最終更新日:2017年4月9日
ちょびリッチからドットマネーへの交換ルートが開通したことによって、「PeXへの交換でレートが下がる」という、ちょびリッチ最大の弱点が克服されたことは記憶に新しいところです。
2017年4月4日、ちょびリッチから、「ドットマネー」だけではなく、「ドットマネーギフトコード」への交換ルートも開通したことによって、さらにちょびリッチの利用価値が高まりました。家族や他人にすらも、ポイントの譲渡が可能になります。
- ドットマネーの基本をおさらい
- ドットマネーギフトコードの大きなメリット
- ちょびリッチからドットマネーへの交換メリットとデメリット
- ちょびリッチ→ドットマネーギフトコード交換手順
- ちょびリッチから交換したドットマネーギフトコードの有効期限
- まとめ
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ドットマネーの基本をおさらい
IT大手であるサイバーエージェントが運営する『ドットマネー』は、PeXを抜き去り、現在最強のポイント中継サイトとなっています。2015年3月にドットマネーからメトロポイントへの交換が始まり、陸マイラーは全ての交換を無料で済ますことができるようになりました。
- ポイントサイト→PeX(交換手数料50円)→メトロ→ANAマイル
- ポイントサイト→ドットマネー(手数料無料)→メトロ→ANAマイル
この交換ルートですね。最後、メトロポイントからANAマイルへの交換で0.9倍となるため、ほんの少し価値が目減りしてしまいますが、それ以外の交換時には等価交換ですし、交換手数料もかかりません。
ちょびリッチは2ポイントで1円ですから、40,000pt(2万円相当)は以下のように交換できます。
もちろん、ドットマネーから銀行振込の現金化を行なっても、手数料は無料です。陸マイラーだけはなく、お小遣い稼ぎ派にとっても、ドットマネーの利用価値は非常に高くなっています。
ドットマネーギフトコードの大きなメリット
通常、ポイントサイトからドットマネーの「マネー」に交換すると、直接的にドットマネー口座にポイントが振り込まれます。ドットマネーギフトコードは、ここにワンクッションが置かれ、まずは16桁英数字のコードに変換されます。
- ポイントサイト→ドットマネー
- ポイントサイト→ドットマネーギフトコード→ドットマネー
このギフトコードをドットマネーに登録すると、ドットマネー口座にポイントが振り込まれるという仕組みです。
「手間が増えるだけで、意味ないんじゃない?」と思ってはいけません。ドットマネーギフトコードを間に挟むだけで、大きなメリットが生まれます。
- ポイントの譲渡が可能になる
- ポイントの有効期限を実質的に延長することができる
ポイントの譲渡について
通常、ポイントサイトからANAマイルまでの交換ルートでは、名義が同一である必要があります。家族で陸マイラーをやっている場合、夫名義で貯めたポイントは、夫名義のドットマネー、夫名義のメトロポイント、夫名義のANAマイルと、全て同一名義でしか交換していくことができません。
しかし、ドットマネーギフトコードはその名の通りギフトですから、夫から妻へと、ポイントを譲渡することができるんですね。ANAカードファミリーマイルを使ってマイルを集約しなくても、ドットマネーギフトコードを利用することによって、ポイントやマイルの一本化ができるのです。
また、ドットマネーギフトコードは、Amazonギフト券やiTunesカードのように他人に譲渡すれば、送金装置としても使えます。Amazonギフト券やiTunesカードでは現金化する際に必ず目減りがありますが、ドットマネーは手数料なしで直接銀行振込ができるので、実質的に現金のやり取りをしているのと全く同じです。ギフトとしてこれ以上優れているものは他にないでしょう。
譲渡の方法は単純で、16桁の英数字からなるコードを、メールやLINEで譲渡先に教えるだけです。
有効期限の延長について
ドットマネーはポイント付与からたったの半年で有効期限を迎えてしまうという弱点があり、うっかり交換し忘れると、失効の可能性があります。しかし、ドットマネーギフトコードは発行された日から2年間有効期限があるので、ドットマネー口座に振り込むのを遅らせ、ギフトコードのまま長期保有しておけば、最長2年6ヶ月に延長できるわけです。
- ギフトコード(2年間)→ドットマネー(6ヶ月間)
ここまでのドットマネーギフトコードのメリットについては、ハピタスからドットマネーギフトコードへの交換ルートが開通したときにも書いています。
ちょびリッチからドットマネーへの交換メリットとデメリット
ちょびリッチ→ドットマネーギフトコード交換のメリット
- ボーナスが付く
- リアルタイムで交換できる
ちょびリッチ→ドットマネーの交換では、開始以来ずっとボーナスポイントが付いています。これに関してはギフトコードも同様です。(現在は1%増量)
また、ハピタス→ドットマネーギフトコードの交換では「交換申請の翌日より三営業日以内」の付与となりますが、ちょびリッチ→ドットマネー(or ギフトコード)の交換はリアルタイム付与ということが非常に大きなメリットになっています。
ちょびリッチ→ドットマネーギフトコード交換デメリット
- 1,000ちょびポイント(500マネー)以上、1,000ちょびポイント単位。
- ギフトコードは500円毎に分割される。
- ドットマネーに一発登録できるリンクは用意されていない
ハピタスは300pt(300マネー)以上100pt単位のため、細かく交換していくこともできますし、最大1万円をひとつのギフトコードに交換することができます。下の画像は、ハピタスポイント1万円をひとつのドットマネーギフトコードにしたものです。
