ANAとマイルのパパじゃない

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本当にマイルが貯まる「ANAカードの比較」 カード選びで間違っていませんか?

最終更新日:2017年7月17日

ANAカード

 

「ANAカードでマイルを貯めたい! でもたくさんあって選べない……」

ですよねー。「ANAカード 比較」とGoogleで検索してみても、出てくるのは数撃ちゃ当たる式のアフィリエイトサイトばかり。年会費や付帯保険、還元率などのスペックがずらずら羅列してあるだけなので、情報量が多すぎて肝心の知りたいことが全然わかりません。しかも情報が古い! 「で、結局どれにしたらいいの!?」と思ってしまいますよね。

 

知りたいのはそのデータのマイラー的な比較、分析です。スペックなら、ANAカードの公式ページを見れば済む話なんですから。

 

お教えします。本当に持つべき、おすすめANAカードはどれなのか。そしてANA陸マイラー的な視点で、それぞれのANAカードを比較、分析します。

 

 

 「真に持つべきANAカード」は比較するまでもない

大量のANAマイルを貯める方法は既に確立されています。貯め方の基本は「ポイントサイトでポイントを稼ぎ、それをANAマイルに交換していく」という方法ですね。この方法なら年間20~30万マイルを誰でも貯めることができます。

 

カード決済ではどう頑張っても年間1~3万マイルほどしか貯まりません。これではビジネスクラスで海外旅行など到底無理です。この点に関しては以下の記事に詳しく解説してありますから、是非読んでみてください。

 

 

上記の方法を実践するにあたり、どうしても必要になってくるカードがあります。

 

たった1枚だけ、絶対に持つべきANAカードを選ばなくてはいけないとしたら、全ANA陸マイラーの意見は一致するはずです。「ANA ToMe CARD PASMO JCB (通称 ソラチカ)」ですね。当ブログでも、幾度となくおすすめしています。

 

 

ポイントサイトで貯めたポイントは、マイルに交換すると通常0.5~0.6倍程度に大きく目減りしてしまいます。ソラチカはこのポイントを0.9倍という破格の高レートでANAマイルに交換できる唯一無二のクレジットカードです。これ抜きでの陸マイラー生活は絶対に考えられません。

 

ただ、ソラチカは決済での還元率が1%と低く、マイル移行手数料で年間5千円もかかるので、日々の買い物に使うにはあまり向いていないのも確か。カード利用が年間50万円を超える場合、ソラチカとは別に、還元率の高い決済用ANAカードを持つのもひとつの手です。

 

日々の買物に使う、決済用カードをどれにすればいいかについても答えは明らかです。決済で最もマイル還元率を高くすることができるのは「ANA VISA ワイドゴールドカード」ですね。最大で1.72%までマイル還元率を高められます。

 

  

つまり、ANA陸マイラーになるなら、

  • ソラチカ+ANA VISAワイドゴールド」(年間決済額が多い人向け)
  • ソラチカのみ」(年間決済額50万円未満の人向け)

このいずれかが基本ということになります。

 

「自分は還元率1~1.7%程度という効率の悪いマイルの貯め方はしない。カード決済は捨てて、全てポイントサイトで効率よく稼ぐ!」という志の高い真性陸マイラーなら、ソラチカ1枚だけで勝負することも充分可能です。

 

また、「マイルはポイントサイトとソラチカで年間何十万マイルも貯められる! でもいくら飛行機にタダで乗れても、旅行するとホテル代が結構かかるんだよなあ……」という人には、後述するSPGアメックスというカードも非常におすすめです。

 

ANAカードの基礎知識

大量マイルを貯めるために必要なANAカードの知識は、上記の内容で全てと言っていいんですが、基礎知識として、他のANAカードのことも知っておきましょう。

 

ANAカードはグレード別に4つに分類できます。以降の年会費は全て税別表記です。

 

  1. ANA 一般カード(年会費 2,000~7,000円)
  2. ANA ワイドカード(年会費 7,250円)
  3. ANA ワイドゴールドカード(年会費 14,000~31,000円)
  4. ANA プラチナカード(年会費 70,000~155,000円)

