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ANAとマイルのパパじゃない

マイレージ、ポイント、クレジットカード、ハワイ、飛行機なんかについての陸マイラーブログ

ソラチカのポイントコース選択はマルチポイントと自動移行のどちらにすべきか?

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「ソラチカカードを申し込もうと思ったんですが、マルチポイントコースと、マイル自動移行コース、どれを選べばいいのかわからなくて先に進めません。陸マイラーにとっての正解はどれですか?」

 

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はい、これですね。確かにANAカードについての知識がないと、迷いますよね。後から変更することも可能なんですが、結論から言うと、申込時は「マルチポイントコース(5マイル)」を選択するのが正解です。

 

5マイルにするか10マイルにするかは人によって若干違いますので、今回はこれを解説します。既に発行している人も、ポイントコースを見直す参考にしてみてください。

 

ソラチカで貯まるポイントの基本

ポイントコースの選択についての解説の前に、まずはソラチカのポイント制度をしっかり理解しておく必要があります。これがわかっていないと選択のしようがありません。

 

  • 日々の買物で決済することによって貯まるOkiDokiポイント
  • 東京メトロに乗車することによって貯まるメトロポイント(ポイントサイトから交換するのもこのメトロポイント)

 

ソラチカを利用することによって貯めることができるポイントはこの2つです。いずれにしても、マイルが直接貯まるということはありません。あくまでも貯まるのは、OkiDokiポイントか、メトロポイント。どちらもマイルに交換できるポイントです。

 

OkiDokiポイントをANAマイルに交換する2コース

ソラチカを発行する際の「ポイントコース選択」というのは、OkiDokiポイントについての選択です。この選択にメトロポイントは関係ありません。

 

OkiDokiポイントというのは、JCBが発行するクレジットカードに共通して貯まるポイントです。1,000円の買物で1ポイントが貯まります。「OkiDokiポイントは、JCBでの買物で貯まるポイント」と覚えてください。

 

ソラチカや、ANA JCBカードで貯めたOkiDokiポイント1ポイントを、10マイルに交換するのが10マイルコース。1,000円で10マイルになるわけですから、100円で1マイル。つまりマイル還元率は1%です。このコースは還元率が少し高いかわりに、マイル移行費というものがかかります。年間5,000円(税別)です。

 

OkiDokiポイント1ポイントを5マイルに交換するのが5マイルコース。1,000円で5マイルになるわけですから、100円では0.5マイル。つまり、マイル還元率は0.5%です。還元率が半減するかわりに、マイル移行費は無料となります。

 

どちらがお得だと思いますか?

 

単純には答えられませんよね。これは、「ソラチカで年間いくらぐらいカード決済するか」によって違ってきます。たとえば年間120万円をソラチカで決済するとしましょう。この場合、10マイルコースはマイル移行費5,000円がかかりますが、12,000マイルが貯まります。5マイルコースだと移行費は無料ですが、6,000マイルしか貯まりません。つまり、差額6,000マイルのために、マイル移行費5,000円を支払う価値があると思うかどうか、ということにかかってきます。

 

年間60万円決済する場合も考えてみましょうか。10マイルコースなら5,000円を支払って6,000マイル。5マイルコースなら無料で3,000マイル。差額3,000マイルのために5,000円を支払えるかどうか、ということを考えてみてください。

 

私個人の考えですが、損益分岐点はおおむね100万円くらいだと思っています。つまりこうなります。

 

  • 年間100万円以上をソラチカで決済したい人は10マイルコース
  • それ以下の決済しかしない人は5マイルコース
  • 決済カードをソラチカと別に発行する人も5マイルコース

 

ソラチカの真価はメトロポイント

このブログでは「カード決済(買物)ではマイルはたいして貯まらない。ポイントサイトを利用しよう」ということを、口を酸っぱくして言い続けています。

 

 

ポイントサイトで貯めたポイントを交換する先はOkiDokiポイントではなく、メトロポイントですよね。さらにメトロポイントをANAマイルに交換するのは無料です。

 

ゆえに、ソラチカは決済には使わず、メトロポイントの中継基地として死蔵するのが最も賢い選択なのです。

 

決済用に使うカードとしては、ANA VISAワイドゴールドカードをいつもおすすめしています。これなら年間決済額100万円でマイル還元率1.57%になります。1%のソラチカよりぐっとお得になるので、特に年間決済額が300万円以上となる人はこちらを発行しましょう。

 

決済用カードをソラチカとは別に保有する場合、ソラチカで10マイルコースを選択する意味はない、と言えるでしょう。5マイルコースを選択してください。

 

「カードを何枚も持ちたくない。全てソラチカだけで賄いたい。なおかつ、ソラチカで年間100万円以上決済する予定だ」という人だけが、10マイルコースを選択するべきです。

 

マルチポイントコースとマイル自動移行コースの違いとは

マルチポイントコースというのは、貯めたOkiDokiポイントを、ANAマイルにも交換できるし、ANAマイル以外のモノにも交換できるコースです。ポイントの貯まり具合を自分で見極めて、好きなタイミングで好きなモノに交換することができます。たとえばこんなモノです。ANAマイルを貯めようと思っている人にとっては意味のないモノですけどね。

