。

 

ボーディングブリッジ手前でお弁当をもらえます

 

ボーディングブリッジの手前には、はっぴを着たJAL職員さん。ここでお弁当を受け取ります。なんか引き出物みたいな雰囲気で、これがいい。機内で配られるよりこの方がいい!

 

ベテランCAさんが満面の笑顔でお出迎え

 

めっちゃ笑顔! あけましておめでとうございます! お邪魔します!

 

初めてのJAL SKY SUITE 787

JAL SKY SUITE787の機内

 

これがJALのSKY SUITE。全席通路側という形ではなく、窓側に並んだ2席が少しズレていて、フルフラットにしても、隣の人の足を跨がずに窓側から通路に出られるような形になっています。

 

全席通路側ではない

 

窓側席に座って前を向いたところ。上の写真ではパーティションを全開にしているので、通路側席のモニターまで見られます。トイレに行くときは、モニタとモニタの間に見える狭いところを通って通路に出られます。

 

パーティションを閉じたところ

パーティションを電動で開閉できる

 

パーティションはこんな感じで電動で下げることができます。これいいですねー。ANAのビジネススタッガードだと、2人連れの場合全然しゃべることができませんが、JAL SKY SUITEはパーティションを下げればとても話しやすいです。少し前後にズレてはいますけど。

 

パーティション全開なら隣席との会話も可能

 

パーティション全開状態。これくらいのズレなら問題ないですよね。

 

JAL6代目のCAさんの制服

 

CAさんの制服は、初代、4代、6代目のものがそろい踏み。上の写真は1980年代の有名なTVドラマ『スチュワーデス物語』でも使用された、森英恵さんデザインの6代目の制服ですね。古めかしいところが逆にとてもかわいいです。

 

暗いなか、出発

 

それではいよいよ出発。気分アガりまくりです。

 

初日の出フライトのお弁当

離陸後、ベルト着用サインが消えると、通常はCAさんが機内食を運んできてくれるわけですが、今回の場合、既に乗客にはお弁当が手渡されています。これね、ちょっとどうすればいいのかわからないんですよね。食べるタイミングがわからない(笑)。

 

「もうみんな食べ始めてるかな? 初日の出の瞬間に食べてると困るよな……。日の出を見てから食べた方がいいのかな……」と、周りをきょろきょろ探ってみるんですが、周りの人もみんな同じようにきょろきょろしてタイミングをうかがってるんですよ(笑)。

 

ええい、ままよ。と、食べ始めたら、周りも一斉にお弁当を広げ始めました。

 

配られた日本酒

日本酒のラベルも特別仕様

 

まずは日本酒。ちゃんと初日の出・初富士フライトご搭乗記念と書かれてます。もちろん升で飲んでみたんですが、なんか、造りがイマイチで下から漏れてきました(笑)。仕方ないので瓶からラッパ飲みに移行。細かいことは気にしない!

 

お弁当のお品書き

機内で食べたおせち風お弁当

 

お正月っぽいお弁当です。紅白なます いくら 柚子、伊達巻、紅白かまぼこ、栗きんとん、黒豆蜜煮、海老旨煮、昆布巻、数の子、じゃがいも松見立て、スケソウダラ黄身焼き、酢取りレンコン、牛照り焼き、南天、ごまめ(田作り)、煮物、ちらし寿司にはJAL鶴大根。

 

シャンパンも供された

 

さらに、シャンパンも出ました。プラカップがちょっと切ないですけど(笑)。

 

食べ始めた時点で「日の出まであと15分です」という機長からのアナウンスがあったため、優雅に、という感じでもなく、素早く食べました。それでもやはり、空の上で、新年のお祝いの食事というのはいいものですね。満ち足りました。

 

初日の出

予定変更された実際の飛行経路

 

銚子沖から日の出を見る予定だったのが変更され、館山付近をぐるぐる旋回しながら日の出を待ちます。ちなみにJAL羽田発着の方は最初から富士山方面に向かい、南アルプス上空から富士山越しにご来光を見ることができて魅力的なんですが、成田発着にもそれに負けないアドバンテージがあります。

 

日本で最も日の出の時間が早いのは、千葉県銚子近辺なんですよ。なので、富士山方面に向かった羽田便より、約7分間ほど早く、成田便の方が先に初日の出を見ることができたんです。機内アナウンスで機長さんが力強く「こちらの方が早いんです!」と力説してくれていましたから間違いないでしょう。この機に乗った私たちが、日本で一番早く、一番高い場所から初日の出を見られたのです。やったね!

