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ポイントサイトより高還元なマイボンバーの本人アフィリエイトでマイルを貯める方法

最終更新日:2018年2月6日

本人アフィリエイト

 

大量マイルはポイントサイトを利用して貯める」。当ブログをお読みの皆さんなら全員この新常識はご存知ですよね。しかし、ポイントサイトには若干の弱点があることも確か。

 

この記事ではポイントサイトとASPの役割を解説し、ポイントサイトの弱点を補う、新たなマイルの貯め方、「本人アフィリエイト」というものをご紹介します。

 

 

ポイントサイト利用の弱点とは何か

ポイントサイトでは、どういう仕組みによって、ユーザーの皆さんにあれほどたくさんのポイントを与えることができているのでしょうか? これに関しては詳しく解説した記事が既にあります。

 


上記記事で最も重要なことは、図にすると以下のようになります。

 

広告費の流れ

 

何を表しているかもうおわかりですよね? これは「新規顧客を欲しがっている企業(広告主)の広告費の流れ」を表した図です。ASPというのは、Affiliate Service Providerの略で、ネット広告代理店のことです。

 

企業が1,000万円の広告費を出す。ASPが1,000万円を受け取り、自社の利益200万円を抜いて、残りの800万円をポイントサイトに渡す。ポイントサイトは自社の利益200万円を抜いて、残りの600万円を、広告利用してくれたユーザー1人あたり1万円、600人に渡す。企業は600人の新規顧客を獲得する。

 

こうして、ユーザーは1万円分のポイントを受取るわけです。言い方は悪いですが、ちょっとずつ中間業者に中抜きされながら、広告費の一部がユーザーにまで渡るというのが、ポイントサイトの仕組みです。

 

これ、考えればすぐわかることですが、もしも広告主とポイントサイトが直接取引をして、ASPが間に入っていなかったとしたら、ユーザーに渡る金額はもっと大きくなっていたかもしれませんよね?

 

しかし実際にはASPは、ネット広告において非常に重要な役割を担っています。ASPなくしてネット広告というものは成り立ちません。ゆえに、広告主とポイントサイトが直接取引をするということもまずありません。

 

つまり、ユーザー側から見たポイントサイト利用の弱点とは、ASPという中間業者の存在です。ユーザーにとっては、中間業者は少なければ少ないほど還元額が大きくなるわけですから。

 

ASPの弱点とは何か

ASPの広告出稿先は、もちろんポイントサイトだけではありません。大手ネットメディアや個人ブロガー、個人アフィリエイターの方がむしろ主要取引先と言えるかもしれません。

 

アフィリエイトの仕組みはご存知ですよね? アフィリエイトとは、自身のメディア(ブログやWEBサイト)に様々な広告を掲載することによって、商品やサービスを紹介し、成果に応じて報酬を受けとるシステムのことです。この場合、お金の流れは先の図に倣うと、以下のようになります。

 

アフィリエイトのお金の流れ

 

ポイントサイトの場合、各段階で中抜きされながら、末端のユーザーにまで広告費の一部が流れていきましたが、通常のアフィリエイトの場合、広告費はブロガーやアフィリエイターまでしか届かず、末端ユーザーが広告費の一部を手にすることはありません

 

ブロガーやアフィリエイターは、お金を渡す代わりに、ユーザーに対して価値ある商品やサービスの情報を提供し、ユーザーの購買行動の手助けをしているわけです。世の中にはアフィリエイターを毛嫌いしている人がいますが、とてつもない労力をかけて、ユーザーの役に立つ情報を、わかりやすくまとめあげているアフィリエイターもたくさんいます。

 

こんな風に言い換えることができるかもしれません。

 

ポイントサイトとは、価値ある情報をユーザーに提供する代わりに、もっと直接的でわかりやすい、ポイントという金銭的メリットをユーザーに提供しているアフィリエイターの一形態に過ぎないと。ポイントサイトは、とてつもなくパワフルな巨大アフィリエイターとも言えるのです。

 

ちなみに当ブログ『ANAとマイルのパパじゃない』では、唯一、Amazonで購入できる商品だけはAmazonアソシエイトを利用していますが(利用している記事も非常に少ないですが……)、いわゆる通常のアフィリエイトというものは全く行なっていません。クレジットカードのアフィリエイトリンクも一切ナシです。なぜか?