 

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マイル自動移行コースというのは、ANAカードだけに備わる機能で、貯めたOkiDokiポイントの全てが、毎月自動的にANAマイルに交換されていくコースです。「OkiDokiポイントをたくさん貯めてから、一気にマイルに交換する」ということはできません。

 

マイル自動移行コースで問題になってくるのは次の2点。

 

  1. マイル自動移行コース(10マイル)の場合、カード発行直後から自動的にマイル移行が始まるので、毎年必ずマイル移行費用5,000円(税別)がかかる。

  2. マイル自動移行コースは自分の好きなタイミングで一気に交換ができないので、マイルが有効期限切れとなる確率が格段に上がる。

 

OkiDokiポイントの有効期限は、ソラチカを含むANA JCB一般カードだと獲得月から24ヶ月。ANA JCBゴールドカードだと獲得月から36ヶ月です。そのため、自分の好きなタイミングで交換できるマルチポイントコースだと、有効期限が切れる直前にANAマイルにいっぺんに交換することができるのです。

 

こうすると、マイル移行費も毎年支払う必要がなくなります。2年に1回、交換した年だけマイル移行費を支払うということができるんですね。自動移行コースではこうはいきません。

 

また、毎月の決済額が5万円程度という人の場合、マイル自動移行コースだと、毎月500マイルほどが貯まっていくことになります。年間で6,000マイル。ANAマイルの有効期限は獲得月から3年ですから、18,000マイル以上は貯められません。3年後から毎月毎月、櫛の歯が欠けるように500マイルずつ失効していってしまうのです。

 

以上の理由から、マルチポイントコースとマイル自動移行コースの選択は、マルチポイントコース一択と言えます。

 

タイプ別ポイントコース選択

まとめると、タイプ別にこんな選択がベターだと思います。質問のいずれかに当てはまるなら「YES」を選択してください。どのコースを選択すればいいかがわかります。

 

  • 有効期限切れでどんどんマイルを失効させてみたい。
  • お得なことが嫌いだ。できるだけ損をしたい。

いずれかでYES!!→マイル自動移行コース(5マイル)を選択しましょう。

NO!!→次の質問に進んでください。

 

  • 年間500万円以上決済する予定だが、ソラチカ以外のANAカードは発行したくない。

YES!!→マイル自動移行コース(10マイル)を選択しましょう。

NO !!→次の質問に進んでください。

 

  • 決済用カードをソラチカとは別に発行するつもりだ。
  • ポイントサイトが重要であり、カード決済はあくまでもおまけだと理解している。
  • ソラチカ以外のANAカードは発行しないつもりだが、年間決済額は50万円以下だ。

いずれかでYES!!→マルチポイントコース(5マイル)を選択しましょう。

NO!!→次の質問に進んでください。

 

  • 年間決済額は100万円を超えるが、ポイントサイトも決済も全てソラチカ1枚で済ませたい。
  • 支払うお金が多少多くても、最も多くのマイルが貯まる方法にしたい。

いずれかでYES!!→マルチポイントコース(10マイル)を選択しましょう。

NO!!→あなたはマイルを貯めることに向いていないかもしれません。

 

ちょっとおふざけが過ぎましたが、要するに、マルチポイントコースを選択し、ソラチカとは別に決済用カードを発行するなら5マイル、ソラチカしか発行しないなら10マイルにすればいいということです。

 

決済カードANA VISAワイドゴールドにもコースがある

マイル還元率が最も高い決済用ANAカードはANA VISAワイドゴールドカードです。このカードにも、ソラチカと同じようにマルチポイントコース(VISAでは「応募方式」という名前です)、マイル自動移行コース(「自動方式」という名前です)、それぞれに10マイルコースと5マイルコースがあります。

 

こちらは陸マイラーとして最もお得となる選択肢はひとつだけです。ANA VISAワイドゴールドは、「応募方式(10マイル)」にしましょう。これは覚えておいてくださいね。

 

 

カード発行後でもポイントコースは変更できる 

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ANA マイル移行サービス | クレジットカードのお申し込みなら、JCBカード

 

後から気が変わったら、ポイントコースは変更が効きます。ただし、WEBからはできません。電話から、自動音声に従って変更します。

 

間違えて「自動移行コース(10マイル)」でソラチカを発行してしまった人は、「マルチポイントコース(5マイル)」に変更することをおすすめします。

 

まとめ

ソラチカは決済に使うものではなく、あくまでもポイントの中継基地として無料で使うべきもの。

 

そうであるなら、答えは自ずと決まってきます。基本は、お金が全くかからない「マルチポイントコース(5マイル)」です。クレジットカードの年間決済額が多いにも関わらず、どうしてもソラチカ以外に決済用カードを作りたくないという人だけ、マイル移行費を支払う「マルチポイントコース(10マイル)」を選択しましょう。

 

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