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GMOあおぞらネット銀行の口座開設&外貨預金で12,500円

外貨預金

 

GMOあおぞらネット銀行の口座開設と外貨預金をすると、12,500円相当のちょびリッチポイントがもらえる案件のご紹介です。カード発行やFX等の案件をこなしてきた人にとっては簡単でしょうが、少々毛色が違いますので、詳しく解説いたします。

 

 

今回のポイント付与条件をチェック

GMOあおぞらネット銀行案件

 

  • ポイント
    25,000ちょびポイント(12,500円相当、理論値10,125ANAマイル相当
  • 獲得方法
    ①新規口座開設完了/②口座開設後、翌月末残高確認
  • 予定明細
    即時~10分程度
  • 加算日
    2ヶ月~4ヶ月程度

 

まず口座開設で3,000ポイント(1,500円相当)、その後、申込日の翌月末時点での、外貨預金残高によって、さらに10,000ポイント、もしくは22,000ポイントがもらえ、最大で25,000ポイント(12,500円相当)がもらえるという二段構えのポイント付与条件となっています。

 

案件のリンクはこちらです。リンク先の条件もきちんと読んでおきましょう。

【口座開設】GMOあおぞらネット銀行で貯める / ポイントサイトちょびリッチ

 

外貨預金のリスクと、ポイント付与条件を熟考してみよう

少し長くなりますが、非常に重要なので、よく読んで理解してから案件に取り組んでください。ルールをよく理解することは、ポイント活動において最も重要ですよね。

 

前述のポイント付与ルールから導かれる最適解は、11月中に口座開設申込をして、12月末日の直前に外貨預金の入金をするということになります。こうすれば、為替レートの変動リスクに晒される期間を最短に抑え込むことができます。(年末年始の休業日には注意してください)

 

ただし、GMOあおぞらネット銀行の外貨普通預金では、預金預け入れ時と預金引き出し時の両方において、為替レートとは別に、それぞれ1ドルにつき、1円の手数料がかかります。最大のポイントを狙う場合、計測時に70,000円の外貨預金が必要ですから、大ざっぱに1ドル=100円という計算で考えると、預け入れと引き出しの手数料で、おおよそ1,400円程度の手数料が引かれてしまうわけです。また、70,000円ぴったり預け入れた時点で、既に700円程度の手数料が引かれてしまうので、それだけでは条件を満たせないことになります。

 

さらに、入金後に為替レートが運悪く円高方向に振れてしまった場合、状況は悪化します。ぴったり7万円の残高を確保しておいたと思っても、「申込日の翌月末時点での外貨預金残高」が円高のせいで7万円以下になってしまう可能性があります。ですから、申込日の翌月末時点で7万円の残高を確保するためには、為替レートの変動を見込んで、ある程度余裕を持った入金をしておく必要があります。

 

為替レート

 

リスクの大きさは計算ではっきりさせておくことが大事

何が何だかよくわかりませんよね。こういうときは、実際のケースを想定してシミュレーションしてみるに限ります。入金時から出金時までに、2円の円高が起こった場合、実際の金額はこんな計算になります。

 

  • 1ドル=111円のときに、70,000円分の外貨預金をする。
  • 預け入れ時、1ドルにつき1円の手数料がかかるので、実際のレート1ドル=111円ではなく、112円として円がドルに交換される。
  • 70,000÷112=625ドルの外貨預金残高となる。
  • その後、円高ドル安となり、1ドル=109円になってしまう。
  • 出金時にも1ドルにつき1円の手数料がかかるので、実際のレート1ドル=109円ではなく、108円としてドルが円に交換される。
  • 625×108=67,500円が外貨預金残高となり、この金額が出金される。

 

70,000円預けたのに、出金時には67,500円になってしまいました。2,500円の赤字ですね。しかも、ポイント付与条件の70,000円を割り込んでしまったため、25,000ポイントもらえるはずだったのが、13,000ポイントしかもらえなくなってしまいました。こうならないためには、7万円ぴったりではなく、もう少し多めの入金をしておく必要があります。もちろん、円高ではなく円安方向に為替レートが動けば、逆に黒字が出るということになります。これがリスクとリターンです。

 

GMOあおぞらネット銀行の営業日に注意しつつ、12月末日までに入金を済ませ、仮に1月の営業開始とともにすぐ出金したと仮定してみます。これだけ短期間に2円の円高が起こるということは、よっぽど何か大事件があったときだけです。

 

ただし、そのよっぽどが起こらないとは誰にも言えません。ちなみに2018年11月の1ヶ月間では、112円から114円のレンジで推移しています。もちろん、1週間などの短期間で112円が一気に114円になったりはしていません。動きはもっとゆるやかです。おおむね、「2,500円程度の赤字が出る可能性がある」と考えておけば、大外しはないと思います。

 

月末まで70,000円の残高を確保できれば、ちょびリッチから12,500円相当のポイントがもらえるわけですから、外貨預金で2,500円の赤字があっても、1万円の利益です。この程度のリスクは、取っても問題ないのではないでしょうか。

 

余裕をもって8万円ほど入金しておけば、たとえ歴史的ドル大暴落が起きて、短期間に5円の円高になったとしても、申込日の翌月末時点での残高は75,000円ほどになります。外貨預金の赤字額は5,000円。しかしちょびポイントで12,500円もらえるわけですから、7,500円の利益が出ます。まずこんな大暴落は起きないと思いますが。

 

これらは全て、「円高ドル安になってしまう」という最悪の事態を考えた場合の話です。先の事は誰にもわかりません。円安ドル高になる可能性も50%はあるのです。そうなれば、ちょびポイントに加えて、外貨預金の方でも利益を上乗せできることになります。

 

これを機会に外貨預金を普通にやろうかなと思っている人にとっては、渡りに船だと思います。リスクの許容範囲は自分で定め、無理なく案件をこなしてみてください。私はこれはお得な案件だと思います。

 

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