 

通常のアフィリエイトにおいても、実際には読者は、情報価値というものを受け取っています。しかし読者は、アフィリエイトブログを読むことによっては金銭的メリットを感じられません。情報価値よりも、直接的な金銭的メリットが欲しいという人の方が、現状ではまだまだ多いと私が判断しているということです。

 

ポイントサイトの利用なら、ユーザー(読者)にも大きな金銭的メリットがあります。だから、当ブログではカードアフィリエイトを利用せず、ポイントサイトの案件を紹介しているのです。同じカードを発行するのなら、お金がもらえないより、もらえた方が嬉しいですよね? 単純な話です。

 

話が脱線しましたが、ASPの弱点というものを考えると、これは「ブロガーやアフィリエイター、ポイントサイトなど、メディアなくしては全く仕事にならない」ということになるでしょう。多数の末端ユーザーとは直接やり取りができないため、メディアに依存するしかありません。ユーザー側から見ると、自身がメディアを持っていない限り、ASPとの直接取引はできない(ポイントサイトという中間業者を通すしかない)ということが弱点として映ります。

 

双方の弱点を打ち消す本人アフィリエイトとは何か

通常、アフィリエイターは、価値ある情報を提供することによって、ユーザー(読者)のサービス利用や商品の購買行動を引き出すのが仕事です。アフィリエイトとは成果報酬型広告のことですから、結局のところ、ユーザー(読者)が、サービスを利用したり商品を買ってくれたりしなければ、1円も報酬は発生しません。

 

ただし、例外として、「本人アフィリエイト」というものがあります。これは別名「自己アフィリエイト」や「セルフバック」とも言われます。セルフバックという用語は、日本最大級のASPである『A8.net』の登録商標ですから、本人アフィリエイト、略して本人アフィという一般的な用語で話を先に進めましょう。

 

本人アフィとは、ユーザー(読者)ではなく、その広告をメディアに掲載している本人(ブロガーやアフィリエイター)自身が、サービスの利用や商品の購入をして、アフィリエイト報酬を得ることを言います。ちょっとわかりづらいですか? アフィリエイトの自作自演みたいなことです。自作自演ではあるものの、ASPも利用を推奨しており、違反行為では全くありません。

 

本人アフィによる、広告費の流れはこうなります。

 

本人アフィによるブロガーやアフィリエイターへの広告費の流れ

 

ポイントサイトや通常のアフィリエイトと比べると、一段シンプルになりました。ブロガーやアフィリエイター自身が、同時に末端ユーザーでもあるという図式です。

 

中間のポイントサイトがなくなるため、当然手にする還元額(広告費の一部)は、その分、大きくなります。ポイントサイトの案件を利用する代わりに、ASPの案件を直接自分で利用するというイメージですね。

 

また、広告を利用するのはブロガーやアフィリエイター自身ですから、たくさんの読者や、何十万ものPV(ページビュー)は必要ありません。本人アフィをやるために、人気ブロガーやスーパーアフィリエイターにまでなる必要はないのです。

 

世の中にはたくさんのASPがあり、そのほとんどが本人アフィのシステムを備えていますが、おしなべて次のようなメリット、デメリットがあります。

 

ASP本人アフィのメリット

  • ポイントサイトと比較すると、相対的に還元額が大きい案件が多い。
  • 自身の持つメディア(ブログやWEBサイト)の規模を問わない。

ASP本人アフィのデメリット

  • メディア(ブログやWEBサイト)を持っていないと利用できない。
  • 報酬が現金のため、マイルに交換することはできない。

 