 

他にも、普段の定期便ではまず聞けない珍しい機内アナウンスがありました。

 

「今回、燃料はドラム缶100本分の2万リットルを搭載しており、3時間30分飛行可能です」

 

へー!!!

 

「ちなみにJAL最長路線となる成田-ニューヨーク線(約1万1000km)ではドラム缶500本分、10万リットルの燃料を搭載しています」

 

ほーーー!!!

 

「左手にはベイブリッジが横浜ベイブリッジが見えてまいります」

 

えー! どこどこ?

 

そんな楽しい機内アナウンスを聞きながら、美味しいお弁当を食べていると、いよいよ初日の出の時間がやってきました。雲が少し厚かったため、予定時刻より10分ほど遅めでしたね。いずれにしても、地上がどんな悪天候であっても、雲の上の飛行機からは100%初日の出が見られます。また、左右両方の窓から見られるように、千葉県館山市上空をしばらくの間、ぐるぐると旋回してくれます。

 

地上5,500メートルからの初日の出。生まれて初めて見る光景です。

 

うっすらと明るくなってきた雲海

雲海から日の出が………

初日の出の光が機内に射し込む

太陽!

旋回しながら初日の出を待つ

2017年初日の出!

太陽万歳!

 

何も言いますまい……。

 

初日の出を拝んだ後は富士山へ

搭乗証明書

搭乗証明書に載っていた機長さんの挨拶

 

搭乗証明書というものももらえます。機長と副操縦士さんの言葉が書かれているので、もう何ヶ月も前からこの便に乗ることが決まっていたということですよね。機長さんにとってもやはり初日の出フライトは特別な感慨があるんでしょうか。

 

紅白まんじゅう

 

成田空港NAAと、JALの紅白まんじゅう。さすがにお腹いっぱいで食べられません。結構大きめですし。お土産にして持ち帰りました。

 

朝靄にかすむ初富士

 

必ず見られる初日の出と違い、富士山は雲で覆われていたら見ることができません。2016年SFC修行の羽田-那覇線で幾度となく見てきた富士山ですが、やはりお正月の初富士は別格。この日は少し朝靄でかすんでいましたが、それもまたよし。見られるだけでラッキーです。

 

富士山の南を西に通り過ぎ、逆側の窓からも見られるように、Uターンして伊豆諸島方面へと飛びます。

 

太平洋上の雲海

 

朝の雲海のきれいなこと……。目の覚める光景です。

 

九十九里浜から成田へ

 

富士山を見た後は、伊豆諸島からぐるっと回り込むように九十九里の上を通り、成田に戻ります。この間、機内では旅行券などが当たる抽選会が行なわれました。座席番号で当選が決まるので、ドキドキしながら抽選発表を聞いていたんですが、さすがに当たりませんでしたね(笑)。

 

また、たくさん乗り合わせているJAL職員の方々が、「お写真撮りましょうか?」などとあれこれ世話を焼いてくれます。乗客も職員も全員が笑顔。とても幸せな時間でした。

 

成田空港を離陸したのがちょうど6時。着陸は8時頃。こうして成田発JL2911便「初日の出 初富士フライトは」正味2時間の飛行を終えました。

 

初日の出フライトは最高だった

私、実はフライトとか関係なく、初日の出自体をちゃんと見たのが生まれて初めてだったんですよね……。いやー、本当に感動しました。ただ太陽の光を浴びただけなのに、なんかうるうるこみあげるものがあるんですよ。なんなんですかこれ。怖い。逆に怖い。太陽ヤバい。

 

お値段はかなり高いですけど、それに見合う価値を感じました。大満足です。なんとか来年もチケット争奪戦を勝ち抜いて、もう一度初日の出フライト、乗ってみたいと思いました。

 

関連記事