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ハワイで初めてレンタカーに乗る人に 全部教えます 1

ハワイでレンタカー

 

マイル特典航空券で行く初めてのハワイは、ちょっと不安もあって、なかなかレンタカーに乗る勇気がわかないかもしれません。でもいつまでもワイキキだけで過ごしたり、オプショナルツアーに頼り切りでは世界が広がりません。2回目、3回目のハワイでは是非レンタカーに乗ってみましょう。

 

 

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ハワイでレンタカーに乗るのは世界で一番簡単かも

「交通ルールが違うし」「右側通行なんでしょ?」「事故があったら……」「車上荒らしも怖い」「国際免許は?」

 

いろいろ不安要素はあるかもしれませんが、ことハワイの交通事情に限って言えば、運転のしやすさでは日本の知らない土地を走るよりよっぽど楽だと私は思います。理由を挙げておきますね。

  • 運転者のマナーが非常に良好
  • 道路が広くて走りやすい
  • どこに行くにもほぼ1時間圏内(オアフ島)

 

地元に住んでる人がとても穏やかな運転をするので、自然と観光客もそれにつられます。みんながアロハの精神で譲り合い、無理な割り込みなどもまずされません。道も広くて走りやすいです。これはアジア圏の外国とは全く違うところですよね。正直自分も、台湾、韓国、東南アジアあたりでレンタカーに乗るのは怖くて無理だなあという気がします。

 

ペーパードライバーではさすがに厳しいでしょうが、日本で普通に運転できている人なら、ハワイでの運転は全然心配いりません。

 

交通ルールの注意点

右側通行であることを除けば、ほとんど日本で運転するのと感覚はいっしょです。制限速度を守ること。一時停止 ”STOP" の標識・道路標示をしっかり守ること。こういった基本を押さえていれば、1~2時間のドライブですぐに慣れると思います。ただ、ひとつだけ、日本では全く馴染みのないルールがあります。

 

右側通行ですから、右折はすぐ手前の車線、左折は中央線をまたいだ遠い車線に曲がります。ほとんどの交差点で、一番右の車線は赤信号であっても周囲に気を配りながら右折していいんです。「信号がまだ赤だなー。右折できないなー」と止まっていると、後ろからせっつかれます。”NO TURN ON RED”という標識がある交差点はこのルールが適用されません。青になるまで右折禁止です。

 

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上の写真の場合、”NO TURN ON RED EXCEPT FROM RIGHT LANE” ですから、意訳すると「一番右側のレーンだけは赤信号でも右折していいですよ」ということになります。

 

主要な標識の意味を書き出しておきます。特に難しくありません。

 

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”YIELD”  :これは「譲れ」という意味で、合流地点などによくあります。相手側の車線に優先権があるので、危険ならこちらは止まる必要があります。全く車が走っていないなら止まる必要はありませんが、車が来ていないか徐行してよく見た方がいいです。

 

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”STOP” の標識の下に ”4-WAY" や "3-WAY"の文字 :信号のない交差点によくあります。これは、「先に一時停止をした車に優先権がある」という意味です。日本と違って、必ずしも直進優先ではないということですね。しかし無理は禁物。お互いの顔を見ながら、慎重に交差点に入ってください。たいていは譲ってくれます。

 

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”LEFT TURN YIELD ON GREEN”:「左折の矢印が出ていなくても、直進車がなければ左折しても構わない」という意味です。日本の右折と違って、青信号の最後に矢印が出るのではなく、最初に出るので、左折はやりやすいです。

 

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”DO NOT PASS”:そのまんま。「追い越し禁止」です。スピードの出せる、見通しのあまりよくない道路でよく見かけます。

 

他に覚えておくべき交通ルールとしては、スクールバスが止まって赤いライトを点滅させていたら(子供たちが乗り降りしています)、自分が走っている車線でも、対向車線であっても、一時停止する必要があります。

 

あ、それと、日本ではみんながやっている「ありがとうの意味でのハザードランプ」はやめた方がいいです。現地では意味不明です。日本人観光客の影響なのか、最近は少しずつ「ありがとうハザード」をやる現地住民も見かけるようになりましたが、基本的にはやらない方がいいです。

 

交差点で曲がろうとしている対向車に「お先にどうぞ」という意味でヘッドライトでパッシングしたり、道を譲ってくれた相手に「ありがとうの意味でのクラクション」は、最悪、喧嘩を売ってると勘違いされるのでやめましょう。

 

歩行者優先が絶対!

私がハワイで運転していて一番感心するのは、人が道路を渡ろうとしていたら、絶対にみんな一時停止するところです。これは徹底しています。日本だと、「まだあの人、渡り始めたばかりだし、こっちの車線からはかなり遠い。ええい、行っちゃえ」とか「渡ろうとしてるみたいだけど、向こうが立ち止まるだろ。一時停止するより行っちゃう方がいいな」と少し強引な運転をする人がほとんどだと思いますが、絶対に御法度です。歩行者からものすごい怒りを買います。

 

横断歩道が遠くに見えたら、人が渡ろうとしていないか、日本の何倍も気を配ってください。歩行者は、当然こちらが止まるものだと思って行動します。横断歩道がなくても、渡るそぶりを見せていたら一時停止しましょう。

 

国際運転免許は基本いらない 路上駐車に注意

ハワイでは、日本の運転免許証だけでもレンタカーを借りることはできます。ただし、スピード違反や事故など、何か警察のお世話になるような事態になった場合は、警官が免許証の日本語を読めませんから、余計な時間がかかることになります。国際免許はあるにこしたことはありません。

 

ちなみに私は国際免許を取得したことは一度もなく、いつも日本の免許証だけです。駐車違反でフロントウィンドーにキップを挟まれたことは2回ありますが(笑)、警官とのやりとりはなく、罰金をクレジットカードで支払うだけで済みました。

 

レッカーされてしまうと、車の保管場所までレンタカー以外の手段で自力で行かなければならず、非常にやっかいなので、ワイキキ周辺や、ダウンタウン、混雑するビーチ近くの路上駐車は絶対にやめましょう。駐車違反には鬼のように厳しいです。

 

駐車場での注意点

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基本的にロコの人たちはみんな「前向き駐車」(車のおしりから入れずに、前から突っ込む駐車の仕方)なので、郷に入っては郷に従いましょう。日本人はついつい、あとで出しやすいようにと、バックで駐車してしまいますが、「慣れてない日本人旅行者だな」と目をつけられて、車上荒らしに遭う可能性が出てきます。上の写真はいかにも日本人が駐車したように見えます。 

 

外から見える後部座席などに、貴重品や買い物袋をたくさん置いておくなどすると、狙ってくださいと言ってるようなものなので、これも避けましょう。

 

でもそれほど神経質になる必要はありません。要はパスポートと財布とスマホさえ盗まれなければいいんですから。

 

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今覚えなくても大丈夫 パンフもらえます

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ここに書いたような超基本的なことは、実はレンタカーを借りる場所で必ずもらえる日本語パンフレットに書いてあります。また、ダニエル・K・イノウエ空港(旧ホノルル空港)の入国審査が終わった後、出てすぐの団体さん待ち合わせ場所あたりにあるフリーペーパーにも同じようなことが書いてあります。フリーペーパーはワイキキのいたるところにも置いてあるので手に取ってみてください。各種飲食店のクーポンも載ってますし。

 

ハワイ全体が、初めて海外レンタカーに乗る人を支えてくれている感じです。怖れずチャレンジしてみましょう。

 

次回は実際に借りる方法です。

 

 

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