 

それぞれのグレード別の特徴を比較してみましょう。

 

ANA一般カードの特徴

ANA JCB ZERO

 

一般カードのラインナップはVISA、Master、Suica、TOP&ClubQ、JCB、JCB ZERO、ソラチカ、アメリカン・エキスプレスの計8枚。このうち、JCB ZEROだけは年会費無料でマイル還元率は0.5%のみ。他は基本全て1%です。また年会費とは別に、マイル移行費用というものがかかります。JCB ZEROを持つ意味は全くないと言っていいでしょう。

 

ANAアメリカン・エキスプレスカード

 

唯一年会費が7,000円と高いアメリカン・エキスプレスは、さらに年間6,000円のポイント移行コースに登録すると、ポイントに有効期限がなくなることが最大のアドバンテージです。カード決済だけでこつこつ長期間貯めたい人にはいいかもしれませんが、年間総コストは13,000円とかなり高くつきますし、そういうやり方は陸マイラー的には全くおすすめできません。

 

ANA VISA/Master/Suica/TOP&ClubQ

 

その他のANA一般カードのうち、三井住友カードが発行する4枚は、マイ・ペイすリボに登録して年に最低1回決済に使えば、年会費がそれぞれVISA、Masterは1,025円SuicaとTOP&ClubQは751円にまで割引きされます。

 

4枚全て発行した場合、年会費は3,552円。毎年、継続ボーナスとして1枚につき1,000マイルもらえるので、バイマイルと考えると1マイル=0.96円になります。この4枚を決済に使わず、ただ死蔵することで、毎年4千マイルのお手軽マイル発生装置とすることができるわけです。ただし、どんなカードにも言えることですが、完全に死蔵させることはやめましょう。カード自体が廃止となる恐れがありますし、あなた自身のクレヒスにとっても良くありません。毎月少額でもいいので、決済に使ったほうがいいです、

 

継続ボーナスはカードポイントとしてではなく、ANA本体から直接マイル口座にANAマイルが振り込まれるので、マイル移行手数料はかかりません。新規入会キャンペーンの条件が良いとき、あるいはポイントサイトのカード発行案件相場が高騰している時に、順次発行していくのがおすすめです。

 

ただし、ANA VISAワイドゴールドカードとANA VISA一般カードは重複保有できません。ANA VISAワイドゴールドを保有する場合は、その他の3枚(Master、Suica、TOP&ClubQ)を発行しましょう。

 

ANA JCBカード

 

ANA JCB一般カードには年会費割引はありませんが、毎年2,000円で継続ボーナス1,000マイルですから、バイマイルとして考えると1マイル=2円。こちらも入会キャンペーンの条件がいいときに発行してしまって構わないと思います。還元率は1%なので、決済用には向いていません。

 

ANAワイドカードの特徴

ANA ワイドカード

 

ANAワイドカードは陸マイラーにとって、ほとんど恩恵はなく、おすすめできません。一般カードとの違いは以下。

 

  • フライトマイルの積算率が一般カード10%に対して、ワイドは25%
  • ゴールドカード相当の付帯保険がある
  • 新規入会時と毎年の継続ボーナスマイルが一般カードの倍となる2,000マイル
  • マイル移行手数料は一般カードと同じ
  • 国際線搭乗時、ビジネスチェックインカウンターが利用できる

 

「普段からよくANAの飛行機に乗るし、空港でもANAのショップを利用する。でもゴールドカードの年会費は高いからイヤだ」という、非常にニッチな層が利用するカードと言えます。倹約家の出張族&空マイラー向きです。

 

年会費も7,250円(税別)と、そこそこ高いのに、JCBだと5,000円(税別)、VISAだと6,000円(税別)のマイル移行費がかかるのが最大の難点なので、ワイドカードを発行するくらいなら、マイル移行費がかからないワイドゴールドカードにするべきです。

 

年会費とマイル移行費用はセットで考える必要がある

ANAカードは、年会費を単体で考えるとお得度がよくわからなくなります。もう一度ANAカードを保有する目的を思い出してください。「マイルを貯めるため」ですよね。

 

