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ハワイ旅行記7 みんな大好きGIOVANNI'S(ジョバンニ)のガーリックシュリンプ!

ジョバンニカフク店

 

ハワイ旅行2日目のランチは、「ハワイに来たらこれだけは絶対食べとけ!」というガーリックシュリンプのトラック屋台に行きました。私、2004年からハワイに行き始めて今回が17回目となるんですが、2006年の3回目から今回まで、ただの1度も欠かすことなくガーリックシュリンプを食べ続けてきました。オアフ島のほぼ全てのガーリックシュリンプを食べ尽くしたといってもいいくらい。

 

そんな無類のガーリックシュリンプ好きである私がこよなく愛しているのが、ノースショアの『Giovanni's Shrimp Truck』。1993年創業でガーリックシュリンプ屋台の元祖みたいなところです。

 

今回はジョバンニの魅力と攻略法をお届けします。

 

まあ、まずは私のジョバンニフォルダを見てくれ…

ジョバンニのガーリックシュリンプ集

 

ドーン! この10年間で食べたジョバンニのガーリックシュリンプ写真の、ほんの一部です。テーブルが青い写真が混じってますが、これはこの10年の間に、ハレイワ店でテーブルが2回交換されたことを物語っています。歴史を感じちゃいますね。

 

もちろんこの他にもFumi's、Romy's、Macky's、Famous Kahuku Shrimp、Blue Water Shrimp、Five Star Shrimp、Nico's Pier38、Hono's、Big Wave Shrimp、Camaron、Tita's Grillと、主立ったところはほぼ制覇しています。

 

だけどやっぱりジョバンニが好き~♪

 

ジョバンニカフク店で食べたガーリックシュリンプ

 

今年食べたジョバンニ・カフク店のガーリックシュリンプです! 右手にカメラを持っているので1皿しか写せていませんが、この時、いっぺんに2皿食べています(笑)。見てるだけでよだれが出てきちゃいますね。

 

他の多くのガーリックシュリンプ屋と違い、サラダのような付け合わせは一切ありません。乗っているのはガーリックとレモンスライスだけという潔さ。味に自信がなければこんなシンプルなプレートにはできません。もしも家のそばに、これと全く同じ味のものが食べられる店があったなら、週2回は通うレベルです。

 

2スクープのライスにまでかけられた、たっぷりのガーリックと、オリーブオイルにバター、塩という実にシンプルな味付けなんですが、非常に濃厚で後引くコクがあります。海老は大きめでプリップリ。殻を外すのがちょっと手間ですが、慣れてくると素早く外せるようになってきます。殻ごと食べる猛者もいますけど、私はおすすめしませんね。外した方が圧倒的に美味しいです。

 

B級グルメが苦手な人は避けた方が無難

ただ、多少人を選ぶかなという気はするんです。

  • 油ぎとぎとは無理
  • 手が汚れるのはイヤ……
  • 口臭が気になるしニンニクはちょっと……
  • 米はやっぱり日本米じゃないと……
  • 屋台とかって衛生面は平気なの……?
  • 屋外で食べるとハエが……

 

こういう人は向いてないかなって。B級グルメが苦手で、ちゃんとしたお店で、ちゃんとしたものを食べたいという潔癖症の人は避けた方が無難ですね。特にGiovanni'sは、オアフ島ガーリックシュリンプの中でも群を抜いてニンニクの量と油のぎとぎと感がすごいです。これを食べた後の口臭モンスターっぷりもすごいことになるので(笑)、翌日までおしゃれなところに行くのは控えなきゃいけません。

 

私クラスともなると、ジョバンニのためだけに、日本からわざわざ『リステリン』『噛むブレスケア』を持参するほどです。といっても、これは翌朝の口臭を最低限に抑えるための方策でして、食べた当日は焼け石に水なんですが。

 

ジョバンニ カフク店

本店であるカフク店と、あとから出来たハレイワ店。味はどちらも同じはずなんですが、何度も食べ比べた私としては、「カフク店の方が安定して美味しい!」と言わざるを得ません。なんなんでしょうね。材料の海老やレシピは同じはずなので、調理する人の腕の差でしょうか。

 

ジョバンニカフク店の旧トラック

 

こちらは2014年頃まであったジョバンニ・カフク店の旧トラック。この中で調理しています。これが走り出すことはないんですが、トラック屋台というのがアイデンティティとなっています。

 

ジョバンニカフク店の新トラック

 

こちらはちょっと正確な日付がわからないんですが、2015年頃に新調された、カフク店のトラックです。以前と比べるとだいぶキレイになり、中の調理場も衛生的になった感じがします。あっという間にお客さんの落書きで埋め尽くされてしまいましたが、これもひとつの名物になってます。

 

書きたい人は自由に落書きできるようになっており、私自身も、まだピカピカだった時に落書きしました。書きやすい位置は、すぐ上から重ね書きされてしまうので、多分判読出来る状態では残っていないでしょうが。

