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ハピタスが陸マイラーサイトから評判が良い理由の真実

最終更新日:2017年12月7日

 

いろんな陸マイラーブログを見てANAマイルの貯め方を勉強していると、気付くことがあります。右を見ても左を見ても、必ず全てのサイトが『ハピタス』をおすすめしているんですよね。ハピタスほど評判の良いポイントサイトは他にありません。

 

もちろん当ブログでもおすすめしています。ポイントサイトは他にもたくさんあるのに、どうして陸マイラーサイトでは、100%の確率でハピタスを一番におすすめしているんでしょうか? なぜこれほどまでに評判が良いのでしょうか?

 

今回は、あまりおおっぴらには語られていない、ハピタスの友達紹介制度「ハピ友」に関して解説します。

 

 

ハピ友はANA陸マイラーのためにあるような友達紹介制度

ハピタスはショッピング関連の広告案件に強く、他のポイントサイトと比較しても、平均して還元率が高くなっています。何か買い物をするとき、たいていのものはハピタスを経由することで最もお得になるので、紹介する側としても、自信をもって、安心して紹介できます。

 

ただ、それだけでは、全ての陸マイラーサイトがハピタスを推奨する理由にはなりませんよね。推奨するにはそれなりの理由があるに決まってます。その最大の理由が「ハピ友」という友達紹介制度の存在です。他のほとんどのポイントサイトにも友達紹介制度はありますが、ハピ友は他とは決定的に違うところがあるのです。

 

ハピ友の基礎知識

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メールやブログ、SNSでクチコミしよう! あなたのクチコミから登録してくれたら「ハピ友」が増えて特典がもらえるよ!

 

ハピタスユーザーには一人一人固有のIDがあり、メールやブログ、SNSでクチコミを書く際、この固有IDを含んだリンクを張ります。たとえばあなたが、AさんにLINEでハピタス登録リンクを送るとしましょう。そこを経由してAさんがハピタスに登録すると、以降、永続的にハピ友ということになります。どちらかという「友達」というより、「親と子」という関係に近いです。もちろんあなたが親で、Aさんが子ですね。

 

本当の友達である必要はありませんし、ハピ友になったからといって、何か交流があるわけでもありません。見ず知らずの人を紹介しても大丈夫です。ブログ経由で広く紹介するのが一般的です。

 

ハピ友(子)がハピタスでポイントを貯めると、その10%~40%が、ハピタスからあなた(親)にプレゼントされます。

 

勘違いしてはいけないのは、子の貯めたポイントが減らされて、親に付与されるわけではないということです。子の貯めたポイントはそのまま子のモノになり、それとは別個に、あなたにも10%~40%が付与されるのです。この認識を間違うと、まるでネズミ講やマルチ商法であるかのような、胡散臭いものになってしまいます。

 

ちなみにネズミ講というのは単純に孫から子に、子から親にお金を集めていく会員制集金組織であり、完全に違法行為です。金銭が直接的に上部に吸い取られていき、子や孫が増えるほど一番上の親が儲かるシステムですね。子や孫は儲かるどころか、お金が出て行くばかりで大損したりもします。

 

これに対してマルチ商法というのは直接的に集金するのではなく、商品販売を通して上部が儲かる仕組みです。子や孫は「商品の仕入れ」をする必要があるため、必ず金銭的負担があり、自分の下部に子や孫を増やしていかないと負担だけが残ります。これは厳密には違法行為とはならないんですが、子や孫を増やす際に強引な手口が必要になってくるため、友人を失うという最悪の結果を招くことになることは、あなたもよくご存知だと思います。現在もいろんなマルチ商法が横行していますよね。

 

話が脱線しましたが、ポイントサイトの紹介制度は、子の負担が全くありません。子や孫は1円も損することなく、得だけを享受することが可能なのです。負担を背負うのは、あくまでもポイントサイト本体です。これは非常に重要なことなので覚えておいてくださいね。

 