ですから、マイル移行費用と年会費はセットで総コストとして考えなくてはいけません。一般カードとワイドカードにおいては、ただ年会費を払っているだけではマイルに交換できないんですから。

 

例として、ANA VISAカードの各グレードで「マイ・ペイすリボ+WEB明細」を駆使して年会費割引をフルに受けた場合を比較してみます。繰り返しますが、全て税別です。

 

  • ANA VISA Suicaカード 
    年会費751円+移行費6,000円=6,751円
  • ANA VISAワイドカード
    年会費6,275円+移行費6,000円=12,275円
  • ANA VISAワイドゴールドカード
    年会費9,500円+移行費0円=9,500円

 

おわかりいただけるでしょうか。毎年ポイントをマイルに移行する場合、VISAでマイ・ペイすリボ+WEB明細を併用すると、なんとワイドカードよりワイドゴールドカードの方が総コストが安くなるんです(ただし、「毎年ではなく、ポイント有効期限が切れる年だけマイルに交換する」という方法をとれば、マイル移行費は圧縮することができます)。

 

一般カードとの総コストの差もわずか2,749円。

 

毎年の継続ボーナスの+1,000マイルと、マイル還元率の違い、保険やその他ベネフィットを考慮すると、ゴールドカードと一般カードの総コスト差2,749円は、ほとんど誤差と言っていい範囲です。特に年間決済額が300万円を超えるような人なら尚更です。

 

ANAワイドゴールドカードの特徴と絶大なメリット

ANAワイドゴールドカード

 

ゴールドはVISA、Master、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースの5枚があります。ダイナースは券面が金色ではありませんが、実質的にゴールド扱いとなっています。

 

新規入会時と毎年の継続ボーナスマイルはワイドカードと同じ2,000マイル。フライトマイル積算率もワイドカードと同じです。ベネフィット(特典)に関しては微妙にゴールドの方がよくなっています。

 

ショッピング枠の与信が100万円以上あるので、一般カードと違い、目一杯使い倒しても限度額に達してしまうことがほとんどありません*1。使い続ければ200万円や300万円までショッピング枠の増額も可能です。

 

ゴールド最大のメリットは、カードで貯まったポイントのマイル移行費用が無料という点に尽きます。

 

特に三井住友カードが発行する2枚、ANA VISA/Masterワイドゴールドカードは、前述の通り、マイ・ペイすリボとWEB明細サービスへの登録で年会費が9,500円にまで割引きになり、還元率も最大1.72%となるので、非常にコストパフォーマンスが高く、当ブログでもずっとおすすめしています。

 

では年会費がさらに高額なANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドと、ANAダイナースの2枚には発行の価値がないかと言うと、それは違います。この2枚は、陸マイラー生活のなかで、いつかは必ず発行するべきカードと言えるんです。

 

この2枚には、入会キャンペーンでもらえる大量マイルと、ポイントサイト経由での入会でもらえる大量ポイントがあるからです。

 

  • 入会から○ヶ月以内に○○万円利用で数万マイル
  • ポイントサイト経由での入会で数万ポイント

 

上手く組み合わさると、2015~2016年のダイナース発行案件のように、一撃で6万~7万マイルにもなることがあります。3ヶ月で30万~40万円の決済が一応の目安になるので、普段から毎月10万円以上クレジットカードの支払いがあるような人は、積極的に狙いにいくべきです。また2016年5月にはアメックスで陸マイラーの歴史に残る大キャンペーンが行なわれ、数十万マイル~100万マイル以上貯めた人もいます。ここまですごいキャンペーンは二度と行なわれないと思いますが……。

 

入会キャンペーンやポイントサイト経由の大量マイルは、一度発行してしまうと二度目はありません。時期によって入会キャンペーンの内容は微妙に変わるので、相場を見極めて、適切なタイミングで発行するようにしてください。キャンペーンの大量マイルを獲得した後は、次年度年会費が発生する直前に、継続するか、解約するか、カードの使い勝手を考慮しつつ決めるといいでしょう。

