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ANAとマイルのパパじゃない

マイレージ、ポイント、クレジットカード、ハワイ、飛行機なんかについての陸マイラーブログ

海外旅行保険が付帯する年会費無料クレジットカード ベスト5 (2015年版)

最終更新日:2016年8月19日

 

クレジットカードには海外旅行傷害保険が含まれるモノが多くあります。 最もお得に海外旅行保険をまかなうには、どのカードを選べばいいのか? 年会費無料クレジットカードで果たして充分なのか? 保険金額はいくらくらいが妥当なのか? 検証してみましょう。

 

クレカに付帯する海外旅行保険で最も大事なことは2つ

  1. とにかく傷害・疾病治療の保険金額が一番大事
  2. 自動付帯じゃないと意味がない

 

今回2015年版を書くにあたって、他のブログやクレジットカードサイトを斜め読みしてみたんですが、以前の記事から6年経ってもいまだに死亡・後遺障害の最高額だけを載せて「海外旅行保険が2000万円もつく!」などと紹介しているところが多くて萎えました。死亡保険の金額にたいした意味はありません。クレジットカードの付帯保険をチェックする際は、必ず「傷害・疾病」の欄を見てください。この金額が多いカードが良いカードです。

 

海外での治療費は想像を絶する

傷害によって死亡したり後遺障害が起きた場合は、複数持っているカードのうち、最も金額の高いものを限度として支払われるので、「死亡・後遺障害で1億円」というプレミアムクラスのクレジットカードを3枚4枚と保有していても、1億以上は出ません。そもそも自分が死んでしまったら、いくら大金をもらえても仕方ないですし。

 

それに対して、「傷害・疾病治療」「賠償責任」「携行品被害」「救援者費用」の場合は、実際にかかった費用を上限として、どんどん加算されていくので、複数持つ意味が出てきます。たとえば傷害・疾病治療費の保険金額200万円というクレジットカードを5枚持っている人は、1000万円までの治療費が補償されることになるので、異常に高額な海外での長期入院治療費もまかなえます。たとえば下記のリンク先を読んでみてください。

 

ジェイアイ傷害火災 海外での事故例

 

300万400万の治療費は当たり前。1千万すらいくつも事例が見つかります。こんな高額治療費、保険に入っていなかったら払えるわけがありません。アメリカ人の破産原因の多くはこの高額治療費です。これをカバーすることの方が、死亡保険金額の多さよりよっぽど大事だということになります。

 

自動付帯は加算されていく

また、こういった、複数の「傷害・疾病治療費」を加算していくには、付帯条件が「自動付帯」でないと都合が悪いことに注意してください。クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険には「利用付帯」と「自動付帯」の2種類があります。

 

「利用付帯」という条件のカードは、自宅を出発してから日本を出国するまでの公共交通機関を当該カードで決済するか、あるいはツアー代金そのものを当該カードで事前に決済しておく必要があります。そのため、複数の利用付帯カードをいくつもいくつも加算していくのは難しくなります。

 

これに対して、「自動付帯」の方は、カードの名義人が海外旅行に行きさえすれば、無条件で保険が付帯されるので、とにかくカードを保有さえしていればOKなんです。これならば、何枚でも加算できます。

 

ステータスカード1枚では不充分

死亡・後遺障害の保険金額がめちゃめちゃ高いプラチナカードを一枚だけ持つよりも、自動付帯で疾病・傷害治療費の保険金額がそこそこ高い年会費無料カードを複数持つ方が断然イイということを覚えておいてください。

 

付帯保険で知っておくべきこと

その他、クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険について、知っておくべきことを列挙しておきます。

 

  • 自動付帯のカードを複数持つなら、カード発行会社が重複しないようにした方がいい。同一発行会社だと保険金が加算されない場合がある。(カードの裏面に書いてある「お問い合わせ先」がカード発行会社になります。JCBのマークがついているからといって、JCBが発行しているとは限らないことに注意してください)

  • ゴールドカードは家族特約がついているものが多いので、カードを持てない子供がいるなら意味がある。

  • クレジットカード付帯保険ではカバーされない分野があるので、それについても保険をかけたい場合はAIU等の通常の保険に加入する必要がある。即ち、「疾病死亡」「航空機預託手荷物遅延」「航空機遅延」。ただ、これらを単独で付けられる保険はほぼなく、「傷害・疾病治療」などとの抱き合わせになってしまう。また、車の運転中の傷害は対象外となることがほとんどなのでレンタカーに乗るときはレンタカーの保険にも入る必要がある。