本人アフィの還元額の大きさは魅力ですよね。しかし、大多数の人にとって、ブログをわざわざ開設するのは面倒だし、そもそも報酬が現金だけでは陸マイラーにとっては意味がありません。陸マイラーが欲しいのは、1万円の現金ではなく、マイルに交換可能な1万ポイントです。マイルに交換した方が価値が高くなるからですね。

 

マイボンバーの本人アフィは陸マイラーにとってメリットだらけ

いよいよ本題です。株式会社アドボンバーというASPが、新たに「マイボンバー」というサービスを始めました。アドボンバーの中の、本人アフィ特化サービスといったイメージです。陸マイラーのために生まれた本人アフィと言ってもいいでしょう。

 

マイボンバー

 

マイボンバー本人アフィにおける広告費の流れはこうなります。

 

マイボンバーにおける広告費の流れ

 

ASPとしては初めて*1、ブログやWEBサイト等、何のメディアも持っていない個人ユーザーでも利用できることが最大の強みです。マイボンバー本人アフィをやるために、わざわざブログやアフィリエイトサイトを開設する必要はありません。

 

当然ながら、中間業者とも言えるポイントサイトを省くわけで、その分、ポイントサイトより還元額が大きい案件が増えます。

 

陸マイラーにとってのマイボンバー本人アフィのメリット

  • ポイントサイトと比較すると、相対的に還元額が大きい案件が多い。
  • 利用者がブログやWEBサイトといったメディアを持つ必要は一切ない。
  • 報酬は現金にすることも、ドットマネーにリアルタイム交換することも可能。

マイボンバー本人アフィのデメリット

  • 案件数が若干少なめ

 

還元額が大きく、メディアが必要なく、ドットマネーへのリアルタイム交換が可能。完全に陸マイラーにぴったりの本人アフィですよね。正にポイントサイトとASPのいいとこどり。

 

マイボンバーは、ポイントサイトと比べると案件数は少ないです。また、最大手ASPであるA8等と比べても若干少なめかもしれません。しかし、広くアフィリエイトとして読者に向けて訴求するものではなく、自分自身が本人アフィとして利用するわけですから、突出して高い還元額のものがたまに出てきてくれれば、案件数の少なさはさほど問題にはなりません。皆さんも、ポイントサイトにある膨大な量の案件を全部やろうとは思っていませんよね。

  

いかに本人アフィの還元額が高いか、ちょっと見てみましょう。マイボンバー本人アフィと、ポイントサイト案件との比較です。

 

DMM.FX案件

DMM.FXのどこ得検索


DMM.FXではポイントサイトとの差が、なんと10,000円を超えています。DMM.FX案件をやったことがない人はめちゃめちゃラッキーですね。たった1回取引するだけで16,200円もらえるのでリスクも最小です。

 

ビッグローブ光回線

ビッグローブ光回線どこ得検索

 

ビッグローブ光の回線開通ではポイントサイトとの差、5,500円超。

 

全ての案件がポイントサイトより必ず高いというわけではないんですが、「ポイントサイトではこれはあり得ないのでは……」と思わせる、突出した高還元案件が散見されるのが、ASP直である本人アフィの特徴です。

 

どこ得ではマイボンバーの還元額は出てきませんから、これからはマイボンバー検索と、どこ得でのポイントサイト横断検索を比較しなくてはいけないかもしれません。

 

マイボンバーは2ティア制を持つ非常に珍しいASP

マイボンバーのもうひとつの特徴は、ポイントサイトと同様の2ティア制を持つ唯一のASPということです。2ティアというのは、紹介された側が本人アフィを行なうと、その都度、紹介した側に対して、マイボンバーから報酬があるという仕組みですね。紹介された側のもらえる報酬が減らされるわけではないのも、ポイントサイトと同じです。

 

他のASPにおいても、「一人紹介ごとに○○円」といった、継続性のない一時報酬を出しているところはありますが、2ティア制の紹介制度を持っているところはありません。これもまた、ポイントサイトとASPのいいとこどりとなっています。

