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SFC修行&沖縄旅行記3日目 沖縄ソーキそばの美味さに開眼

守礼門

 

SFC修行&沖縄旅行記も今回で最後。3日目は帰るだけの日だったんですが、少し時間に余裕があったので、首里城と牧志公設市場に行ってきました。どちらも、1月の修行中に既に立ち寄ったところだったため、沖縄本島が初めての妻相手に、存分に知ったかぶりができます(笑)。

 

それにしても、旅の最終日って、何かふわっとした寂寥感がありますよねー。これだけはいつまで経っても慣れません。ちょっと苦手です。

 

那覇市に向けて出発

前日、『海人料理 海邦丸』がある海の駅でお土産を買っておきました。旅先で見つけたら必ず買うもの、ステッカーです。

 

ステッカーを貼ったグローブトロッター

 

まだピカピカのグローブトロッター18インチトロリーに貼り付けました。いかにも沖縄行ってきました感漂うベタなセレクトですが、そこがいい。SFC修行のいい記念です。お土産屋さんは、もっとステッカーに力を入れてほしいですね。たまに全然売ってないとがっくりきます。あっても「これはないだろ……」とうひどいセンスだったりするし。

 

その点、このオリオンビールとブルーシールはちょっと気に入りました。企業ロゴ大好物です。早くグローブトロッターをステッカーだらけにしたいです。

 

カロッツェリアのカーナビ

 

美ら海水族館から首里城までは車で2時間。関係ありませんが、レンタカーのアクアについていたカーナビがカロッツェリアで感激しました。見やすいんですよね、他のメーカーの地図と比べて。

 

首里城をチラ見してきた

首里城に来るの、実はもう3回目です。でもまだまだ全部は見切れてない感じもあります。こんなに立て続けに何回も首里城に来てる人はなかなかいなさそう。

 

いかついバリケン

 

首里城公園内の「円鑑池」「龍潭」にたくさんいる、バリケンという鳥。沖縄では観音アヒルとも呼ばれているみたいですね。面構えが険しく、大量にいるのでギョッとしますが、人なつこく寄ってきます。鳥が怖い人だとちょっとつらいかもしれません。

 

首里城正殿

 

これが正殿。その手前の奉神門で入館料820円が必要になりますが、正殿は中をじっくり見ることができます。「ここはかつて日本ではなかったのだな……」ということが城郭の外観からも、正殿の中からもよくわかり、とても不思議な感じがします。そんなこと言ったら、ハワイだってかつてアメリカじゃなかったわけですけど。

 

3回目で少し飽き気味だったので(笑)、首里城見学はさらっと済ませて次は牧志公設市場に向かいました。

 

またしても旧正月に阻まれる

牧志公設市場は、国際通りから歩いてすぐ。中のディープ感が最高なので絶対寄りたかった場所だったんですが、なんと旧正月のため、お休みで中に入れなかったんですよね……。ここでもまた、「やはりここはかつて中華文化圏だったのだ」と思い知りました。

 

代わりに、1月中に牧志公設市場に行ったときの写真を載せときます。

 

公設市場に向かうアーケード

 

公設市場に向かうアーケードの中。この猥雑なアジアンな感じ、たまりませんね。私、下町生まれのため、上野アメ横あたりがホームグラウンドという感じがあるので、この雰囲気大好きです。戦後の闇市から発展してできたという成り立ちも一緒ですしね。

 

牧志公設市場1階

 

これが牧志公設市場の建物の中に入ったところ。結構大きな建物なんですが、周囲にびっしりと露店が貼り付いているので、どこからどこまでが市場の建物なのか、どこが内でどこが外なのか、わけのわからないラビリンス感があります。

 

建物の周囲には、実に13カ所も「牧志公設市場 入り口 ここ」と書かれた扉があり、間違って14個目の幻の扉を開けてしまったら、そのまま異世界にたどり着いて二度と帰れなくなりそうな雰囲気。

