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【いきなり!JGC修行-5】 2回目のバンコク修行で43,208FOPに到達!

帰国便で見た巨大な雲

 

JGC修行2回目は、1回目の2週間後に敢行しました。旅程は前回と全く同じ、羽田-中部、中部-バンコク、バンコク-中部、の3レグです。内容もほぼ同じなので、ちょっと長くなりますが、1記事にまとめちゃいます。

 

それと、今回の主役は私ではありません。何を言ってるかわからねーと思うが……。

 

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羽田空港第1ターミナル『羽田 寿司幸』

羽田 寿司幸 カウンター席

 

前回の羽田空港でも寿司を食べ、まあまあ美味しかったんですが、「今度はもう少し本格的なところで食べてみよう」と思っていました。調べてみると、『羽田 寿司幸』というお店がよさそうです。銀座に本店を持ち、創業120年とのこと。銀座本店に行くのはちょっと腰が引けてしまいますが、空港内の店舗なら気軽に入れますよね。

 

テーブル席とカウンター席がありますが、1人なので迷わずカウンターへ。ビールをいただき、つまみでホタルイカを注文。メニューでは酢味噌和えとなっていましたが、酢味噌はちょっとなあと声には出さずに浮かない顔をしていたら「ショウガにしますか?」と提案があり、「おお、さすがだなあ」と思いました。

 

アジのなめろう

 

その後、「普通のお寿司屋さんなら、メニューに載っていないものも当然大丈夫だよな?」と思い、なめろうをお願いしたら、当たり前のように作ってくれました。魚は好きなモノで作っていただけるみたいですが、定番のアジにします。旨い。旨いス。

 

車海老

 

握りはお好みでやるとお値段が恐ろしいので、メニューから「竹 にぎり寿司」を注文しました。テーブル席だと全部握った上で皿にドーンと乗せられて供されるのかもしれませんが、カウンターだったので、1貫ずつ握っていただけます。こちらの食べるペースを見ながら絶妙のタイミングで。旨いし、気分いいです。

 

カウンター席では常連客といった感じの人たちが、板前さんと親しげに話しています。出張族の常連さんが多いんでしょうね。店内は落ち着いていて、丁寧な接客です。実に優雅な気持ちで食べられました。『羽田 寿司幸』、おすすめです。メニューを無視して好きに注文すると、お値段もちょっと優雅ですが。

 

羽田から中部へ

東京の夜景

 

ブレブレで申し訳ありません。iPhoneで撮った東京の夜景です。座席はクラスJの2Aだったので、TDLや東京タワーまでよく見えました。羽田-中部に乗るなら、左側の席がいいですね。

 

セントレアホテル

 

途中すっ飛ばしてもうホテルです(笑)。前回と同じセントレアホテル。2週間で2回目の宿泊だったせいか、広々した部屋にアップグレードされました。1人だけどツインです。シングルでも充分な広さだと思っていましたが、こういうのを経験してしまうと、やはり「次も広い部屋がいいなあ」と思ってしまいますよね。まんまとホテル側の術中にハマっています。

 

翌朝すぐにサクララウンジへ

中部国際空港サクララウンジ

 

前回入りそびれたプレミアムラウンジ(無料でビールが飲めるカードラウンジ)に行こうと思っていたんですが、この日は大混雑していたため、ろくに写真も撮れそうになかったので、すぐサクララウンジに向かいました。

 

中部国際空港サクララウンジの奥は、喫茶店のような、バーのような作りになっていてなかなか洒落てます。椅子が固いのでこのコーナーはあまり人気ないようですが、窓際の席は飛行機も見えてなかなか良さげでした。

 

CoCo壱番屋コラボのキーマカレー

 

またしてもCoCo壱番屋コラボのキーマカレーを。ちょっと盛りすぎてこぼれそうです。うずら卵がいいんですよねー。意地汚く2杯も食べてしまいました。

 

ビジネスクラスでバンコクへ

まずはビール

伊勢エビのカクテル

 

同月のフライトなので、メニューは前回と全く同じです。そのため、和食ではなく洋食をチョイスしました。オードブルは伊勢エビのカクテルと鹿肉のテリーヌ、はなびら茸のマリネ。まずまずです。

 

和牛ランプステーキ

 

こちらがメインの和牛ランプステーキ バルサミコソース。これは、うーん……。正直イマイチでした。よく考えてみると、国際線ビジネスクラス機内食の牛肉で「これは美味い!」と思ったことってないですね。牛肉は機内食と相性が悪いのかもしれません。前回と同じ和食でよかったかなと思います。

 

梅酒

 