 

ジョバンニカフク店のオーダー窓

 

トラック側面のこちらの窓からオーダーします。「CASH ONLY」と書いてある通り、クレジットカードは使えません。オーダーして支払いをすると、整理番号が渡されます。この番号の呼び出しがあったらできあがり。左側の窓から受け取ります。

 

ジョバンニカフク店の店内

 

トラック横の屋根の下にはこういうテーブルが6個あり、屋根のない場所にも数カ所テーブルがあります。先に席を取っておいてから、オーダーして大丈夫です。時間によっては満席になりますが、回転が早いのですぐ座れます。他にも似たような屋台が何店か周囲に出店しており、そちらで買ったものも、ここで食べます。

 

私は対ジョバンニ用兵器として「リステリン」「噛むブレスケア」の他に「ウェットティッシュ」も持っていくんですが、手を洗う場所もしっかりありますから、心置きなく手づかみでむしゃぶりついてください。

 

カフク店最大の弱点は、遠いということ。ノースショアに行った人の誰もが立ち寄るハレイワからでも、車で30分はかかります。 ワイキキからだと東海岸回りのルートでも、H1からH2を乗り継ぐ島の中央を突っ切るルートでも、どちらも1時間20分ほどかかります。

 

レンタカーを借りる人ならのんびり9時頃ワイキキを出発し、10時半の開店までにたどり着けますが、レンタカーなしだとなかなかハードルが高いです。カフク店はレンタカー派に強力におすすめします。

 

  • 56-505 Kamehameha Hwy, Kahuku, HI 96731
  • +1 808-293-1839
  • 営業時間 10:30~18:30
  • Google Maps

 

ジョバンニ ハレイワ店

味と店舗の清潔度でやや劣るという印象のあるハレイワ店ですが、立地の良さでは圧倒的。私自身、こちらで食べることの方が多かったりします。ハレイワの街に入ってすぐのところにありますからね。また、ノースショアへのオプショナルツアーに組み込まれていることも多いので、車の運転ができない人でも、比較的容易に来ることができます。

 

ジョバンニハレイワ店のトラック

 

こちらがハレイワ店のトラック。外観はきったないです(笑)。そろそろこちらのトラックも新調されるんじゃないでしょうか。儲かってるはずですからね。

 

ジョバンニハレイワ店の店先

 

青テーブル時代のジョバンニ・ハレイワ店。2010年頃の写真です。店の前はだだっ広い土の広場となっており、車を目の前に駐められます。ハレイワ店はアクセスが良く、オプショナルツアーの人たちに加えて、ロコもたくさん来るので、開店と同時にこれくらい混雑します。

 

ここで早めのランチをとった後は、ビーチで泳ぐもよし、海ガメを見るもよし、ハレイワタウンで買物するもよし、マツモトシェイブアイスでかき氷を食べるもよし、何をするにも便利な、ノースショア観光の基点となる場所です。

 

ハレイワ店は、カフク店より少し早い17時に閉店となります。

 

  •  66-472 Kamehameha Hwy, Haleiwa, HI 96712
  • +1 808-293-1839
  • 営業時間 10:30~17:00
  • Google Maps

 

ジョバンニのメニューとお値段

ハワイ全土で年々物価は上がっており、ガーリックシュリンプも例外ではありません。2016年はガーリックシュリンプ1皿$14になってしまいました。今年はメニューの写真を撮り忘れてしまったので、昨年までのメニューを載せておきます。もちろん、カフク店とハレイワ店共通のメニューです。

 

ジョバンニのメニュー

 

繰り返しますが、2016年からは$14になっています。メニューに関しては迷う必要はありません。ズバリ、1番の『Shrimp Scampi』を注文してください。この記事の一番最初に載せたガーリックシュリンプ集の写真は全てこの1番です。

 

2番の『Hot & Spicy』というのは確かに辛いんですけど、安っぽいキムチの素をぶっかけただけのような、ただ辛いだけで味気ない感じです。全然おすすめできません。注意書きにもありますが「辛いからやっぱ無理」と言っても返金不可です。

 

3番のLemon/Butterは超あっさりさっぱり。全くガーリックが入っていませんから、口臭を気にする人にはいいかもしれませんが、わざわざジョバンニまで来て、これを食べる意味はありません。ここは黙って1番を。

 

他の店舗も食べ歩いて比べてみたいという人なら、Half Plateはいいかもしれません。また、たくさん食べられる男性なら、ガーリックたっぷりのExtra Riceをさらに1スクープ乗せるのもいいかもしれません。ご飯自体は日本のお米と違ってべちゃっとした炊きあがりですが、とにかく味が濃いのでご飯が進みます。

 

ジョバンニカフク店のトラック正面

 

ハワイに行くなら、ノースショアに行くなら、Giovanni's Shrimp Truckのガーリックシュリンプ、是非食べてみてください。B級グルメ好きなら、絶対満足できると思います。

 

 

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