 

また、ワイドゴールドカードはワイドカードと同じく、付帯保険(海外旅行傷害保険)がありますが、これに関してはそれほど気にする必要はありません。付帯保険にはもっと優秀な年会費無料カードがいくつかあるからです。そちらを数枚発行する方が結果的にはお得です。詳しくは下記記事を参照してください。

 

 

ANAワイドゴールドカード保有のメリットでもうひとつ忘れてはならないのは、ANAマイル→ANA SKYコインへの交換比率アップです。ANA一般カードの場合、5万マイルの交換で1.5倍となる75,000コインになりますが、ワイドゴールド保有だと、1.6倍の80,000コインになります。

 

ワイドゴールドは1.6倍

 

また、ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)を目指す場合、最終的にはSFCゴールドに切り替えるという人がほとんどなため、ANAワイドゴールドカードを予め保有しておき、実質無審査での切替というパターンが安心です。

 

「SKYコインへの交換比率アップ」「SFCゴールドへの無審査切替」の2つのメリットを享受できるので、SFC修行をするなら、ANAワイドゴールドカード保有は必須と言えるでしょう。

 

 

ANAカードプレミアムの特徴

ANAカードプレミアム

 

正直、陸マイラーが「マイルを貯める」という意味において、ANAカードプレミアム(プラチナカード)を保有するべき理由は見当たりません。

 

ANAカードプレミアムを保有していると、上級会員でなくても国内線ANAラウンジを利用できます。そのため、SFC修行の際には心強い味方になりますが、結局SFCを取得してしまえば意味がなくなってしまいます。

 

その他、コンシェルジュサービスを受けてみたいとか、ステータスを感じたい! という人にとっては、高額な年会費(税抜70,000~155,000円)を支払う価値があるかもしれないという程度です。

 

こういったプラチナカードは、プロパーで発行してこそ輝くものです。JCB THE CLASSあたりを狙った方が満足度は圧倒的に高いと思います。

 

ANAダイナースプレミアカードに関しては、年会費155,000円でマイル還元率が全ANAカード中最も高い2%となりますが、損益分岐点は年間800万円程度のカード決済。これでやっと元が取れるという感じなので、実際には1,000万円以上カード決済する人でないと、お得感はありません。年収2千万円以上の人じゃないと厳しいラインですよね。

 

事業費をカード決済でき、年間数千万円決済するというような個人事業主、会社経営者の人は、ANAカードプレミアムを使うといいでしょう。全く苦労なく数十万マイルが貯まります。

 

ANAカードの国際ブランド別の特徴

VISA/Master

VISA/Master

 

三井住友カードが発行するカードです。ANA一般カードからゴールドまで、「マイ・ペイすリボとWEB明細サービス」の利用により年会費が抑えられ、マイル還元率まで上げられるのが大きなアドバンテージです。また、海外旅行で利用できる店舗も非常に多く、決済カードとしてあらゆる面で万能です。

 

陸マイラーとして実利を取るなら、三井住友カード発行のANA VISA/Masterが最強と言えます。特にANAスーパーフライヤーズカード(SFC)で家族カードを何枚も発行する場合は、年会費を圧縮できるVISA/Master以外に選択肢はありません。ゴールドカードにするつもりなら、さらにVISA/Masterのアドバンテージは大きくなります。

 

JCB

JCB

 

JCBが発行するカードです。かつてはマイル移行費用が安かったのと、高額利用におけるボーナスに魅力があったため、低コスト運用を重視する人にとって、ANA JCBカードは魅力がありましたが、今はどちらも改悪されてしまったため、ソラチカ以外のJCBの利用価値は低くなりました。

 

ただ、5大国際ブランドの中で唯一の日の丸カードです。国内企業を応援したいという人にとっては有力な選択肢となります。

 

ハワイやグアム、台湾、韓国といった日本人御用達の観光地では使える店舗も多く、JCBラウンジの存在も光ります。現地で困ったことになったら親身になって助けてくれるので、持っていると非常に心強いカードです。

 