 

牧志公設市場2階

 

エスカレーターを上がり、2階から見下ろしたところ。いいですね~、この仄暗い中に浮かび上がる店舗のあかり。

 

老朽化が激しいので、近い将来建て直されてしまうんでしょうが、なんとかこの雰囲気を受け継いでほしいなと思います。ぴっかぴかで明るい建物になってしまったら、なんか違いますよね。

 

高度に発達したソーキそば店の外観は不動産屋と区別がつかない

公設市場がお休みだったので、仕方なく外のお店で沖縄そばを食べることにしました。ネットでいろいろ調べた結果、「ここが美味しそうだ」と思って立ち寄ったのが、このお店。『田舎 公設市場北店

 

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どう思います? この店構え。正直に言って、何の情報もなくこのお店の前を通ったとしたら、中に入る勇気は私にはありません(笑)。

 

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お店の中もこんな感じ。高所に置かれたブラウン管テレビ、味があるというよりただ古ぼけただけのテーブル、介護施設から払い下げられたような椅子、よくわからない西洋絵画、シースルーの暖簾、秩序なき秩序をもって陳列されたる皿と壺。

 

すごいです。この見事なまでの統一感の無さは、頑張ってもなかなか出せるものではありません。

 

しかしソーキそばの美味しさは本物だった

店構えだけでは味はわからないものだと唸りました。とても美味しかったんです。

 

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東京でも沖縄でも、いろんなところで食べてきましたが、ソーキそばで「うわっ! 美味い」と思ったのは初めてでした。まずスープがとてもしっかりしてるんですよね。基本薄味で何が何だかわからないのが沖縄そばだと思っていましたが、本当に味がしっかりしてる。薄味なのに、出汁の旨みがぐいぐい来る。そしてソーキのジューシーさ。 

 

イギリスの代表的な家庭料理っていう有名なコピペがありますよね。

 

  • まず、好きな肉と野菜を用意する
  • 肉は適当な大きさに切り分ける。野菜は皮や芯を取り、やはり適当な大きさに切る
  • 水を張った鍋に材料を全部ブチ混んで、煮る
  • とにかく煮込む、煮込んで煮込んで煮込む
  • これでもかと言うぐらい煮込み、肉と野菜がクタクタになり、肉と野菜の旨みがスープに全部出たら
  • スープを全て「捨てる」
  • 残った肉と野菜に好みの調味料を付けて食う

 

こんな感じですっからかんになったソーキがたまにありますけど(笑)、このお店のソーキは素晴らしかったです。ジューシーで旨みが全く抜けてない。

 

そして安い! ソーキそばは380円。一緒に食べたジューシー(沖縄炊き込みご飯)は100円。しめて480円。やすっ。この安さでこのお味なら、お店の雰囲気などどうでもよくなりますね。大満足でした。また食べたいです。

 

那覇空港から羽田空港へ

レンタカーを返却したあとは、バスに揺られて空港へ直行。往路と同じように、帰りも妻の座席をプレミアムクラスにアップグレードしようと思っていたんですが、空港に着いたときにはもう埋まっていました。そのため、私だけがANAラウンジに入り、私だけがプレミアムクラスで機内食を食べることに。ちょっと可哀想な気もしますが、仕方ありません。

 

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帰りのPremium GOZENでは、初めてただの白米が出ました。なんとなくちょっと損した気分があります。美味しかったですけどね。

 

まとめ

SFC修行の第一関門となる30,000PP達成は、2泊3日の沖縄旅行で締めくくりました。4月中旬にはブロンズ事前サービスが始まります。あと2回のOKAタッチをブロンズでやり遂げ、7月のハワイで50,000PP到達の予定。いよいよSFC取得が視界に入ってきました。わくわくします。

 

ですが、実はちょっと、SFCとは別のことで頭がいっぱいです。その話はいずれまた。

 

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