ハピ友が増えると付与率があがる

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ハピ友が増えていくと、人数に応じて親へのポイント付与パーセンテージが上がっていきます。最大で40%がもらえます。

 

あなたのハピ友が、Aさんたった1人というケースで考えてみましょう。Aさんが11月に、クレジットカード発行案件で1万ポイントもらったとします。ハピ友1人の場合、ステージ1なので、親のあなたがもらえるのは1万の10%、つまり1,000ポイントですね。これが12月5日に付与されます。

 

くどいようですが、Aさんのポイントが減らされることはありません。Aさんはそのまま1万ポイントもらえます。そしてあなたも1,000ポイントもらえます。つまりハピタス側は、Aさんとあなたに合計11,000ポイントを支払うということになります。

 

ハピ友が100人を超えると、付与率は40%にまではねあがります。もしも100人のうちの一人、Aさんが1万ポイントのカード発行案件をこなせば、あなたには4,000ポイントが入ってくるということです。ソラチカルートでマイルに交換すれば、3,600マイルにもなります。

 

他のポイントサイトとの最大の違い

基本的には他のポイントサイトも、全てこのような友達紹介制度となっています。それどころか、モッピーやポイントタウンといったところでは、「人数に応じて」ではなく付与率が最初の1人目から一律50%という超高レートだったりします。さらに、友達(子)が一人登録してくれるたびに、子が案件をこなさなくてもそれだけで350円~500円相当のポイントがもらえます。

 

ハピタスは最大でも付与率40%。一人登録してくれるたびに100円相当のポイントしかもらえません。では一体なぜ、これだけハピタスがおすすめされるのか? なぜ陸マイラーサイトでの評判が最も良いのか?

 

それは、ハピタスには「友達報酬の対象外案件がない」からですこれがハピタスの評判を支えている最大のポイントです。

 

先ほど、Aさんがクレジット発行案件で1万ポイントを獲得したケースを検証しました。ハピ友が100人を超えていれば、その40%が親に付与されますが、モッピーやポイントタウンといった友達報酬の付与率が50%という高レートのところでは、クレジットカード発行のような高額案件は報酬の対象外となっていたり、対象ではあるものの極端に付与率が低くしてあったりするのです。

 

ポイントサイトでのクレジットカード発行案件は、陸マイラーにとって、最も安全安心で最も優先度の高い狩り場です。この案件が報酬対象外だったり付与率が低かったりでは話になりません。これではいくら子が大量ポイントを稼いでくれていても、親には全然ポイントが入ってきませんよね。

 

こう言い換えることができるでしょう。ハピタスでは、紹介人数がたとえ少なくても、ハピ友がアクティブに、大量ポイントの案件をこなしてくれると、他のポイントサイトよりずっと多くのポイントが親にもたらされると。

 

もしも陸マイラーであるあなたが、これからポイントサイトの友達紹介制度を使ってマイルを貯めていこうと思っているなら、選択肢はハピタス以外にありません。他のポイントサイトの紹介制度を考慮する必要性はゼロと断言できます。ただし、友達紹介でたくさんの人数を確保することは、ハピタスに限らず、どのポイントサイトであろうとも至難の業です。一朝一夕でどうにかなるものではありません。

 

 

紹介人数の目安

良いことずくめのように思えるハピ友ですが、弱点もあります。

 

ハピタスの交換上限は毎月3万ポイントまで。ハピ友が100人、200人、300人と増えていくと、毎月親にもたらされるポイントは10万や20万を超えることもあり、そうなると交換上限に阻まれ、ポイントが貯まる一方で使うことができなくなってくるのです。唯一、ハピタス堂書店という「書籍、CD、DVD」が買えるショップでは、制限なくハピタスポイントを使って買い物ができます。DVDは定価販売なのでお得感は全くありませんが。

 