サムライカード、世界へ (文春新書)

サムライカード、世界へ (文春新書)

 

 

余談ですが、この本、とても面白いのでおすすめです。この本を読むとJCBを応援せずにはいられません。私もかつてはANA JCBワイドゴールドカードをメインにしていました。

 

アメリカン・エキスプレス

アメリカン・エキスプレス

 

トラベル&エンターテインメントカードとして、旅行関連のベネフィットが強いことは確かですが、陸マイラー的には年会費とのバランスに難があり、マイルを貯めるには向いていないという感じがあります。一般、ゴールドともに、マイル還元率は決済額に関係なく1%で完全に固定なのが最大の弱点です。

 

ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールドカードは定期的に強力な入会キャンペーンをやっているので、キャンペーン時に発行し、1年間だけ保有する(次年度の年会費発生前に解約)という陸マイラーが多いです。高額年会費を支払う余裕がある人なら、ポイント有効期限のないANAカードとしての利用価値はあるかもしれません。

 

また、ANAアメリカン・エキスプレスカードと、プロパーのアメリカン・エキスプレスカードは全く別のカードなので、入会キャンペーンや、ポイントサイト経由の発行案件はそれぞれで大量マイルを貯めることができます。

 

ダイナース

ダイナース

 

加盟店の少なさから、どうしても扱いにくいという印象を受けてしまいますが、ANAカードと思わなければ、ベネフィットは比較的充実しています。

 

2015年12月以降、発行会社がシティカードジャパンから三井住友トラストに変わったため、ポイントサイトのカード発行案件での相場がかなり低くなってしまいました。しかし従来からの顧客層と年会費の高さを考えると、大幅な改悪は考えにくいので、大型の入会キャンペーンが行なわれた際は、迷わず発行してしまって構いません。

 

また、アメリカン・エキスプレスと同様に、ANAダイナースカードと、ダイナースプロパーカードは別の扱いになるため、入会キャンペーンや、ポイントサイト経由のカード発行案件では、両方ともでマイルを貯めることができます。

 

マイルとホテル代の両面作戦

ソラチカとポイントサイトを組み合わせて使うと、年間20~30万マイルくらいは容易に貯められるようになります。この方法はほとんどクレジットカード決済を必要としません。むしろカード決済でマイルを貯めても無駄になってしまうんですね。

 

その場合、カード決済ではマイルを貯めず、別のポイントを貯めるというのが非常に有効です。中でも、最も陸マイラーに向いているのは、ホテル宿泊に特化したカード、SPGアメックスです。

 

SPGアメックスで決済すると、スターポイントというポイントが貯まり、ホテル宿泊に使えます。つまり、ソラチカ(とポイントサイト)でマイルを貯め、SPGアメックスの決済ではホテル宿泊用ポイントを貯め、旅行に必要な費用のほとんどをまかなうことができるようになるんです。

 

SPGアメックスに関しては、以下の記事に「これでもか!」と詳しく書いてあります。是非読んでみてください。目からうろこのすごい特典があるカードです。

 

 

まとめ

本当にマイルが貯まるANAカードは、比較するまでもなく「ソラチカ」と「ANA VISAワイドゴールドカード」の2枚で決まりです。 この2枚の他に、三井住友カードが発行するANA一般カードを少額決済用に保有するのがいいでしょう。ワイドカードは避けた方が無難です。

 

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカードと、ANAダイナースカードは入会キャンペーンの時期と相場を見定めて、大量マイル獲得に使います。プラチナカードは余裕のあるお金持ちか、自己満足を得たいクレヲタにしかおすすめできません。

 

ソラチカ1枚だけで充分にマイルを貯められるようになったら、カード決済でマイルを貯めることはやめ、SPGアメックスを決済に利用するのもおすすめです。

 

データの羅列に惑わされず、「マイルを貯める!」という目的に合ったANAカードを保有してください。

 

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*1:勘違いしやすいですが、カードの限度額が100万円だった場合、毎月100万円使えるわけではありません。締め日と支払日が離れているため、毎月使えるのは約半分の50万円となります。