JGC修行を4月に終え、今か今かと待ちわびていたJMBサファイアの郵便物がやっと届きました。修行ブログでは、「郵便物届いた!」という記事が定番となっていますが、だいたい写真をさらっと載せるだけなので、届いた小冊子に何が書かれているかまでは、あまりよくわからないですよね。
今回は全郵便物の中身まで、大きな画像でしっかりお見せしようと思います。
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50,000FOP達成から郵便物到着までの流れ(私の場合)
- 4/19 国内線フライトで50,000FOP達成
- 4/21 WEBにFOPが反映されるがステータスはクリスタルのまま
- 4/22 WEBのステータスがサファイアになる
- 5/01 サファイアの郵便物が届く
JALはANAと違って、FOP反映やステータス反映までに少しだけタイムラグがあります。わかってはいたんですが、意味なく毎日ステータス画面をリロードしてしまいます。
私の場合、50,000FOP達成国内線フライトから、郵便物が届くまでにかかった日数は12日間でした。国際線でフィニッシュすると、もう1~2日、JAL提携航空会社便でフィニッシュするとさらに1~3週間延びます。
JMBクリスタルとJMBサファイアの違い
- 国内線前方座席指定サービスが可能に(JGCに申込後)
- 専用カウンターでのチェックインで制限がなくなる(クリスタルは国際線と、国内線クラスJ利用時のみ可)
- 受託手荷物無料許容量が国内線10kgから20kgに
- JGCエントランスの利用が可能に
- ファストセキュリティレーンの利用が可能に
- ラウンジの利用が可能に
- 国内線優先搭乗が可能に
- マイルUPボーナスが55%から105%に
- JALグローバルクラブへの入会が可能に
見るからに天と地ほどのサービスの差があります。空マイラーにとってはフライトマイルが2倍ほどにもなることがメリットでしょうか。そして、なんと言っても陸マイラーにとっては、JGCへの入会が可能になるということが最大のメリットです。
これで、JGCカードの年会費を払い続ける限り、一生JALの上級会員資格を維持できます。
JALグローバルクラブのワープ申請とは
JMBサファイア達成後、今回届いた郵便物(JALグローバルクラブへの入会申込書が同封されています)の到着を待って、JGCに入会することが通常の手順なんですが、これをすっ飛ばして、50,000FOP達成と同時にJGC入会申込書をJALのデスクに電話でおねだりすることを「ワープ申請」といいます。
やっと達成したサファイアですから、一日も早くJGCカードを入手したいと思うのが人情ですよね。しかし、ワープ申請すると、JMBサファイアの郵便物は届かないということになります。そのため、JMBサファイアカードも入手できません。
ワープ申請のメリット
- 最速でJGCカードを手に入れることができる
ワープ申請のデメリット
- JMBサファイアの郵便物は届かない
- JMBサファイアカードが入手できない
ややこしいんですが、JALの場合、JALマイレージバンク(JMB)とJALグローバルクラブ(JGC)とは、別の会員組織として区別されているようなのです。そのため、ワープ申請をすると、JMBサファイアカードの代わりに、JGCサファイアカードというものがJGCカードと一緒に送られてきます。
JMBサファイアカードとJGCサファイアカードは、券面にJGCのロゴが入っているかいないかの違いで、サービス内容は完全に同一です。JGCに入会することが決定しているなら、JMBサファイアカードはあくまでもコレクターズアイテムということになります。
言い換えると、通常申請の場合はJMBサファイアカードと、JGCサファイアカード(翌年)の2枚が手に入るということですね。私はJMBサファイアカードもブログネタにしたかったということと、単純にもらえるものは全部もらっておきたいという、がめつい根性のため(笑)、ワープ申請はやめておきました。
2016年版 JMBサファイア郵便物一覧
中身の文字まで全て読めるように、いつもより大きめの画像をアップロードしてあります。画像クリックで大きく見ることができます。
封筒
JMB FLY ONプログラム「JMBサファイア」のご案内
2016 JMB FLY ON Program SAPPHIRE
JALグローバルクラブ入会申込書
JALグローバルクラブ入会申込書(JALカード会員用)
JMBサファイアカード
返信用封筒
最速JGC発行は提携ブランドとグレードを変更しないこと
JMBサファイアの郵便物に同封されているJGC申込書は万能ではありません。簡単にまとめると、以下の場合は同封の申込書ではなく、JALデスクに電話をして、別の申込書をもらわなくてはいけません。
