OKA-SINタッチのようなエクストリームな修行を易々とこなしている人たちからは笑われそうですが、私にとっては今回の中部−バンコクJGC修行はかなりきつかったです。体力的にも、精神的にも。
今回は「家に帰るまでが修行です」的なおまけです。少し短めでお届けします。
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とにかくクソ眠い
帰国便はJL738。バンコクを0時40分に出発して、名古屋に8時05分着のフライトですが、少し出発が遅延しました。時差があるため、体感時間は夜中の3時出発という感じ。もう眠気の限界です。
今回、生まれて初めて優先搭乗をしました。一刻も早く寝る準備をしたかったからです。座席に置いてあった「朝食の時間に起こして or 起こさないで」と回答するアンケート用紙(?)をCAさんに手渡したあとの記憶がほとんどありません。本当はアメニティや機内の様子など、ブログのネタにするべきことはたくさんあったんですが、とにかく眠くて、写真なども撮っていません。
JAL SHELL FLAT NEOのシートは、フラットにはなるけど180度ではないという感じです。少し斜めなんですよね。しかしこれ、寝れます。今までANAホノルル線B767の地獄シートで鍛えられていますから、充分快適です。
気付いたら日本上空
朝食のサービスが始まり、電子シェードが全開になったため、朝日のまぶしさで目が覚めました。睡眠時間は実質3〜4時間といったところでしょうか。「バンコク修行は近いし楽勝だろう」と思っていたんですが、むしろ長距離路線の方が楽なような気がします。ビジネスクラスならたくさん眠れますからね。
お隣さんは周到にアイマスクを借りていたので、シェードに煩わされず、ぐっすり寝ておられました。夜便ではアイマスクは借りておいた方がいいですね。勉強になりました。
「朝食ナシでギリギリまで寝るか。いや、機内食レポもしたいしな……」と迷った挙げ句に朝食で起こしてもらうことにしてありました。そしてチョイスしたのは和食。これ、完全に失敗でしたね。
台湾、韓国、グアムといった近距離路線だと、日本から復路便の機内食も積んでいくことがあるみたいですが、タイの場合、復路便は現地業者が作っているわけです。せめて洋食だったらもう少しマシだったのかもしれませんが、和食は完全にダメでした。ちなみにANAホノルル線は復路便の和食も結構美味しかった記憶があります。
朝食のあと、1時間ほどで名古屋に到着しました。
名古屋以降は完全ノープラン
今回、名古屋から東京に、どうやって帰ろうか全く決めていませんでした。朝8時に到着するのに、羽田行きの飛行機が14時くらいまでないんです。
体力に余裕があったら、コンパルでエビフライサンドを食べたり、名古屋をぶらぶらしてから空港まで戻ろうかとも思っていたんですが、戻るのがそもそもバカバカしいし、14時まで体力が持ちそうになかったので、結局空港から名古屋駅まですぐに出て、新幹線で東京に帰ることにしました。
私、普段は車でしか移動しない人間なので、電車に乗るのは飛行機に乗る以上にレアなんです。ちょっとわくわくしちゃいましたね。中部国際空港からはミュースカイという特別車に乗って名古屋駅に向かいます。特別車というか、普通に特急? みたいなものですか?
空港からの列車らしく、入り口の横にはトランクを置くスペースが大きく設けられていました。途中駅はすっ飛ばして名古屋まであっという間に着きます。
名古屋駅から新幹線
新幹線に乗るのは実に30年ぶりくらいです。切符の買い方すらよくわかりません(笑)。 みどりの窓口? に行かなくてはいけないのかと思っていたら、普通に券売機で、しかもクレジットカードでパパッと買えたので、「こういうところが飛行機と違って楽でいいなあ~」と思いました。タイミングのいいことに発車は5分後。即座に駆け込みます。
調子に乗ってグリーン車の喫煙車に乗ったんですが、ここですごい違和感を覚えました。まず、座席にシートベルトがない! 当たり前です。でもずっとシートベルト付きの乗り物に乗っていたのですごい違和感なんですよ。
それと、この密閉空間にタバコの煙が立ちのぼっていること! ギョッとしますよね。「えっ、いいの? 本当にここで吸っていいの?」とドキドキしちゃいました。いまだに喫煙車なんてものが存在するんですねえ。本当に驚きましたよ。30年ぶりの新幹線で浦島太郎状態のはずなのに、30年前と同じ光景を見られるとは。車内はタバコの脂で真っ茶色(笑)。これ、嫌煙家にとっては正に地獄でしょうね。
ちょっと話が逸れますが、BioShockというFPSのゲームがありまして、その冒頭のムービーで、飛行機の中であるにも関わらず、主人公がタバコを吸うというシーンがあるんですよ。その時も、「えっ!? 飛行機の中でタバコ吸っちゃっていいの!?」とギョッとしたんですが、これは物語の舞台が1950年代だということを表しているんですね。
今でもその頃の名残として、飛行機のトイレの中には灰皿が設置されています。実際には使われることはないのに、航空法で設置が義務づけられているからです。実に不思議な遺物ですよね。
時代は流れて、飛行機は全世界的に禁煙になりましたが、日本の鉄道にはいまだに喫煙車が生き残っている。すごいことですよね。日本の喫煙者、しぶとい。そんなことを考えながら、ものすごい罪悪感に襲われつつ、こそこそと吸いました(笑)(タバコやめろよっていう
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第1回JGC修行まとめ
- 3/13(日)JL209 羽田19:15-中部20:15
- 3/14(月)JL737 中部10:25-バンコク14:50
- 3/15(火)JL738 バンコク00:40-中部08:05
かかった費用
- JL209 11,100円
- JL737+JL738 161,740円
- 中部国際空港セントレアホテル 13,300円
- 新幹線 14,040円
というわけで、いろいろありつつも何とか乗り切った第一回JGC修行では、たった3レグで21,604FOPを稼ぎだすことができました。4月になると、初回搭乗ボーナスとして、さらに5,000FOPが加算される予定です。
キャンペーンのおかげとはいえ、旅慣れている人なら、本ッ当にJGC修行は楽ですね。
航空券代だけを考えた場合のFOP単価は8円。ホテル代や新幹線代も含めると9.26円ですね。それほど単価については深く考えておらず、とにかく短期集中でJGCを取れればいいという方針なので、自分の中ではかなり好成績だと思っています。SFC修行の方では、実質タダとはいえ、計算上はPP単価11円超えちゃってますし。
第2回の修行は2週間後の予定ですが、1回目と何か違ったことがあったら書く予定です。多分同じ事の繰り返しになりそうなんですよね。それではまた!
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