しかし、これから紹介制度を使っていこうと思い立った人にとっては、先に心配するようなことではありませんよね。まずは毎月コンスタントに、ハピ友ポイントが交換上限の3万ポイントに到達することの方がずっと大事です。ハピ友がどれだけアクティブにハピタスを利用してくれるかによって全然違いますが、少なく見積もっても最低50人はハピ友がいないと、毎月3万ポイントが入ってくるようにはなりません。アクティブ率がとても低いと、300人くらい必要かもしれません。

 

「紹介人数50人はハードルが高い!」と思われるでしょうか? しかし友達報酬対象外案件が多い他のポイントサイトでは、50人で3万ポイント到達はまず無理です。絶対的にはハードルは高いですが、相対的には他サイトよりハードルは低いのです。

 

ハピタスは自分が利用しても還元率が高く、友達紹介制度の利用でもメリット絶大と言えます

 

2017年3月追記

2017年3月7日から、ハピタスの交換上限が事実上緩和され、弱点が克服されました。新しいルールは以下のようになっています。

 

  • VISAプリペイドカード『ポレット』への交換が1ヶ月30万円まで
  • 他のポイントや銀行振込等の交換が1ヶ月3万円まで

 

これにより、1ヶ月の交換上限は合わせて33万円までとなりました。相変わらず他のポイントへは3万円までですが、VISAプリペイドに30万円チャージできるので、ハピタスポイントが貯まって貯まってしょうがないという人は、効率良く消化できるようになりました。

 

ポレットに関する詳しい情報は以下を参照してください。

 

 

ハピタスの交換上限3万はちょうどいい 

「ハピタスポイントの他ポイントへの交換上限は毎月3万ポイントまで」ですが、これが果たして本当にデメリットなのかどうかはもう少し慎重に考える必要があります。

 

ソラチカルート

 

陸マイラー必須のクレジットカード「ソラチカ」を思い出してください。メトロポイントは毎月2万ポイントまでしかANAマイルに交換できませんよね。2万ポイントは0.9倍で18,000マイルになります。これを12ヶ月続けると、年間で216,000マイルとなります。

 

 

ポイントサイトで稼いだポイントを、最も効率よく無駄なくANAマイルにできるのは、年間216,000マイルまでなのです。それ以上はTポイントルートなど、0.5倍という非効率なレートでしかANAマイルにできません。

 

であるならば、ポイントサイトで稼ぐべきポイントは毎月2万まででいいという考え方もできます。上限3万は必要にして充分と言えるでしょう。残りの1万はマイルにしてもよし、現金化してもよし。つまり陸マイラーにとって、ハピタスの交換上限は「ちょうどいい」のです。

 

ハピタスの健全な財務体質に寄与している可能性

陸マイラーに限らず、お小遣い稼ぎを目的にしている人にとってもかつて人気が高かったポイントサイトに「げん玉」があります。げん玉最大の特徴は「3ティア報酬」。

 

ハピタスの場合、ハピ友は親に対する子のような関係だと言いました。これは2ティア報酬といいます。それに対して、げん玉では子のさらに下の孫が稼いだポイントも、レートは下がるものの親の報酬対象となります。これが3ティア報酬です。

 

どう考えても3ティア報酬の方が2ティア報酬より魅力的ですよね? 子だけじゃく孫の分までも報酬になるんですから。当然ながら人気となり、ものすごい勢いで会員数が増えました。しかし、2013年頃、3ティア報酬の対象外となる案件が非常に増えたのです。当たり前です。友達報酬は、友達のポイントから抜き取られてあなたに付与されるわけではなく、ポイントサイト側から付与されるという話を思い出してください。これを無限に続けていたら、げん玉の財務が悪化するに決まっています。

 

このように、成長過程にあるポイントサイトは、魅力的な友達報酬制度を梃子にして、会員数の増大に重きを置くんですが、充分な数の会員を獲得すると、今度は友達報酬制度を絞ってくる傾向にあります。

 

会員数が充分確保できたポイントサイトは、報酬対象外案件を増やしたり、新規会員の2ティア報酬対象期間を1年間に区切るなどの施策を打つことがあります。そうなると、魅力は半減です。

