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ANA DIA修行搭乗記3 成田の沖止めが楽しい

成田-千歳で見た夕焼け

 

1日4区間搭乗の第3レグ目はNH2155便「成田-新千歳」です。17:55発なので、きれいな夕焼けが見られるだろうなと楽しみにしていました。飛行機の座席は通路側が好きという人も多いですが、私は断然窓側です。精神的に完全に小さい子供といっしょです。

 

今回は第4レグ目、NH82便「新千歳-羽田」もまとめて、後半は駆け足でお届けします。

 

またしても沖止めでテンションMAX

成田空港第1ターミナル、南ウィング国内線の搭乗口はアルファベット表記なんですが、このうち、Hだけは国際線とボーディングブリッジを共用しているそうです。他は全てバス移動で沖止めの飛行機に向かうことになります。成田のANA国内線は、基本沖止めと思っておいていいみたいですね。全然知りませんでした。

 

成田空港第1ターミナル国内線搭乗口

 

それにしてもこの搭乗口、通過後は普通に自動ドアが開いて外に出て、バスまで歩いていくので、近所のスーパーのレジを通ったくらいの感覚です(笑)。ボーディングブリッジに慣れすぎているので新鮮ですね。

 

エプロンを走るバスの車内

 

飛行機に向かうバスに乗ったところ。完ッ全に、立石あたりのモツ焼き屋に向かう気分です。これから飛行機に乗るという雰囲気が皆無ですよ。でも走り出すと、空港の中を走ってることに感動しました。「うわ~~~。ここ走っちゃっていいの~? 私たち、これからどうなっちゃうの~?」みたいなね。自分の車で空港エプロンを爆走とか絶対できないじゃないですか。

 

沖止めされているB737-800

 

はーん、幸せ。なるべく飛行機を間近に見ていたいので、乗り込むのも最後です。粘ります。同好の士がいて、お互い牽制しまくりです。あなた先乗りなさいよ的に。

 

B737-800に乗り込むと……

なるべく表には出しませんが、心の中では大はしゃぎ状態で機内に乗り込むと、恒例のプレミアムクラスのご挨拶がありました。ちなみにB737-800のプレミアムクラスはシート配列が2-2で、たったの8席しかありません。小さいのでCAさんの数も少ないですね。

 

プレミアムクラスが貸切!

 

このご挨拶で衝撃の事実が。

 

「プレミアムクラスをご利用いただき、ありがとうございます。ご一緒させていただきます、〇〇と申します。本日プレミアムクラスのご搭乗はお客様お一人だけですので、どうかごゆっくりおくつろぎくださいませ」

「ハハ……。なんか恥ずかしいですね(笑)」

 

がーん。貸切になってしまいました。というか、私一人のためだけに機内食とか用意されてあったということですよね……。なんというか、あの、申し訳ない。それと、プレミアムクラスの乗客が私しかいないものですから、必然的にCAさんからやたら話しかけられてしまうんですよね。

 

その後も「今日はご旅行ですか?」などと聞かれ、根が素直なものですから、「いえ、あの、しゅ、修行です……」とうっかり答えてしまいました。CAさんは意味がわからず、顔にはてなマークが浮かんでいます。「(しまった! ジャーゴン出しちゃった! え、えーと……)ああ、すいません。ダイヤモンド会員になりたくて、飛行機に乗りまくっているだけなんです。ハハ……」。

 

CAさん、にっこり微笑んで「そういうお客様結構いらっしゃいますよ」とあんまりフォローにならないフォローをいれてくれました(笑)。冷や汗ものです。

 

NH2155 NRT-CTS 17:55-19:45

窓にiPhoneを設置

 

これ、わかりますかね。B737は窓が少しスクウェアな感じなので、横向きのiPhoneがシェードでしっかりホールドできるんですよね。この状態でタイムラプス動画を撮ります。

 


離陸する飛行機がたくさんありすぎて、渋滞していました。ずらっと並んでいるのがわかりますよね。空いていればあっという間に離陸なんでしょうが、15分くらいは誘導路で待たされた感じがします。

 

こういう遅れはどうやって解消しているんだろうと、後日知り合いのマニアに聞いてみたんですが、これは速度そのものを上げるのではなく、管制とのやりとりで高度や航路を調整して、時間を短縮させるんだそうです。たとえば羽田−沖縄などは、本気になれば40〜50分くらいの時間短縮が可能だそうです。定時運航率が高いのも、あれは出発ではなく到着の時刻で計算するからなんですね。勉強になりました。

