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ANAとマイルのパパじゃない

マイレージ、ポイント、クレジットカード、ハワイ、飛行機なんかについての陸マイラーブログ

【改悪】ちょびっと買取終了でTポイントや楽天ポイントのお得な交換が不可能に

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Tポイントや楽天ポイントのお得なマイル交換ルートとして大活躍していた、ちょびリッチの「ちょびっと買取」が12月14日で終了することになりました。ルートを塞がれることになるため、今後Tポイントや楽天ポイントは、レート0.5倍の直接交換でしかマイルに移行することはできません。また、期間限定ポイントについてはマイル化が不可能となってしまいました。非常に残念です……。

 

ちょびっと買取はレートが下がっていた

11月上旬、既にちょびっと買取による商品券買取のレートは、95%から89%にレートが下がり、12月現在ではさらに85%にまで下がっていました。 

 

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考えられる要因はいろいろあるんですが、「陸マイラー弁護士、空を飛ぶ」さんの考察が非常に興味深いです。

 

  • 商品券を普通に現金で買う(10,000万円)
  • ちょびっと買取に95%で買い取ってもらう(9,500円)
  • 買い取ってもらったポイントをキャンペーン交換率110%でドットマネーに交換(10,450円)
  • ドットマネーから現金化(450円の儲け)

 

100万円分行なえば、45,000円もの儲けが出ます。見事な錬金術ですよね(笑)。株なんかやってる場合じゃありません。4.5%がノーリスク、ノータイムで手に入る投資などどこを探してもありませんから。完全にシステムの穴です。穴でした。

 

システムの穴から次々と生まれる錬金術

古くからの陸マイラーならご存知の方も多いと思いますが、かつて、史上最強のポイント錬金術が存在しました。「Edy永久機関」です。今ではもちろん使えなくなっていますが、どんなものだったのか、ご紹介します。

 

  1. クレジットカードで25万円分、Edyにチャージする
  2. 翌月、クレカから25万円の請求が来る
  3. 先月チャージしたEdy25万円でその請求額をコンビニ支払いする

 

どういうことかわかりますでしょうか? 一見、全く無意味なことをしているように見えますよね? いわゆる「いってこい」なので、利用者は結局1円もお金を使っていません。しかし、「Edyチャージでポイントが貯まる」というクレジットカードを使うと、1円もお金を使っていないにも関わらず、この方法でポイントだけが貯まったのです。

 

Edyチャージができるのは1人5枚まで。1枚につき5万円がチャージできたので、1人あたり毎月25万円分のクレジットカードポイントが無料で貯められたことになります。

 

現在では「Edyチャージでポイントがもらえるクレジットカードがごく少数」「Edyでコンビニ収納代行を利用できない」という2つの理由から、この錬金術は完全に無効化されています。

 

似たような仕組みで、nanacoチャージによるポイント付与とnanacoによる収納代行がありますが、完全な永久機関とはなっていません。あくまでも、税金の支払いなどをお得にできるという程度です。また、チャージによるポイント付与率がどんどん落ちてきているので、あまり有効な方法とは言えなくなってきています。

 

Edy永久機関は法律的にもギリギリというか、限りなくクロに近いグレーといったものでしたが、最初に発見した人の情報収集力、分析力、応用力には敬服せざるを得ません。違法なことをしてはいけませんが、こういう姿勢だけは見習いたいものです。

 

マイレージプログラム自体がシステムの穴

マイレージプログラムはそもそもの成り立ちからして、2つの重大な欠陥を抱えています。

 

  1. 支払った金額ではなく、飛行した距離に応じてマイルが付与される。
  2. 特典航空券も、航空券代ではなく、距離を基準として必要マイルが決まる。

 

この、容易には変更できない2つの欠陥を抱えている限り、マイレージというものは常にシステムの穴を突かれ続ける運命にあると言えます。搭乗クラスの違いによる積算率の細かい調整などでは根本的な解決にはならないのです。

 

最近では、ようやく米系航空会社がこの穴を塞ぐ施策(金額ベースでのプログラム)を始めていますが、顧客の反発を極度に怖れている日系航空会社が追随する可能性は、現時点では非常に低いでしょう。

 

まとめ

ちょびっと買取終了により、Tポイントと楽天ポイントのお得なマイル交換ルートは塞がれてしまいました。しかし「誰でも爆発的にANAマイルが貯まる外食の裏ワザ」など、まだまだ大きな穴は健在です。これもいつ改悪されるかわからないので、稼げるうちにしっかり稼いでください。

 

常に情報を収集し、分析し、応用することで、改悪に対処していくことが大切ですね。

 

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