ANAとマイルのパパじゃない

マイレージ、ポイント、クレジットカード、ハワイ、飛行機なんかについての陸マイラーブログ

ハワイ旅行記8 豪快手づかみ! Kickin Kajunのルイジアナスタイル・ケイジャン料理

f:id:kowagari:20160814183306j:plain

 

ハワイ旅行2日目のランチはガーリックシュリンプを食べ、パパイロアビーチに行ったんですが、天気が少し悪かったのと、疲れが溜まっていたため、私は車で昼寝(!)。妻と母と義妹だけがパパイロアビーチに出てちょっと磯遊び(?)をしたあと、すぐにワイキキに戻ることにしました。パパイロアビーチに関しては昨年の記事を読んでみてください。是非一度行ってみてもらいたいビーチです。

 


さっさとワイキキに戻った後は、すぐさま夕食にしました。今回は、ルイジアナスタイルのケイジャン料理屋『Kickin Kajun』をご紹介します。昼に食べたばかりのエビを夜にも食べちゃいます。

 

アラモアナSCに車を駐めるのがおすすめ

Kickin Kajunはアラモアナショッピングセンターの山側から出て、ケエアウモク通りを歩いてすぐのところにあります。レンタカーで移動している場合は、アラモアナSCの駐車場に車を置き、そこから歩いて行くのがベストです。3時間程度でしたら特に問題ありません。ただ、ここは無制限に駐めておけるわけではありません。たとえば、アラモアナSCに車を駐めて、近くのクラブで夜遊び、なんていう場合はレッカーされる可能性があります。

 

f:id:kowagari:20160813205054j:plain

 

写真はアラモアナSCの山側から出て、振り向いたところ。頂上に丸いものが見えますよね。これは1961年に作られたもので、『ラ・ロンド』というアメリカ初の回転レストランだったそうですが、今はもう営業していません。現在何に使われているのか謎の場所です。

 

ここからケエアウモク通りを1ブロック北上して、すぐ右に曲がった左手にKickin Kajunがあります。予約は必要ありません。19時前なら簡単に入れると思います。

 

  •  1518 Makaloa St, Honolulu, HI 96814 アメリカ合衆国
  • +1 808-946-2787
  • 営業時間 11:30~22:00
  • Google Maps

 

f:id:kowagari:20160813210400j:plain

 

外観はこんな感じ。カニのマークのロゴが目印です。気取ったところは全くなく、服装に気を遣う必要もありません。というか、服は日本から持ってきたものの中で、最もどうでもいいものを着てくるべきお店です。汚れる可能性が高いんですよねー。

 

Kickin KajunはBYOB

「BYOB」ってご存知でしょうか? これは Bring your own bottle の略。つまり、「飲み物の持込可」ということです。ハワイは飲食店でのアルコール提供に免許が必要なため、小規模な個人商店にBYOBのお店がたくさんあります。蟹カレーで有名な『Bac Nam』もBYOBですね。BYOBの店にはソフトドリンクしかありません。

 

Kickin Kajunの目の前にWalgreenというスーパーマーケットがあるので、そこでアルコール類を買って持ち込めます。ただ、パスポートを持っていないと売ってくれません。特に日本人は現地の人から見ると若く見えるらしいですからね。

 

この時の従業員さんは40代くらいの黒人のおばさんだったんですが、私のパスポートを見てギョッとしてました。「えっ! 私より年上!?」みたいな顔してました(笑)。

 

f:id:kowagari:20160813213117j:plain

 

これはスーパーマーケット『Walgreen』店内にあるBeer Cave。アルコール類倉庫の中が丸ごと冷蔵庫になっていて、くっそ寒いです。ここで冷えっ冷えのビールを買って、いざKickin Kajunへ。

 

Kickin Kajun店内

f:id:kowagari:20160813214112j:plain

f:id:kowagari:20160813214105j:plain

 

店内はこんな感じ。テーブルクロス代わりに超大判の紙が敷かれています。なんとこの店では、皿も、ナイフも、フォークも出てこないんです。食材は全てこのテーブルの紙の上に直接置き、手づかみで食べるのです。これがルイジアナスタイルのケイジャン料理。といっても、経営は韓国系です。お客さんも韓国人がとても多くなっています。

 

f:id:kowagari:20160814170736j:plain

 

ドーン! これが出来上がり(笑)。ビニールに詰められた状態で出てきます。皿なんてありません。さすがにこれをテーブルに全部ぶちまけたら、汁が床まで垂れますから、このビニールの中から食べたいものを手で掴んで食べるという感じです。