 

成田-千歳プレミアムクラスの機内食

 

機内食はこんな感じ。飲み物は、食事の内容を見てから決めるのがベストですよね。今回は洋風な感じだったので、スパークリングワイン『コンデ・デ・カラル・ブリュット』がぴったりでした。

 

降機するときに再びCAさんから「次はどちらへ行かれるんですか?」と聞かれました。「羽田です。82便です」「惜しい~。 私どもはそのひとつ前の便で羽田に戻るんです。ご一緒できなくて残念です」「ハハ。なるべく同じクルーの皆さんと乗り合わせないように便を選んでるんです。こっ恥ずかしいので」。

 

先ほど話に出したマニアの方は、JALのCAさんと機内で知り合いになり、プライベートで飲みに行くような仲だったりするんですが、「沖縄線でCAさんと話すには一番後方席がいいですよ。結構暇ですし、新人さんが担当してるので話しやすいです」など、やたらとCAさんと話すアドバイス、知り合いになるアドバイスをくれます。でも私、できればひっそりとしていたいというか、ほったらかしにしておいてほしいんですよね。本当恥ずかしいので(笑)。

 

新千歳空港に到着

折り返し便のNH82便の出発まではほとんど時間がありません。空港に着いて即座にANAラウンジに向かいました。

 

新千歳空港ANAラウンジ

 

お酒は控えて、お水だけ。たくさん飲みました。すなっくみっくすおつまみも一袋。あっという間に出発時間となりました。ラウンジにいるのが大好きなので、もうちょっと時間に余裕を持たせた方がよかったなと思いました。

 

NH82 CTS-HND 20:30-22:05

帰りの機材は乗り慣れたB777-200。今度はプレミアムクラスの席数も多く、8割程度が埋まっていますから、辱めは受けないで済みます。

 

千歳-羽田プレミアムクラスの機内食

 

本日4食目の機内食です。廃棄されるのも忍びないので、しっかり完食します。お酒はもちろん避けて、ペットボトルのお水を2本いただきました。何も言わないと、普通にプラスチックのカップで出されてしまうので、必ず「ペットボトルでください」と言うようにしています。カップが邪魔なんですよね。

 

1日4レグで9,070PPを獲得

羽田空港第2ターミナルのANA FESTA

 

22時過ぎに、羽田空港に到着しました。初めての1日4レグは、思っていたほど疲れることもなく「これならあと2レグは増やせるな……ゴクリ……」と思いました。ただ、翌日は体がバッキバキになっていて、「あ、やっぱ疲れてたんだ」となりましたが(笑)。

 

便名 ルート 時間 種別 運賃 マイル PP PP単価
NH0463 羽田-那覇 07:50-10:30 P旅28 25,990 2,398 2,860 9.08
NH2158 那覇-成田 11:55-14:35 P旅28 24,240 2,398 2,860 8.47
NH2155 成田-千歳 17:55-19:45 P旅28 16,340 1,242 1,675 9.75
NH0082 千歳-羽田 20:30-22:05 P株優 26,040 1,242 1,675 15.54
        92,610 7,280 9,070 10.21

 

羽田-那覇-成田-千歳-羽田という4レグは、最後の「千歳-羽田」の部分でプレミアムクラスを使うと、PP単価が高くついてしまいます。この部分だけ旅割を利用すれば、もっとPP単価を圧縮することは充分可能ですね。

 

全部プレミアムクラスだとしてもPP単価10.21円ですから、SKYコインを使った陸マイラー流の修行なら、それほど悪くないと思います。沖縄単純往復を1日で2回やるより、成田で沖止めを楽しめるのもいいですし。おすすめです。

 

67,377プレミアムポイントに到達

 

これにより、プレミアムポイントは67,377まできました。ダイヤモンドメンバーまでは、あと32,623PP。ハワイ旅行で10,376PPを一気に稼ぐ予定なので、修行で賄うのは、残り実質22,247PP。わー! 終わっちゃう! 終わっちゃいます! 

 

昨年までは「1日4レグなんて正気の沙汰じゃない」と思っていたのが嘘のようです。もっと飛びたい、もっと飛びたいとしか思えなくなっている自分がいます。いや~、修行って本当楽しいですね!

 

修行~ 修行~ 私は元気~♪ ヒコーキ大好き~ どんどん飛ぼう~♪(修行のテーマ

 

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