 

早速マイボンバーに登録してみよう

マイボンバーはまぎれもなくASPですが、我々ユーザーとしては、単純に、「他より還元額の大きいポイントサイトが新たに生まれた」と考えてしまっても差し支えありません。ASP本人アフィであろうと、ポイントサイト案件であろうと、ユーザーのやることは全く同じ。単に広告を利用するだけですから。

 

前述の通り、マイボンバーは、ブログやWEBサイトを持っていない人でも全く問題ありません。登録方法もポイントサイトと同じ感覚です。マイボンバーへの登録は以下のバナーからどうぞ。

 

マイボンバー

 

マイボンバーは、株式会社アドボンバーが運営する「アドボンバー」の中の1サービスという位置づけです。そのため、登録ページには「アドボンバー」というロゴがありますが、気にせず登録に進んで大丈夫です。上記バナーからの登録はマイボンバー用となっています。

 

メールアドレスを登録

 

まずは「カンタン3分! マイボンバーに登録する」というボタンを押し、メールアドレスを仮登録して送信。仮登録メールが届いたら、本登録URLをクリックして、本登録に進みます。

 

マイボンバー本登録

 

必要事項を入力します。生年月日は、1985年3月21日生まれなら「19850321」と8桁で入力します。これで本登録は完了。その後、形式的な審査がありますが、マイボンバーの場合、自身が持つメディアを審査されるわけではないので、すぐに登録完了のメールが届きます。

 

マイボンバーログイン画面

 

前述の通り、マイボンバーはアドボンバーの中のいちサービスという形なので、トップページのタイトルはアドボンバーとなっています。左のオレンジ色のログインフォームの方に、登録済みのIDとパスワードを入力してログインします。右の青い方は広告主用ですから、我々一般ユーザーには関係ありません。

 

ログイン後の画面

 

こちらがログイン後の画面。画面右上には、マイボンバーのオススメ案件が載っています。まずはこちらを見て案件を申し込めば間違いないと思います。見事に高還元な案件が揃っています。

 

プログラム検索

 

「プログラム検索」というページで、案件を検索することもできます。お目当ての案件(クレジットカードの名前など)がある場合は、画面右から案件名を検索できます。手っ取り早く高額案件を狙いたいなら、画面左のプログラム検索を「報酬額」でソートしてみましょう。

 

基本、アドボンバー(マイボンバー)はブロガーやアフィリエイター向けに作られているため、ポイントサイトのように一般ユーザー向けの親切な設計ではありません。自分から積極的に検索をかけて、高額案件を探してみましょう。

 

まとめ

ポイントサイトとASPのいいとこどりを始めたマイボンバー。陸マイラーにとって、今後、強力な武器になることは間違いありません。全ての案件をマイボンバーで済ませるというわけにはまだまだいきませんから、今後もポイントサイトの重要性は変わりませんが、新たな選択肢が増えたことは大歓迎ですね。

 

「本人アフィリエイト」や「ASP」といった耳慣れない言葉で混乱させてしまったかもしれませんが、要は中間マージンがなく還元額が大きい新たなポイントサイトと思えばいいんです。使い方はマイボンバーもポイントサイトも全く同じです。是非利用してみてください。マイボンバーへの登録は以下のバナーからどうぞ。

 

マイボンバー

 

重要な追記:2018年1月9日、ソラチカの改悪がアナウンスされたため、ドットマネーと現金にしか交換できないマイボンバーは2018年4月以降、高レートでANAマイルに交換できなくなります。承認(ポイント付与)が4月以降にズレ込みそうな場合、現金化を狙うのでなければ、利用を見合わせた方がいいです。詳しくは以下の記事を読んでみてください。

 

 

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*1:A8には「ファンブログ」という自社の持つブログサービスがあり、こちらを開設するだけでセルフバックを利用できますが、メディアを持つことには変わりありません