最終更新日:2017年12月1日
クレジットカード決済やフライトマイルだけで大量マイルを貯めることは不可能。これはもう陸マイラーなら常識ですよね。
下記記事に詳しく書いてありますが、ANAマイレージを貯めるにも、JALマイレージを貯めるにも、結局のところポイントサイトの利用は必須です。将来的にソラチカが改悪されたとしても、今ほど多くは貯められなくなるだけで、このセオリーは全く揺るぎません。
単なるお小遣い稼ぎではなく、「マイレージを貯める」という目的に特化した、ポイントサイト比較の第1回として、ポイント中継サイト3つをご紹介します。この3つは必須サイトとなっていますので、陸マイラーなら全て登録しておく必要があります。
ANAマイルから遡って考える
ANAマイレージに最も高い還元率で交換できるポイントは、メトロポイントです。ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカ)を保有している場合、0.9倍で交換することができます(ソラチカ以外のTo Meカードでは0.6倍にしかなりません)。メトロポイントは1ヶ月に最大20,000まで、ANAマイル18,000に交換することができます。年間にすると216,000マイルですね。
ここから遡って、次はメトロポイント(ソラチカ)に交換できるポイントを見ていきましょう。Gポイント、ドットマネー、PeXの3つです。
他にもメトロポイントに交換できるサイトはありますが、この3つは必須です。他のポイントサイトで貯めたポイントを、メトロポイントに交換するための中継サイトとして利用します。
基本的に中継サイトからメトロポイントへの交換率はどれも1倍です。価値が減じることはありません。
必須中継サイトそれぞれの特徴
Gポイント、ドットマネー、PeXそれぞれの特徴を覚えておきましょう。知らないと、思わぬ損をすることもあります。表中の交換単位等は、メトロポイントへの交換だけを対象としています。現金化や、他のポイントへの交換の場合、表の数字とは違う場合もあるので注意してください。
表中の青字はメリット。赤字はデメリットです。
Gポイント | ドットマネー | PeX | |
---|---|---|---|
ポイント価値 | 1pt=1円 | 1pt=1円 | 10pt=1円 |
有効期限 | 無期限※1 | 6ヶ月後 | 無期限※2 |
交換単位 | 100pt | 1pt | 1,000pt |
最少交換額 | 100pt | 300pt | 1,000pt |
最大交換額 | ∞ | ∞ | 1,000,000pt |
交換手数料 | 5% ※3 | 無し | 無し |
案件 | 優 | 優 | 可 |
家族利用 | OK | 不明 | 端末1台でOK |
友達紹介 | 有り | 無し | 無し |
注意事項 | 保有上限30万 | 有効期限 | 10pt=1円 |
※1 最後に「他ポイントへ交換」「Gポイントを取得」「広告利用」のいずれかをしてから12ヶ月後にポイント失効。クリックポイント等なんでもいいのでポイント加算で防げる。
※2 最後のログインから12ヶ月間ログインがないとポイント失効。ログインさえすれば防げる。
※3 いったん5%の交換手数料が取られるが、交換申請の前月1日~交換申請月の4ヶ月後末日までに広告アクションによるポイント加算が完了していれば、取られた手数料はポイントバックされる。
Gポイントは実は単体でも稼げるポイントサイト
Gポイントは、交換手数料5%が難点です*1。ただ、この交換手数料は、「交換申請の前月1日~交換申請月の4ヶ月後末日までに広告アクションによるポイント加算が完了している」という条件を満たすことによって、後日ポイントバックしてもらうことができます。
交換するポイントが多ければ多くなるほど、手数料がかさみますから、毎月1回程度、なにがしかのショッピング案件等をこなして、無駄な交換手数料の徴収を回避するようにしてください。この部分だけ注意が必要です。手数料回避策の案件としては、私は楽天デリバリーをおすすめします。承認からポイント付与までのスピードが、楽天市場での買物より確実に早いです。
Gポイントには友達紹介制度があることも大きな特徴です。これに対して、後述するPeXとドットマネーに友達紹介制度はありません。Gポイントの友達紹介制度は2ティア、紹介人数と自分自身の広告利用により10%~40%、1人紹介毎に300pt(300円相当)、報酬対象外案件有りとなっており、ごくごく標準的な条件です。
また、Gポイントには外食案件が存在します。「商品モニターでポイントを貯める」というコーナーの「Gポイントまるとく調査員」というものがそれです。