ちょびリッチは1,000ちょびポイント(500マネー相当、500円相当)単位でしか交換ができず、尚且つ、ギフトコード自体も500マネー単位で分割されてしまうため、いっぺんに1万円交換すると、20個のギフトコードが発行されることになります。
さらに、ハピタスの場合、以下のような交換完了メッセージ内から、ドットマネーに一発登録できるURLが用意されています。(以前はメールでも送られてきたんですが、現在はセキュリティの観点から、ハピタスサイト内の「メッセージ」にしか一発登録URLは表示されません)
ちょびリッチの場合はギフトコードをいったん確認用ページで表示させ、コピペするしかありません。分割単位が500円であることと、一発登録URLがないのは少し面倒ですね。
ただ、他人に譲渡するのでなければ、ドットマネーへの直接交換ならいっぺんに交換できるわけですから、それほど大きなデメリットではありません。ハピタスの場合、直接交換がなく、ドットマネーギフトコードへの交換だけですからね。「ドットマネー直接交換」「ドットマネーギフトコードへの交換」の両方から選択できるちょびリッチの方が便利と言えば便利です。
ハピタスと、ちょびリッチ、それぞれのドットマネーギフトコードへの交換の特徴を表にしておきます。一長一短といった感じですね。
ちょびリッチ | ハピタス | |
---|---|---|
交換単位 | 500円以上500円単位 | 300円以上100円単位 |
コード分割単位 | 最大500円単位 | 最大10,000円単位 |
交換上限 | 1ヶ月90万円まで | 1ヶ月3万円まで |
交換日数 | リアルタイム | 申請翌日から3営業日 |
増量 | 1%ボーナス | 1%ボーナス |
一発交換URL | ナシ | アリ |
コード有効期限 | 最長2年以内 | 発行からきっかり2年 |
直接交換 | マネー直接交換あり | ギフトコードのみ |
ハピタスとちょびリッチで、交換単位とコード分割単位になぜこのような差があるのか? それは交換に必要な日数の違いからある程度推測できます。
ハピタスは交換に3営業日が必要です。ユーザーがハピタスに交換申請をした後、ハピタス側が、ドットマネーに対して交換額と同額のコード発行を要請し、それが完了するのに3日間かかると推測できるんですね。
これに対してちょびリッチはリアルタイムで交換が完了します。恐らく、ちょびリッチ側がドットマネーからある程度まとまったコードを買い取っていて、交換申請直後に予め用意してあったギフトコードを500円ずつ配布する、というような形なのだと思われます。
リアルタイム交換を取るか、コードの分割単位をフレキシブルにするかのトレードオフになっているわけですね。
ちょびリッチ→ドットマネーギフトコード交換手順
4月4日時点で既に交換が可能となっています。早速私自身もドットマネーギフトコードに交換してみました。
ドットマネーギフトコードへの「交換申込みする」をクリック。
交換額を決定。
交換は即時完了され、ちょびリッチの登録メールアドレスに、ギフトコード確認用のURLが送られてきます。
すぐにドットマネーに交換してしまうか、ギフトコードをコピペして、別の場所に保存しておきましょう。コードをそのまま他人に教えて譲渡することもできます。
これがメールで送られてきた、確認用のページです。この確認用ページは、1ヶ月間しか閲覧することができません。16桁英数字のドットマネーギフトコードが表示されています。今回は、すぐさまコピペしてドットマネーに交換してみましょう。
有効期限はそれぞれのコードによって違うので、コード毎の有効期限もしっかり記録しておきましょう。上の画像は、2017年4月4日に交換申請したものですが、有効期限は2019年3月31日となっています。2年より、ほんの少し短くなっていますね。
コピーしたギフトコードを「ドットマネーギフトコードをつかう」というページで登録すると……
500マネーが即時チャージされます。当然ですが、こうしてマネーにチャージしたギフトコードは二度と使えません。1回限りです。
ちょびリッチから交換したドットマネーギフトコードの有効期限
ドットマネーギフトコードは、発行日から2年が有効期限です。
ただし、前述の通り、ドットマネーギフトコードの交換申請をしてから発行されるハピタスと違い、ちょびリッチでは予めドットマネーから買い取ってある(発行してある)ギフトコードをユーザーに配布していると思われるため、コードの有効期限は最長の2年より少し短くなっています。
ちょびリッチからドットマネーギフトコードに交換した画面で、それぞれのコードに対して有効期限が明記されているので、コピペ保存しておくときに、有効期限もあわせて記録しておくようにしましょう。長期間ギフトコードのまま保持しておく場合、有効期限の記録は必須です。
まとめ
ちょびリッチ→ドットマネーギフトコードの交換ルートが開通したことにより、ハピタスだけではなく、ちょびリッチでも、家族間や他人へのポイント譲渡が可能になりました。
ギフトコードの分割単位が小さいため、譲渡された側がマネーに登録する(コピペする)のが少々面倒ではありますが、リアルタイムで交換できるのはメリットです。また、譲渡をしないのであれば、今まで通りギフトコードは使わず、ドットマネーに直接交換しましょう。その方が圧倒的に楽です。
いずれにしても選択肢が広がることは、陸マイラーに限らずお小遣い稼ぎ派にとっても大きなメリットです。ハピタスとちょびリッチ、双方ともに当ブログのおすすめポイントサイトです。これからもお互い切磋琢磨して、どんどんユーザー目線で利便性を高めていってほしいなと思います。