 

これに対してハピタスは、元々交換上限毎月3万ポイントまでという安全弁を設けているので、絞る必要すらないんです。友達報酬によって財務が悪化するということはありえないでしょう。今後も相当長期間にわたって、健全に会員数を増やしていくことができます。

 

少なくとも陸マイラーにとっては、友達報酬に力を入れすぎて経営が傾くより、長期にわたって安定して2~3万ポイントが入ってくる方がありがたいのは確かです。

 

そういう意味で、ハピタスの交換上限3万は、ハピタスにとってもユーザーにとっても実はメリットなのかもしれません。

 

年間20~30万マイルに友達紹介は必須ではない

ここまで記事をお読みになったあなたは、もしかしたらこう思っているかもしれません。

 

「なるほど。結局マイルを貯めるにはブログで友達紹介するしかないのか。やはりうまい話はないものだな。普通の人が20万や30万といった大量のマイルを貯めるなんて無理だ」と。

 

これは大きな誤解です。もしもあなたが、ブログは書かない、友達紹介もしないという人であっても、年間20万マイル、30万マイルを貯めることは充分に可能です。友達紹介は必要ありません。しかし、年間100万マイルを貯めることは不可能です。年間100万マイルをどうしても貯めたいなら、友達紹介は必須となります。

 

ブログをやっていない、友達紹介を一切やっていない陸マイラーに、だいすけさんという方がいらっしゃいます。だいすけさんのtweetをご覧ください。

 

 

だいすけさんはブログも友達紹介もやらずにソラチカルートを回し、年間216,000マイルの獲得を丸3年以上も維持できているのです。

 

私はこのブログでずっと「誰にでも年間30万マイル貯められる」と言い続けています。この言葉に嘘偽りはありません。友達紹介はなくても、これだけ貯められるのです。私自身も、2008年から陸マイラーとなり、このブログを開設した2015年までの7年間、友達紹介は一切やっていませんでしたが、年間20万マイル以上貯められていました。初年度と2年目には30万マイル以上を貯められていました。

 

2015年5月からはブログを書き始め、友達紹介も始めたため、Tポイントルートやファミリーマイルを駆使して、年間100万マイル以上を貯めることができるようになりました(年間200万マイルを超えた事もあります)。しかしもちろん、こんな桁違いの大量マイルを貯めることは、誰にでもできることではありません。ブログで多くのアクセスを集め、友達紹介の人数を増やすことは決して容易なことではありません。

 

ですから私は「年間100万マイル貯める方法」という言葉は、このブログに一度も書いていません。そんなことを書いても、多くの人にとっては、実現不可能だからです。しかし「年間20〜30万マイル貯める方法」は、誰にでも実現可能なのです。

 

この記事をお読みになったあなたが、「結局友達紹介しなければマイルは貯まらない」と誤解しないでいただけることを切に願っています。

 

まとめ

陸マイラーから最も評判が良いポイントサイト『ハピタス』の「ハピ友」は、ソラチカを駆使するANAマイラーにとって、正にぴったりの友達紹介制度です。あなたが友達紹介を利用してANAマイルを貯めるつもりなら、ハピタス以外の選択肢はとりあえず考える必要はありません。

 

ハピ友ポイントが毎月コンスタントに3万ポイントを超えるようになったら、そこで初めて、別のポイントサイトの友達紹介制度を利用するようにしましょう。その場合は、マイルを貯めるという目的から離れ「お小遣い稼ぎ」という感じになってきます。

 

ポイントサイトの友達紹介は、ネズミ講やマルチとは違い、子に負担が全くありません。負担するのはポイントサイト側です。魅力的すぎる友達紹介制度は、会員数増大に寄与すると同時に、ポイントサイト自身の首を絞めることにもなる諸刃の剣。この点でも、ハピタスには大きなアドバンテージがあると言えるでしょう。

 

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