最終更新日:2018年1月1日
2018年現在、ANAマイルを貯める上で必要不可欠なクレジットカード『ANA ToMe CARD PASMO JCB』(通称ソラチカカード)。初めてマイルを貯めるという人、これからマイルを貯めてみようという人向けに、ANAカード『ソラチカ』の基本的なことから使い方、いわゆる「ソラチカルート」まで、徹底的におさらいしておこうと思います。
- なぜANAマイラーにとってソラチカは必須なのか
- ソラチカの基本データ
- ソラチカは死蔵向きのカードと言われているが
- ソラチカと組み合わせる決済用カードとは
- メトロポイントに交換できるポイント
- ソラチカ最大の弱点
- ソラチカの一番おトクな発行方法
- まとめ
- 関連記事
なぜANAマイラーにとってソラチカは必須なのか
当ブログの『年間30万以上の大量ANAマイルの貯め方とは 陸マイラーの現実を公開します』という記事は既にお読みになりましたでしょうか? ANAのマイルをたくさん貯める秘訣は、クレジットカード決済や飛行機に乗る事ではありません。ポイントサイトでポイントを貯め、それをANAマイルに交換する事です。しかしそれには、ソラチカが絶対に必要となってきます。
ソラチカの基本データ
- 年会費 初年度無料。2年目以降2,000円(税別)
- 決済時のマイル還元率 基本1%(年間300万円以上決済で翌年から最大1.225%)
- マイル移行手数料 年間5,000円(税別)
- PASMO機能あり
- PASMOオートチャージ機能あり
- 定期券搭載可能
- ETCカード/ QUIC Pay/ PiTaPa/ プラスEX を追加可能
- 乗車ポイント 平日5メトロポイント / 休日15メトロポイント
- 電子マネーポイント 自販機100円=1メトロポイント / 店舗200円=1メトロポイント
- 海外旅行傷害保険 死亡後遺障害1,000万円 / 傷害・疾病治療 0円
特筆すべきは海外旅行傷害保険の、傷害・疾病治療がゼロ円ということです。付帯保険カードとしては全く使えませんので注意してください。ソラチカはあくまでもポイントサイトのポイント交換用カードとして利用します。
海外旅行傷害保険については下記記事に詳しく書きましたのでそちらを読んでみてください。年会費無料で傷害・疾病治療費が200万のカードを紹介しています。
ソラチカは死蔵向きのカードと言われているが
ソラチカと組み合わせる決済用カードとは
- ソラチカだけを保有する。
ポイントサイトのポイント交換用にソラチカだけを保有し、カード決済は一切しないというパターンでも充分なマイルを貯めることができます。たくさんのカードを持ちたくない人、年間決済額が50万円以下の人、ポイントサイトでの活動だけをがっつりやりたい人向き。年間決済額が50万円以下の人は、カード決済で年間5千マイル以下しか貯まりません。これはもう無視していい数字です。ポイントサイトを利用すれば5千マイルなどいとも簡単に生み出せるのですから - ソラチカとANA VISAワイドゴールドを保有する。
ポイントサイトのポイント交換にソラチカを使い、カード決済にはマイル還元率が1.45~1.72%となるANA VISAワイドゴールドを使います。年会費が高くつくため、収入に余裕があり、年間決済額が50万~300万円以上になる人向き。最も多くのマイルが貯まりますが、こちらも主体はソラチカによるポイント交換です。カード決済額を増やすことより、ポイントサイトの利用を重視してください。
また、マイルを貯めるという目的からは外れますが、「ソラチカとSPGアメックスを保有する」というスタイルも非常に有効です。これは、ポイントサイトとソラチカでマイルを貯め、SPGアメックスによる決済でホテル宿泊用のポイントを貯めるという二方面作戦です。
ソラチカ1枚だけでも、ポイントサイトをしっかり利用すれば、年間20万マイルは充分に貯めることが可能です。であるならば、決済ではマイルを貯めるのではなく、ホテル宿泊に使えるポイントを貯めた方が、結果的に旅行全体の費用を安く済ませることができるわけですね。
ホテル宿泊に特化したカード、SPGアメックスに関しては以下の記事に詳しく書いてあります。豊富な特典の数々には目を見張ります。是非読んでみてください。
メトロポイントに交換できるポイント
2018年現在、最も重要度の高い中継用サイトはドットマネーです。ドットマネーは全ての交換手数料が無料です。ドットマネーに交換できるポイントサイトには「ハピタス」「ちょびリッチ」「ポイントインカム」「PONEY」「モッピー」等、非常によく貯まる優秀なポイントサイトが揃っています。また、これらのポイントサイトは、PeXに交換することも可能です。
PeXはメトロへの交換時に50円の手数料がかかるのがネックでしたが、こちらもドットマネー同様、2017年10月から、メトロへの交換手数料が無料となりました。2018年現在、PeXにしか交換できないポイントサイトは「ポイントタウン」です。
ソラチカ最大の弱点
- マイルへの交換スピードが極端に遅い。
- 月に20,000メトロポイント(18,000マイル分)までしかANAマイルに移行できない。
ソラチカの一番おトクな発行方法
ソラチカは残念ながら、2015年以降はポイントサイトの広告案件としては出てこなくなってしまいました。以前はハピタス経由での発行などで、約6,000円程度の還元額があったので、ソラチカ発行だけで5,400マイルにもなっていたんですが……。
まとめ
また、ソラチカの発行が完了し、カードが手元に届いたら、いくつかやらなくてはならないことがあります。これに関しては私自身、既にソラチカを発行後数年経ってしまっているため、詳しく解説することができません。下記『ANAで飛びたい』さんの記事を参照してみてください。