定番写真(笑)。梅酒をいただきました。美味しかったです。

 

機内販売の森伊蔵

 

あと機内販売の冊子を見ていて「おお! 森伊蔵売ってるの!? 欲しい!」と思ったんですが、残念ながら北米線、欧州線、シドニー線、ジャカルタ線のみの取り扱いで、バンコク線にはありませんでした。ぬか喜びさせないでよ……。森伊蔵が定価の3,200円で買えることなどまずありませんから、対象路線に乗る人は狙い目ですねこれ。

 

恐怖の入国審査再び

スワンナプーム空港に到着

 

この日はどんよりと曇っていました。しかし蒸し暑さは変わりません。またここで、いや~な汗が出てきました。前回の悪夢が蘇ってきたのです。そう、恐怖の入国審査です……。たった2週間で2回も日帰りするという超怪しい旅程です。普通なら絶対止められるパターンです。

 

 

ビジネスクラス搭乗者が機内でもらえるプレミアムレーン利用券の略地図をしっかり見て、今回は間違えずにプレミアムレーンの入国審査に向かいました。「前回は普通の入国審査のレーンに行ったから、係官が不慣れで止められたのだ。プレミアムレーンの係官なら、JGC日帰り修行僧をたくさん捌いているはずだから大丈夫。大丈夫……。大丈夫……なのか?」

 

今回の係官はだいぶお歳を召した、おじいちゃんと言っても差し支えのない、笑顔のない男性です。これはイケる! 前回と真逆だ! 

 

おずおずとパスポートと入国カードを手渡し、おじいちゃんが何か言葉を発しようとした瞬間に、用意しておいたiPhoneを手渡しました。画面には英文。どうせ英会話ではろくに説明できないんだからと、こんなことを英文に予めしたためておいたのです。

 

「JALのフライトポイントキャンペーンが名古屋-バンコク線で行なわれています。なので、再びバンコクに来ました。目的はキャンペーンなので、JL738で直ちに日本に帰ります」

 

おじいちゃん、iPhoneの画面に書かれた英文をサッと読むと、何も言わずにパスポートを返してくれました。やったーーーーー!!!  無事、通過! キリキリと痛んでいた胃にスーッと清涼感すら漂いましたよね。はー、よかったよかった。

 

小心者が小冒険へ

気分よく入国できたので、「完璧だ! せっかくだから今回はバンコク市内まで足を伸ばしてみよう」という気になれました。極度のビビり症のため、こういう気持ちになることは滅多にありません。

 

エアポート・レール・リンクの切符

 

この赤いコイン、なんだと思いますか? 2010年に開業したばかりの、エアポート・レール・リンク(ARL)という鉄道の切符です。かわいいですよね。

 

これが出来る前は、悪名高いタイの渋滞を経ないとバンコク市内に行けなかったそうですが、ARLは15分間隔で走っており、パヤタイ駅までもたったの30分。しかも安いときてます。45バーツなので150円くらいですかね。

 

エアポート・レール・リンク

 

ただ、2014年から快速電車が運休してしまっていて、各駅しか運行していません。そのため、観光客だけでなく現地タイ人の足ともなっており、通勤通学の時間にぶつかるとかなり混雑するようです。3両編成のため、大量輸送にも向いてません。私は荷物も全然ありませんでしたし、時間も15時くらいだったので、とても快適に乗れました。

 

詳しい乗り方は、バンコク市場さんが詳しいです。

 

 

タイの脳内イメージが塗り替えられた

パヤタイ駅からBTS(高架鉄道)に乗り換えて、サイアム駅を目指しました。特に目的があったわけではないんですが、スマホで色々調べたところ、そこが一番栄えていると書かれていたからです。

 

タイの在来線

 

この写真はBTSから下を覗き込んだところ。高架の下を走る在来線(?)の風景は、私たち日本人がイメージするタイそのものです。しかし、このイメージはもはやタイの現状の一側面でしかないということを、サイアムで思い知らされました。

 

サイアムパラゴン

 

どーん。サイアム駅の目の前にある高級デパート、サイアムパラゴンです。左にはなぜかライトニングさん。右には噴水。正面入り口から入るとすぐに、警備の人からカバンの中をチェックされたりします。無駄に緊張します。

 

中に入ってちょっと圧倒されてしまいました。見るからに客層がアッパーなんですよ。身なりも、パリッとして高価そうな感じですし、どう見てもこのデパートの中で一番貧乏そうなのは私でした(笑)。そして若者が多い。タイのリッチな20代30代はこんなにも層が分厚いのか……と驚きました。こういうのって、実際に来てみないとわからないものですね。言葉だけ聞いて、まだどこか侮っていた「アジアの成長」というものを実感させられました。