- 提携ブランドやカード種別を変更する場合(VISA→ダイナースなど)
- カードをグレードアップする場合(普通カード→CLUB-Aだけ例外で同一扱い)
JGCを発行するつもりなら、予め修行前から、欲しいJGCカードと同じ提携ブランド、同じグレードのJALカードを保有しておくことが肝心です。こうすればJMBサファイアの郵便物が届いてすぐに申込ができます。同封申込書は記入欄も非常に少なく簡単ですし、恐らくカード審査も全くないはずなので、最速でJGCカードを発行することができます。
また、同一ブランド同一グレードのJGCカード切替の場合、年会費は差額だけを請求されるので、申込のタイミングを考慮する必要はありません。
JGCカードはどれを選ぶべきか
JGC発行に時間がかかってもいいから、この際提携ブランドを変更しようという人もいるかもしれません。JGCカードには「普通カード」というものはなく、以下のラインナップが用意されています。
- JGC CLUB-Aカード 6種
Master/VISA/JCB/Suica/ClubQ/OP - JGC CLUB-Aゴールドカード 7種
Master/VISA/JCB/ClubQ/OP/American Express/Diners - JGC プラチナ 2種
JCB/American Express
ANAスーパーフライヤーズカードと違い、提携ブランドごとに極端な差がないため、基本は好きなものを選べばいいといった感じです。
また、SFCの場合はVISA/Masterを選択することによって年会費をぐっと抑えることができましたが、JGCの場合それはできません。さらに、SFCでは本会員カードより家族カードの方が年会費がかなり安いんですが、JGC本会員カードと家族カードの年会費は基本同じです。そのためゴールドで家族カードを発行すると、年会費負担が非常に大きくなります。(JGCプラチナとJGCダイナースは家族カード年会費が本会員より少し安くなっています)
単純に何かひとつゴールドカードを別に持っているなら、JGCカードをゴールドにする必要はないと言っていいでしょう。年会費の安いCLUB-Aにしておくべきだと思います。また、Suicaは家族カードがないので、候補からは外していいと思います。
私の場合は、SFCをVISAワイドゴールドにするつもりなので、JGCはCLUB-AのMasterにしておきました。また、クレカ決済でマイルを貯めるつもりは当面ないので、ショッピングマイル・プレミアムは外してあります。これにより、家族カードを含めた維持費はJGCカード中最安となります。
JGC発行で安心してはいけない重要事項
サファイアやクリスタルなど、JAL FLY ONステイタス会員にはできて、平JGC会員にはできないことがひとつあります。それは……。
東京ディズニーシー特典。
日本航空が提供するブロードウェイ・ミュージックシアターの「ビッグバンドビート」をお楽しみいただく前に、おくつろぎいただけるラウンジを2016年4月1日~2017年3月31日の期間中で2回ご利用いただけます(事前予約制)
※FLY ONステイタスを達成された翌々月の1日より、JALホームページで予約可能です。会員ログイン後「JALマイレージバンク」の「ご利用いただけるサービス」よりお手続きください。
ディズニーリゾートには一般には開放されていない秘密(?)のラウンジがいくつかあり、スポンサー企業の顧客だけが利用できるようになっています。
JCBカードのTHE CLASS保有者だと、ディズニーランド内で唯一アルコールが飲めるレストラン『Club 33』に入れることが有名ですが、JAL上級会員にはディズニーシーのビッグバンドビートでラウンジサービスがあるんです。空港のサクララウンジだけではないんですね。これは是非行ってみたいです。詳しい内容は、ディズニーホテルガイドさんの記事を参照してください。
おそらく2年後、私はFLY ONステイタスを失い、平のJGC会員になってしまいますから、行けるのは今年と来年だけ。忘れずに利用しようと思います。
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まとめ
50,000FOP達成でようやくJMBサファイアの郵便物が届きました。コレクターズアイテムとしてJMBサファイアカードを入手するなら、ワープ申請は避ける必要があります。
提携ブランドとグレードが同じなら、素早くJGCカードを切替発行できます。家族カードの年会費がSFCよりかなり高額なため、JGCは基本、CLUB-Aでの発行がおすすめです。予めJGC修行前にCLUB-Aカードを発行しておきましょう。
平JGC陥落前にディズニーシー特典の利用を忘れずに。
次はJGCカードが届いた際にまたご報告いたします。