ANAとマイルのパパじゃない

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ハワイの人気レストランは予約が必須 OpenTableを使いこなそう

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旅行で最も大切なことは何かと尋ねたら、人それぞれ答えは違うものだと思いますが、私は「食事」と自信をもって答えます。食事大切ですよー。旅先で同行者と険悪になるのは、決まって食事が関係してると思いませんか? 

 

歩き疲れて、お腹が減って、お互い機嫌が悪くなってきて。その時点でようやく「どこで食べようか?」などと言ってるようでは喧嘩必至ですよね(笑)。「もう面倒だからここでいいよ。ここにしよう」と入った店が不味かったら……。テンションはだだ下がり、「だからあっちにしようって言ったのに……」と、つい余計なことも口走りがち。

 

素敵な場所で、美味しいものを、ちょうどお腹が減った時間に食べることが、旅行をさらに素晴らしいものにしてくれますよね。

 

はじめてのハワイで大失敗

私が初めてハワイに行ったのは2004年。自分自身の結婚式のためです。そこでハワイにハマり、以降毎年、1回か2回は行っているという感じなんですが、今思うと初めてのハワイでの食事はひどいもんでした。

 

妻の親戚に旅行会社の人がいたので、その方に結婚式関連、ホテル、航空券を丸投げして、現地での過ごし方は一切決めてなかったんです。事前の下調べは完全にゼロ。ハワイに到着したその日に、ホテルの部屋に置いてあったチラシを見て、翌日のオプショナルツアーを申し込むといった具合です。

 

当然食事も、なんとなくワイキキをぶらぶら歩いて、なんとなく目に付いた店にフラッと入ってみるといった感じ。今となっては逆にかっこいいような気もしますが(笑)、まあ見事にハズレばっかり引きましたね。それ以来、どこで何を食べるかは念入りにリサーチするようになりました。

 

初ハワイから11年、ハワイの食は大きく変化していて、今は選びきれないほど美味しい店が増えています。ますますレストラン選びが重要になってる気がするんですよね。

 

予約するのが当たり前というか必須

私、根っからの庶民なので、日本国内ではレストランを予約するという習慣がほとんどなかったんですけど、ハワイに行くようになってその重要性を改めて認識しました。ある程度の価格帯以上の店に、予約ナシで行くのは無謀すぎます。

 

ワイキキあたりで予約なしですぐ入れるレストランは、すなわち、その程度のお店だということ。かといって行列して長時間待つのもバカバカしい。というか、そういう美味しいお店に突然行って、「予約はしてある?」と従業員に聞かれ、「No」と答え、「1時間待ちね」と若干蔑んだ目で見られることの惨めさと言ったら!(笑)

 

予約、重要です。お腹が空いてから店を探すんじゃなく、予約した時間にちょうどお腹が減るように、スケジュールを組むんです。

 

現地での強い味方はカードラウンジ

陸マイラーの皆さんならANA ToMe CARD PASMO JCB(通称ソラチカカード)は持っていますよね? JCBカードを持っていると、ワイキキにあるJCBプラザラウンジ・ホノルルを利用できます。場所はロイヤルハワイアンセンターの向かいにあるワイキキショッピングセンターの2階。

 

 

日本語でレストラン予約やオプショナルツアーの予約をお願いでき、ドリンクサービスがあって、荷物も預かってもらえます。

 

現地で、行列のできている美味しそうなレストランを発見したら、店の名前を覚えておくか、看板を写真に撮っておき、JCBプラザラウンジに寄って後日の予約を取ってもらう、といった使い方ができます。もちろんホテルのコンシェルジュを利用してもいいんですが、日本人スタッフが常駐しているホテルって少ないですから、英語が得意じゃないとちょっと気後れしてしまいますよね。

 

ネット時代のスタンダードはOpenTable

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http://www.opentable.com/hawaii-restaurants

 

2016年5月追記:現在は日本語版OpenTableでも問題なくハワイのレストランを予約できるようになっているようです。

 

もっと気楽に、自力で予約を取る方法として、OpenTableという予約サイトがあります。中学生レベルの英語がわかれば簡単に予約ができるのでおすすめです。日本語版のサイトだと日本国内のレストランしか予約できないので、北米版(ハワイ)のサイトでメールアドレス等を登録して使います*1

 

また、少々面倒ですが、北米版Apple IDを取得し、北米版OpenTableアプリをiPhoneやiPadにインストールすると、さらに便利に使えます。なぜかアプリは北米版でも日本語表記になっているからです。現地で急に予約するにも、スマホアプリの方が機動性がありますよね。

 

北米版Apple ID(iTunesアカウント)の取得方法と、北米版アプリのインストール方法はSenbonsakura.comさんやENJOYPCLIFE.NETさんが詳しいのでそちらを参照してください。

 

 

北米版OpenTableアプリで実際に予約してみよう

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iPadの北米版OpenTableアプリを実際に使って、予約の手順を解説します。まずは、「何月何日の何時頃に何人で行くか」を設定し、地域と店名を検索します。テレビ番組でも何度も紹介され、大人気のWolfgang's Steak Houseを検索してみました。

 

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実際に空きがある時間帯がズラッと並ぶので、そこから選択します。今回は土曜日の19時を狙いましたが、さすがに週末のその時間帯は埋まっていました。少し遅いですが20時を選択してみます。

 

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不安になるくらい素っ気ない画面が出てきます。店によっては全く考慮してくれませんが、レストランへの要望には「眺めのいい席をお願いします」などと英語で書きます。現地のお店に直接届くメッセージなので、日本語は通じません。特に要望などなければ、右上の「予約」というところをタップすればいきなり予約が完了します。

 

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アカウントさえ作ってあれば、予約完了までは1分もかかりません。本当にこれで予約できてるの? と思うくらいあっという間です。

 

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画面右上の人物アイコンをタップすると、予約の確認、変更、キャンセルがワンタップでできます。実に簡単ですね。英語の電話をかけなくても、ホテルのコンシェルジュに依頼しなくても、JCBプラザまで出向かなくても、自宅にいながらにして簡単に予約が完了してしまいます。

 

どれくらい前に予約するもの?

直前に予約しようと思っても、週末の人気店は空きがないことが多々あります。店にもよりますが、1年前からOpenTableで予約することも可能ですから、 旅行前にスケジュールを組んであるなら、いくらでも早めに予約してしまって大丈夫です。

 

私の場合で言うと、遅くとも2~3週間前にはだいたい予約してます。

 

私の旅程の組み方

私はまず最初に、どこで、いつ、何を食べるかを大体決めてしまい、その隙間をアクティビティで埋めていくというスケジュールの組み方をしています。もちろん急に気が変わったり、寄り道したりして、スケジュール通りにいかないこともよくあるんですが、そういうときのために、食べたいモノ食べたいレストランは、行ききれないくらいたくさんストックしておきます。

 

「ああ、いつのまにかダウンタウンまで来ちゃった。そういえばダウンタウンにはあの店があったな」といった具合です。ここまでやっておくと、食事でハズレを引く心配はなくなるんですよね。

 

10年20年前に行ったきりで、久しぶりのハワイだという人にとっては、今のハワイは別世界のように、美味しいものがあふれてます。しっかり準備して、美味しいハワイ、楽しんでください。

 

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*1:OpenTableを日本国内でも使いたい場合は、改めて国内版のサイトに登録します。国内と海外でIDが別管理になっているので、それぞれ別個にログインする必要があるんです。