 

姪っ子とニアミス

特にサイアムパラゴンで買物することもなく、さっさとスワンナプーム空港に戻ることにしました。ここで、姪っ子(17歳女子高生)からLINEが入ります。

 

姪っ子から入ったLINE

 

実は同時期に姪っ子も友達と二人でタイ旅行をしていたんですよね。女子高生が2人で海外旅行とか、小心者の私からするとめまいがするくらい大冒険だなと思うんですが、当人たちは全く臆することもなく目一杯楽しんでいたようです。

 

だがしかし……。この後、彼女たちは大変なことになることをまだ知らない……。

 

帰国

その後、出国審査もサクッと済ませ、前回寄ったROLEXにまた行ってみました。

 

空港免税店のROLEX

 

前回と同じ店員さんがいて、(英語で)また話しかけられたんですが、「今日は見てるだけだよ。つーかごめん。英語そんなに話せないんだわ」と言ったら「私もです」と絶妙なフォローを入れてくれました。

 

あとはサクララウンジでゆったり過ごし、搭乗。今回の帰国便では機内食を避け、名古屋までのフライトを目一杯寝ることにしました。アイマスクとマスクもしっかりと着けたので、結構眠れましたね。

 

名古屋MKの運転手さん

 

私のトランクを引いてくれる運転手さん。実はJALバンコク-中部線でビジネスクラスを利用すると、帰りはタクシーのサービスがあるのでした。前回はそれ知らなかったんですよねー。今回は忘れずそのサービスに申し込んでおいたため、名古屋駅までゆったりとタクシーで帰ることができました。名古屋と言わず、静岡県掛川市あたりまではタクシーで行ってくれるそうです。至れり尽くせりすぎて逆に恐縮してしまいます。

 

その後はまた名古屋から東京まで新幹線でした。

 

こんな感じで、私のJGC修行バンコク日帰りフライト2回目はつつがなく終了。疲れましたが、充実感いっぱいでした。

 

姪っ子後日談

私の帰国翌日、姪っ子もバンコクから成田まで帰る予定でした。フライトは朝の08時25分バンコク発、台北経由のチャイナエアラインです。

 

なんと、姪っ子、このフライトに乗り遅れたんです(笑)。空港に着いたのが搭乗の1時間半前だそうで、もうこの時点で、世の中ナメてるだろって話なんですが、出国ラッシュの大行列に阻まれ、搭乗口にたどり着いたのは、締め切り10分後だったそうです。

 

ここで空港職員が、彼女たちの搭乗券を目の前で破り捨てるという無慈悲な鉄槌を下し、姪っ子の友達は大泣き。異国の地で、英語も話せない、クレジットカードも持っていない、一文無しの女子高生二人が途方に暮れるという事態に(笑)。しかしこの時、姪っ子は、大泣きする友達を見て「泣いても事態は好転しないっしょ。なんとかなるっしょ」と全く慌てることもなくスマホをいじり出したという……。恐るべき神経の太さです。

 

LINEで私の妹(姪の母)と連絡を取り、結局のところ妹がタイ航空のチケットをWEBから取ってやったため、大事には至らなかったんですが……。もうね、これ、ネットのない時代、ケータイのない時代だったらどうなっちゃってたんだっていう話ですよね。

 

彼女たちのツアー代金は、ホテル代込みで3万円でした。台北経由のチャイナエアラインですし、格安パックツアーって感じですね。でも帰りのタイ航空エコノミークラスの片道チケット代は1人8万円オーバー!! もう無茶苦茶ですよ(笑)。

 

さらに、夕刻になってやっと取れたタイ航空のフライトは真夜中の便。空港で朝7時から真夜中まで過ごすことになったんですよね。

 

そんな大事件の後、本来なら空港で憔悴しきっているはずの姪っ子が、夜中、Twitterにアップした脳天気な写真がこれです。

 

ノリノリの姪っ子

 

笑うしかないでしょこれ(笑)。姪っ子の、桁違いの神経の太さを分けてほしいなあと思ったタイ旅行でした。

 

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JMBクリスタル到達!

JMBクリスタル

搭乗記録

 

2回のバンコク修行でFOPは43,208となり、JMBクリスタルに到達しました。4月上旬にはさらに初回搭乗ボーナスの5,000FOPが加算され、48,208FOPとなる予定です。残りはたったの1,792。いよいよJGCが見えてまいりました。漲ってまいりました!

 

JGC修行ラストフライトは、優雅に飛ぼうと思っています。

 

 

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