これは、ちょびリッチでご紹介したものと同じシステムを使っているので、そちらで経験がある人なら、Gポイントでも同様に稼ぐことができます。還元率等の条件も、ちょびリッチと全く同一です。
ちょびリッチの外食案件の詳細については以下の記事を参照してください。
Gポイントに交換できるポイントサイトというものは、実はそれほど多くありません。直接メトロに交換できるので、中継サイトとしてより、貯めるためのポイントサイトとして利用してみてください。
Gポイントへの登録は以下のバナーからどうぞ。
ドットマネーはポイント有効期限にだけ注意
ドットマネーはクレジットカード発行案件などで、高還元のものが出ることがあるので、Gポイント同様、純粋にポイントを貯めるサイトとしての利用もできるのが特徴です。
中継サイトとしても、全ての交換先に対して交換手数料が一切かからないので非常に優秀です。銀行振込による現金化にすら、一切手数料はかかりません。他ポイントへの交換で手数料無料というポイントサイトは多いですが、銀行振込まで無料というのは少ないですから、これは大きなアドバンテージです。
また、特定ポイントサイトからの交換で数パーセントの増量キャンペーンを頻繁に行なっているため、手数料を取られるどころか、逆にポイントが増えてしまうというすごいことになっています。
唯一の弱点は、ポイントに、比較的短い有効期限があることです。
ほとんどのポイントサイトではポイント有効期限が実質無期限となっています。最後にポイントを獲得してから、〇ヶ月以内に新たなポイント獲得があれば無期限であったり、単にサイトにログインすれば無期限になるなどの方式ですね。しかしドットマネーには厳然たる有効期限が設けられています。
他のポイントサイトからドットマネーに交換した場合、6ヶ月後の月末に必ずポイントが失効してしまうため、その前にメトロポイントに交換しておくことが大切です。陸マイラーなら毎月の交換は習慣になっているでしょうから、それほど心配することではありませんが。
経営母体が大手のAmeba(サイバーエージェント)ということもあり、販促費のかかるキャンペーンも豊富です。2017年6月には、ちょびリッチからドットマネーへの交換で、なんと10%も増量されるというキャンペーンが行なわれました。
ちょびリッチ10,000円相当のポイントが、ドットマネーに交換するだけで11,000円になったのです。
最も注目すべき中継サイトですから、必ず登録は済ませておいてください。
ドットマネーへの登録は以下のリンクからどうぞ。
PeXはあくまでも他サイトからの中継に徹すべき
ドットマネーが登場するまで、中継サイトといえばPeXでした。定番中の定番です。PeXはポイント価値が10pt=1円ということに注意してください。
2017年10月1日より、メトロポイントへの交換手数料が無料となりました。それ以前は交換ごとに50円の手数料がかかっていたため、どうしてもドットマネーの方を使わざるを得ませんでしたが、この弱点は克服されています。
ポイント有効期限はないも同然なので、気にしなくて大丈夫です。1年に1回ログインするだけで有効期限は無期限となります。
PeX自体にもいろいろなポイント案件はありますが、おしなべて還元率・還元額が低めなので、このサイトでポイントを稼ごうと考えるのはやめておいた方が賢明です。あくまでも中継サイトとして使うべきです。
ドットマネーに交換できるポイントサイトのほとんどが、PeXにも交換することができます。ドットマネーに何らかのトラブルがあった場合、ソラチカルートの保険として利用できます。また、ポイントタウンはドットマネーに交換できないので、PeXが必須となります。
PeXへの登録は以下のリンクからどうぞ。
まとめ
貯めたポイントをソラチカのメトロポイントに交換するため、中継サイトへの登録というものが必要になってきます。現在おすすめなのは3つ。Gポイント、ドットマネー、PeXです。いずれも陸マイラーをやる上で、必ず登録しておかなくてはならない中継サイトです。
次の記事では、この中継サイトに交換するための、「実際に大量マイルを稼ぐためのポイントサイト」を比較・解説します。下記記事も併せて読んでみてください。
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*1:2016年4月の改悪により、Gポイントは交換手数料と交換単位が大幅アップしてしまいました。詳しくは『【改悪】Gポイント→メトロの交換に5%の手数料がかかり、交換単位も大幅アップ』を参照してください