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ハワイ旅行記6 ハワイ土産の新定番 Hawaiian Sign Galleryで手作りサインボードをオーダー

最終更新日:2017年9月7日

夜明けのダイヤモンドヘッド

 

2016年夏のハワイ旅行記、ようやく2日目の朝を迎えました。この日は少しだけ天気が回復しましたが、まだまだ雲が多い感じ。ハリケーンが近付いてきている影響なんでしょうか。湿度も高めです。

 

2日目はノースショアに行きました。

 

手作りサインボードのHawaiian Sign Galleryへ

2013年に作ったHawaiian Sign Galleryのサインボード

 

ハワイ土産の新定番、ハンドメイドのサインボード屋さん『Hawaiian Sign Gallery』にまずは寄ります。2012年、2013年と来て、今回が3年ぶり3回目です。

 

写真は2013年に私が作ってもらったkowagariの看板。かわいくないですか?ハワイ旅行の思い出を残すものとして、これほど素晴らしいものは他にないと思います。 今回は友人のお子様へのプレゼントとして購入します。

 

そうそう、2016SFC同期修行僧である、Samanthaさんも私の旅程を参考に行ってくれていました。

 

 

Samanthaさんもおっしゃっていますが、日系3世のオーナー兼職人であるハリス・オクダさん(日本語はほんのわずかしか話せません)の人柄が本当素敵で、癒やされるんですよねー。寡黙でシャイで、でもホスピタリティにあふれていて、こちらの拙い英語も笑顔で辛抱強く聞いてくれるっていう。好意を伝えたくて、以前作ってもらった、先ほどの写真をハリスさんに見せました。

 

「覚えてますよ。kowagari、すごく変わった名前だったから」「kowagariっていうのは、本名じゃなくSNSのIDなんです。日本語で“fear”? “timid person”? みたいな意味です」「ハハッ(!?)」みたいな意味不明なやり取りをしつつ、オーダー内容を決めていきます。

 

ハワイアンサインギャラリー店内

 

店内はハリスさんの手作りサインボードが所狭しと並べられています。右上には『モヤモヤさまぁ~ず2』の看板もありますね。2013年の放送直後はとんでもない人数のお客さんが来たに違いありません。

 

工房の中は何か老舗のような雰囲気が漂いますが、実はサインボード屋さんとしての歴史は10年ほど。だからこその「ハワイ土産の新定番」なんです。年々知る人が増えていて、日本人観光客から絶大な支持を得ています。もちろんハワイのお店にも、ハリスさんの看板を使っているところがたくさんあります。

 

後日行ったハワイアン焼酎カンパニーのオーナー平田ご夫妻が「新しく、店の看板を作り替えたいんだよね」とおっしゃっていたので、強力に推薦しておきました。お二人はご存知なかったんですよね。

 

ハワイアンサインギャラリー店内奥

 

オーダーの基本は店内にある作例を元に、どんな文字を入れるのか、どんなフォントを使うのかを決めるだけですが、もちろんもっとオリジナルな看板にしてもらうこともできます。たとえば写真を見せて「このイメージで」とか、自分でイラストを持ち込むとか、柔軟に対応してくれます。

 

今回は友人のお子様用なので、「この部分をサーファーのデザインに変えて名前はこれで」と単純なオーダーで済ませます(笑)。

 

友人へのお土産に買ったサインボード

 

4日後に出来上がったのがこれ。

 

完成品は後日工房まで取りに行ってもいいですし、ワイキキ界隈のホテルに宿泊しているなら、ホテル名を告げれば帰国前日あたりの夜に、ホテルロビーまでハリスさん本人が届けに来てくれたりもします。クレジットカードは不可。現金のみです。前払いじゃないんですよ。そこもすごいですよね。信頼で成り立っている商売です。

 

手作りですから、どんなに早くても作製に2~3日はかかります。ハワイに着いた初日か翌日あたりにオーダーに来て、帰国前に受け渡しという流れですね。 いっぺんにたくさん作るのは無理ですから、ハワイに来るたびにひとつずつ作ってもらっていくのがいいと思います。「またハワイに来よう」っていうモチベーションにもなりますし。

 

価格は小さいものなら$30台から。ごく平均的な大きさのもので$60~$90くらいです。手間がかかる細かいモチーフのものほど高価になります。

 

ハワイアンサインギャラリーの場所と営業時間

ワイキキからハワイアンサインギャラリーへのルート

 

ワイキキからH1、H2を乗り継いでノースショアに向かい、終点のひとつ手前のExitを出ると、ワヒアワの街となります。ワヒアワは元々日系人が多く住んでいた場所なんですよね。そのままカメハメハ・ハイウェイを北上し、カリフォルニア・アヴェニューを右折してすぐ左手にハワイアンサインギャラリーが見つかります。スマホのGoogle Mapで楽勝です。

 

ハワイアンサインギャラリーの工房は、日本にも出店して一時話題となった、ローストチキンの名店『Maui Mike's』(マウイマイクス)のすぐそばです。ワイキキから行くと、Maui Mike'sの1ブロック先になります。

 

ハワイアンサインギャラリー外観

ハワイアンサインギャラリー入り口

 

工房の入り口はこんな感じ。いつ行っても「CLOSED」のシールが貼ってありますが、大丈夫、開いてますよ(笑)。

 

営業時間は朝10時~18時までですが、そこらへん割とアバウトなので、ハリスさんが来ていれば、もう少し早く着いても入れてもらえます。基本、日曜定休なんですが、最近は忙しくてほとんど休みなく工房に出ているみたい。でも日曜日くらいは遠慮しておきたいところですね。

 

店の前には4台ほど駐められる駐車場もあります。基本、お一人でやられているので、お昼時には不在だったり、ごくごく稀に不定期休があるかもしれません。

 

  • 518 California Ave, Wahiawa, HI 96786
  • +1 808-621-0136
  • Google Maps

 

ハリスさんの温かい人柄が伝わってくる、世界でひとつだけの手作りオリジナルサインボード、ハワイ土産に是非。

 

次回は「ノースショア、いや、ハワイに行ったらこれだけは絶対に外せない!」という究極のプレートランチを食べに行きます。

 

 

重要な追記

2016年12月16日、ハワイアンサインギャラリーの店主ハリス・オクダさんがお亡くなりになりました……。あの笑顔にもう会えないと思うと、残念でなりません。ご冥福をお祈り致します。

 

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