  • 自動付帯のカードは、たとえ一度もそのカードで決済したことがなくても、旅先にそのカードを持っていかなくても、保険が適用される。

  • 旅行期間は30日~90日ほどしかカバーされないので、それを超える長期旅行には使えない。(期間はカードによってそれぞれ違います)

 

付帯保険が優秀なカードは減少傾向にある

2015年6月現在で、海外旅行傷害保険が優秀なクレジットカードをいくつか紹介します。2009年に書いたときは「年会費永年無料」と謳っていたのに、いつのまにか有料になっていたり、保険金額が下がっていたり、自動付帯が利用付帯にすり替わっていたりする脱落カードがいくつもありました。アプラス、オリコ、ニコスには要注意です。

 

下記リストはあくまでも「とにかく持っているだけで充実した旅行保険がついてくる」という観点で選んでいるので、がんがん決済してポイント還元を狙うことには全く向いていません。ただ、死蔵させておくのもカード会社が可哀想なので、たまには使ってあげてください。

 

重視した条件は、自動付帯で、傷害・疾病が200万で、年会費無料という3点です。

 

付帯保険が優秀なオススメカード

  • 発行会社 ジャックス
  • 家族カード含めて年会費永年無料
  • 海外自動付帯 傷害・疾病 200万
  • 国内利用付帯 入院日額5千

現時点で、付帯保険に関しては最強と言えるカードです。また、年会費無料カードの中では還元率も最強クラスなので、マイラーではない人にとっては普段使いにもオススメできます。全方位、隙がありません。

 

  • 発行会社 ジャックス
  • 家族カード含めて年会費永年無料
  • 海外自動付帯 傷害・疾病 200万
  • 国内利用付帯 入院日額5千

2009年に書いたときもエントリーしていた付帯保険最強カードです。6年間改悪なしは信用できますね。ただし、発行会社がジャックスのため、REX CARD Liteと被ってしまいます。REXを申し込むのなら、こちらはやめておいた方がいいでしょう。

 

AJ・AMDAカード

  • 発行会社 全日信販
  • 家族カード含めて年会費永年無料
  • 海外自動付帯 傷害・疾病 200万
  • 国内利用付帯 入院日額2千

こちらも6年間改悪なしの超オススメカードです。非常に地味で、知ってる人を探す方が大変なくらいのレアカードですが、改悪リスクの低さが際立っています。 

(AJ AMDAは2016年に募集を停止しました)

 

  • 発行会社 エポスカード
  • 年会費永年無料
  • 海外自動付帯 傷害・疾病 200万・270万
  • ハピタス等、ポイントサイト経由で発行できます

家族カードが作れないこと以外は上記3カードとほぼ同条件。年会費無料カードで疾病270万というのはちょっと他に例がありません。非常に強力です。

 

  • 発行会社 ライフカード
  • 年会費初年度無料。次年度1250円+税。ただし年間1回でも利用があれば無料
  • 海外自動付帯 傷害・疾病200万

 条件付き年会費無料ですが、年間たった1回の利用でOKなので、実質無料と言っていいでしょう。コンビニでうまい棒1本買えば次年度年会費無料です。また、「ライフカード<旅行傷害保険付き>」という似たようなカードもあるんですが、そちらは問答無用で2年目から年会費がかかるので、龍馬カードの圧勝です。

 

他にオリコ iBやオリコ pay Waveなどもあるんですが、オリコは改悪リスクが高いと見て候補から外しました。残念ながら今年はこれ以外に3条件を満たす優良カードが見つかりません。かなり厳しい状況です。傷害・疾病を150万や100万まで落とすといくつかあるんですが……。

 

ゴールドカードでも安心はできない 

ANAマイラーならANA VISAゴールドカードを持っている人も多いでしょう。ANA VISAゴールドカードの付帯保険は次のような条件になっています。

 

  • 海外自動付帯(家族特約付き)障害・疾病 150万円
  • 国内自動付帯 入院日額5千
  • 国内航空便遅延保険付き
  • 国内航空傷害保険付き
 
海外旅行傷害保険の傷害・疾病治療が150万しかないことに注目してください。先ほどリストアップした年会費無料カードがいかに優秀かわかります。その代わり、ANA VISAゴールドカードには、年会費無料カードに付いていない航空便遅延保険や航空傷害保険が付いていますけどね。

 

ちなみにANAマイラー必須のソラチカカードは死亡保険と救援者費用がついているだけで、肝心の傷害・疾病がついていないので付帯保険カードとしては使い物になりません。

 

まとめ

クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険で重要なことは、「自動付帯であること」「傷害・疾病治療費が高いこと」「年会費無料であること」の3つ。年々この条件を満たすクレジットカードは減っています。上手に利用してください。

 

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