 

f:id:kowagari:20160814171153j:plain

 

お上品な人にはちょっと耐えられない光景かもしれません。でもね、箸もフォークも使わず、全部手づかみでむしゃぶりつくって、普通に生活してたらなかなか経験しないことなので、結構盛り上がります。食事がひとつのアトラクションみたいになるんですよ。

 

装備はビニールの前掛けと、ビニールの手袋。それでもはねて汚れてしまうことがあるので、どうでもいい服装が必須です。また、相手が甲殻類なので、ビニール手袋も結局は甲羅のトゲで穴が空き、指はべちょべちょになります(笑)。そんなこと気にしてたら食べられません!

 

Kickin Kajunのメニュー攻略法

f:id:kowagari:20160814172530j:plain

 

毎年のようにメニューは少しずつ変化してますが、基本はずっと一緒です。2016年版で解説しますね。

 

  1. コンボを選ぶ(1ポンド単位で食材を追加したり、アラカルト注文でももちろん可)
  2. 必要ならサイド食材をさらに追加
  3. ソースを選択
  4. 辛さを選択

 

コンボはどれにしたらいいかなーって迷いますよね。完璧に解説しちゃいます。

 

まず、コンボには基本食材として、1/2ポンド(225g)ずつ、エビ、ハマグリっぽい貝、ムール貝が入っており、さらに1本のコーン、1つのジャガイモ、2本のソーセージも入っています。そして2スクープのライスが付きます。以前は基本食材の中にCraw Fishが入っていたのが鬼門だったんですが、2016年からは入らなくなり、メイン食材に昇格しました。

 

この共通の基本食材とは別に、メインとなるものを選ぶことになります。どれもだいたい2人前と考えていいと思います。

 

  1. Craw Fish Combo(ザリガニ)$40
  2. Snow Crab Combo(ズワイガニ)$45
  3. Lobster Comboロブスター)$60
  4. King Crab Combo(タラバガニ)$68
  5. Dungeness Combo(ワタリガニ)$70

 

英語だけ見るとわけわかんないですよね。Craw Fishはなんとザリガニなんです。美味しいか美味しくないかと問われれば、ザリガニはとても美味しいんですが、なにせ身がほとんどないので、食べるのにイライラします(笑)。同様にDungeness Crab(ワタリガニ)も、最も高価な食材でありながら、ほとんど食べる場所がないのでおすすめできません。

 

コンボの選択はこの2つを外して、あとはお好みで選ぶといいと思います。私のおすすめはノータイムで2番のSnow Crab(ズワイガニ)です。

 

コンボに食材を追加するなら、Shrimp(エビ)かClams(ハマグリっぽい貝)をおすすめします。一番食べやすく身が多いのはエビなので、常連さんはコンボを注文せず、Shrimpだけ3~4個注文して食べていたりします。

 

ソースはKickin Sauceがおすすめ。辛さはMEDIUM(2辛)くらいがいいんじゃないかと思います。ピリリと辛くて美味しいです。

 

ケイジャン料理はワイキキにも

ハワイでルイジアナスタイルのケイジャン料理は大流行していまして、Kickin Kajunの成功を受けて、ワイキキにも似たようなお店が2015年5月にオープンしています。さまぁ~ずがモヤさまで行っていたので見た人も多いんじゃないでしょうか。『CRACKIN' KITCHEN』です。

 

f:id:kowagari:20160814181205j:plain

 

クヒオ通りとシーサイドアベニューの交差するところなので、ワイキキに宿泊しているなら、歩いてすぐです。

 

Kickin Kajunと比べると内装も従業員も非常に垢抜けているし、日本人客も多いので、入りやすいと思います。ただ、残念ながら私はこちらではまだ食べたことがないんですよね。次回行った際にはしっかり食べ比べようと思います。

 

 

Kickin Kajunのお隣にはKicks Hiも

f:id:kowagari:20160814182403j:plain

f:id:kowagari:20160814182409j:plain

 

Kickin Kajunのすぐお隣にはKicks Hiというスニーカー屋さんがあります。ここは長谷川潤さんの旦那さんがやってるセレクトショップ。木梨憲武さんや嵐の松本潤さんも御用達のお店ですね。日本のファッション業界の人たちもこぞってこの店に来ているようです。こちらで少しだけ買物をして、2日目は終了。エビばかり食べまくった1日でした。

 

関連記事